キフィン氏がアラバマ大時代を回想

アラバマ大オフェンシブコーディネーターでフロリダアトランティック大の新監督に就任したレーン・キフィン(Lane Kiffin)監督。彼がアラバマ大のナショナルチャンピオンシップゲーム1週間前にチームを突如として去ってからすでに3ヶ月が経ちましたが、未だに当時に一連のいざこざが話題にあがることがあります。みんなが一番知りたがっているのは彼と彼の元上司であるニック・セイバン(Nick Saban)監督との関係性であったり、本当にアラバマ大での時間をエンジョイできていたのか、ということだったりします。そして先月スポーツ専門局ESPNの番組に出演たキフィン監督は当時のことを回想する場面がありました。

アラバマ大での時間の価値は・・・

この番組のインタビューの中で彼はアラバマ大のOC時代のほうが現在の監督職よりもサラリーが良かった事を明らかにしましたが、それでも新天地へ行くと決めたことにはなんら後悔の念はないと話していました。自分が組閣したスタッフと働く事が出来るのは楽しい事だと。するとキフィン氏はこんな質問を投げかけられました。

ESPN
「試合に勝つこと以外でアラバマ大での生活は楽しかったですか?」
キフィン監督
「楽しかったこともあったしそうでなかったこともありました。まずアラバマ大には私の家族はついてこなかったのですが、これは今までで初めてのことでした。私の妻そして子供達が傍にいなかったのはフットボール以外の面で楽しくはなかったですね。彼らが遠く離れた西海岸にいたというのは大きかったです。もし彼等がタスカルーサに一緒に居たならば私の生活も変わっていたことでしょう。それがなかった私には毎日フットボールの事だけでしたから。でもセイバン監督の下で沢山の事を学び多くの勝利を挙げられたことはよかったです。私がいた間アラバマ大は40勝3敗という成績を残したのですから。」
ESPN
「でも(アラバマ大での生活は)あなたを疲労させたんじゃないですか?」
キフィン監督
「「私にそんな質問をしないでくださいよ。もうすでに一度その様な質問に素直に答えてトラブルになっているんですから。『犬の人生と同じような時間だった』って言ってね(笑)。だからもう2度と同じ過ちは繰り返しませんよ。あの時は面白いかなと思って言ったんですが・・・」

実はキフィン氏はフロリダアトランティック大での監督就任が決まっていた12月にアラバマ大での3年間を振り返って「何も楽しいことはなかった」と話していました。セイバン監督のチーム管理は厳しいことで知られていますが、それは選手だけでなくスタッフにも及んでいました。キフィン氏はそのセイバン監督のスタイルに耐えかねてアラバマ大を出ていくのではないかとも言われていましたが、当時彼はシーズンが終了するまでアラバマ大にOCとして残留すると明言しておりましたので、まだチームに残っているというのにセイバン監督のやり方を暗に批判するような言い草は物議を醸していました。

やっぱり私生活は大事

ただ家族の問題は確かにキフィン氏の私生活に大きな影響を与えたことは確かです。というのも彼はアラバマ大在任中に奥様のレイラさんと離婚してしまっていたからです。

ところでフロリダアトランティック大はフロリダ州マイアミにほど近いボカレートン(Boca Raton)という街にありますが、この開放感あふれるボカレートンですでにキフィン氏がナイトライフを楽しんでいる様子が2月に流出していました。

アラバマ州の何もないタスカルーサという小さな町でセイバン監督のような上司の下で働いていたキフィン氏にとって、フロリダアトランティック大でのチャンスはフットボールコーチとしての経験だけでなく、彼の私生活においても必要だったことなのかもしれません。独身になったのですから何をしても咎められることはないですものね。日本で流行りの「ゲスなんちゃら」ということにはならないでしょうから(笑)。