「たまたま居合わせた時と場所が悪かった」ということはたまにありますが、ミシガン州立大のジャーメイン・エドモンドソン(Jermaine Edmondson)はまさにそれを体現してくれた選手だと思います。
ミシガン州立大DBジャーメイン・エドモンドソン
エドモンドソンは先日地元である人物とバーで喧嘩沙汰になったのですが、その相手が悪かった。その相手とはなんとNBAゴールデンステートウォーリアーズのスター選手、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)氏だったというのです。
グリーン氏は元ミシガン州立大男子バスケ部の選手でシーズン後に母校に寄っていたのでしょう。もともとお互いが顔見知りだったかどうかは分かりませんが、言い合いの結果グリーン氏がエドモンドソンにパンチをお見舞いしたそうです。結果グリーン氏は暴行容疑で逮捕されてしまいました。
ミシガン州立大時代のドレイモンド・グリーン
その一週間後になりますが、このエドモンドソンがミシガン州立大を去ることになったと発表されました。このタイミングで?という感じですが・・・。
ヘッドコーチ、マーク・ダントニオ(Mark Dantonio)監督は以下の声明を出しました。
「春季トレーニング並びにその後に渡って私とジャーメイン・エドモンドソンは話し合いを続けてきましたが、ジャーメインはチームでより重要な役割を担いたいということが分かってきました。そして夏にいろいろ検討した結果、彼にとってミシガン州立大ではなく他のチームで彼の選手生命を終える事がベストだという結論に至りました。よって私は彼に無条件で転校する事を許すことにしました。」
無条件で転校を許可されたと言う事でエドモンドソンは転校先さえ決まればあともう1年プレーする事が可能になりました。
文面によれば彼の将来については以前から話されていたと言う事ですが、実際どうだったかなんて誰にも知る吉もありません。とくにグリーン氏とのいざこざがあった1週間でチームを去ることになったと言うタイミングが何ともきな臭いですが・・・。
どのようないきさつでグリーン氏と喧嘩沙汰になったのかはわかりませんが、もしエドモンドソンがその時バーに繰り出していなければ、また別の結末になっていたのかもしれません。