今季4勝8敗という非常に残念なシーズンを送ってしまったノートルダム大。名門校の宿命か、ヘッドコーチのブライアン・ケリー(Brian Kelly)監督の去就にすでに注目が集まっているようですが、大学側がこの負け越しの責任を取ってケリー氏を解雇するなんていう噂も立つ中、実はケリー監督本人がノートルダム大を出たがっている、という噂もあるようなのです。が、ケリー監督はこれの噂を一蹴。
「私が来季ノートルダム大にヘッドコーチとして残留しないかもしれないという噂がメディアで流れているようですが、私はこれまでもそしてこれからもノートルダム大を去る気は全くありませんし、当然来季もノートルダム大フットボールを指揮していくつもりです。」とケリー監督は声明を出しました。
噂の発端はニュースサイトのヤフー!ニュースがケリー監督が彼のエージェントにノートルダム大以外のチームでヘッドコーチのチャンスがあるかどうか調べるように頼んだ、という報道です。これまでもケリー監督の去就に注目が集まったことはありましたが、今回のことは多少一考の余地はあります。というのも先日NCAAはノートルダム大の2012年と2013年の勝ち星を剥奪するという制裁を食らったこと、そして今シーズンはケリー監督就任以来最悪のシーズンとなり、解雇される前に自分で新天地を探そうというには悪くないタイミングだからです。
今回ケリー監督はノートルダム大フットボール部での続投の意思を示し、大学側も今の所ケリー監督で来季も臨むことを明言しています。が、火のないところに煙は立たず・・・とも言いますからね。