開催日:1月2日
開催地:メルセデスベンツスーパードーム
(ルイジアナ州ニューオーリンズ)
アーバン大 | オクラホマ大 | |
8勝4敗 | 戦績 | 10勝2敗 |
32.2 | 平均得点 | 44.6 |
15.5 | 平均失点 | 29.6 |
170.8 | 平均パスYD(攻) | 319.8 |
278.5 | 平均ランYD(攻) | 237.5 |
223.6 | 平均パスYD(守) | 279.0 |
124.8 | 平均ランYD(守) | 160.8 |
S・ホワイト 1644YD/9TD/3INT |
QB | B・メイフィールド 3669YD/3TD/8INT |
K・ペットウェイ 1123YD/7TD |
RB | J・ミクソン 1183YD/14TD |
T・スティーブンズ 466YD/3TD |
WR | D・ウエストブルック 1465YD/16TD |
試合展望
二つの古豪チーム、オクラホマ大とアーバン大との試合が実現した今年のシュガーボウル。しかし意外な事にこの両チームはこれまでたった一度しか対戦した事が無く(1972年)今回のマッチアップで2度目の顔合わせとなります。ちなみに前回の対戦もシュガーボウルで当時は40対22でアーバン大が勝利を収めました。
オクラホマ大は前半に2敗を浴び久しぶりにトップ25ランキングから姿を消したこともありましたが、その後立て直しシーズン最終戦のオクラホマ州立大との直接対決を制してBig 12カンファレンスのタイトルを連覇しました。
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オクラホマ大オフェンスは今季ハイズマントロフィーファイナリストを2人も輩出。QBベーカー・メイフィールド(Baker Mayfield)とWRデイド・ウエストブルック(Dede Westbrook)という強力な武器を備えています。またRBの双頭竜、サマージャ・ペリン(Samaje Perine)とジョー・ミクソン(Joe Mixon)のコンビも驚異的な力を発揮してきました。走投で駒が揃っているオクラホマ大オフェンスは強固なアーバン大ディフェンスにとっても気の抜けないものとなるでしょう。
今季9個のQBサックを記録しているDLオボ・オコロンコ(Obo Okoronkwo)、そしてLBジョーダン・イヴァンズ(Jordan Evans)を中心としたオクラホマ大ディフェンスはアーバン大のランオフェンスを封じ込めると予想され、そうなればアーバン大がパスに頼らざるを得なくなります。パスディフェンスにおいてもDBアーマッド・トーマス(Ahmad Thomas)とスティーブン・パーカー(Steven Parker)がアーバン大レシーバー陣を待ち受けます。
一方のアーバン大はシーズンを1勝2敗でスタートし嫌な雰囲気が漂いながらシーズンが始まりましたが、4試合目にルイジアナ州立大に競り勝ってから6連勝を飾りました。ただ後半けが人が続出し、そのせいか最終3試合のうち2試合(ジョージア大、アラバマ大)を落としてしまいました。
そのけが人の中の一人がQBショーン・ホワイト(Sean White)です。怪我で最終2試合の欠場を余儀なくされたホワイトですが、1ヶ月の間に怪我も癒されている事でしょうから、そうなればアーバン大の攻撃力に大きなプラスとなるはずです。しかしオクラホマ大ディフェンスを攻略するのであれば、病み上がりのホワイトを最大限に生かす為にもランオフェンスをある程度成功させなければなりません。それを担うのがRBカム・ペットウェイ(Kam Pettway)とケリオン・ジョンソン(Kerryon Johnson)の2人です。またWR陣は若干経験不足は否めませんが、シーズンを通して溜め込んだ経験値と、1ヶ月間の準備期間中にすこしでも磨きがかかっている事を祈りたいです。
新ディフェンシブコーディネーター、ケヴィン・スティール(Kevin Steele)氏はアラバマ大、クレムソン大、ルイジアナ州立大でDCを務めて来たベテランコーチ。彼の指導のもとユニットは躍進。トータルディフェンスで全米21位まで成長してきました。その主軸となるのがDLカール・ローソン(Carl Rawson)です。シーズン終了後早期ドラフト入りが濃厚ということで、アーバン大での最後のキャリアとしてメイフィールドを地の底まで追いつめていくでしょう。
ファン層が厚いチーム同士の試合という事でスーパードームは超満員となる事が予想されます。そんなロイヤルファンたちを喜ばせることが出来るのはオクラホマ大かアーバン大か・・・。
AGS予想勝者
オクラホマ大