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勇往邁進【2020年度第14週目レビュー】

勇往邁進【2020年度第14週目レビュー】

トップ25(11位~25位)

インディアナ大14、ウィスコンシン大6

スターQBマイケル・ペニックス(Michael Penix Jr.)を怪我で失ったインディアナ大でしたが、強固なディフェンスでウィスコンシン大から辛勝を奪い虎の子の1敗を守りました。

またユタ大からのQBでペニックスの代役を務めたQBジャック・タートル(Jack Tuttle)は押し寄せるウィスコンシン大ディフェンスのプレッシャーを受けながらも2つのTDを奪って勝利に貢献。今季これで6勝1敗とし、また対ウィスコンシン大(2勝2敗)戦としては2002年以来18年ぶりの白星を飾り、今年のインディアナ大の強さが本物であることを証明しました。

オクラホマ大27、ベイラー大14

11位のオクラホマ大ベイラー大に27対14と以外にも僅差のスコアで勝利。この勝利でオクラホマ大がBig 12カンファレンス優勝決定戦出場を決めリーグ6連覇への野望をつなぎとめました。

平均得点数約55点を誇るオクラホマ大(7勝2敗)ですがこの日はベイラー大(2勝6敗)ディフェンスに苦しめられ、ここまで60試合連続で28点以上スコアボードに叩きつけてきた記録に終止符が打たれました。またトータルヤードでも269ヤードしか獲得することができず、リンカーン・ライリー(Lincoln Riley)監督体制になってから最も攻撃陣が苦戦した試合の一つとなりました。

それでも総合的に言えばオクラホマ大は現在のカレッジフットボールの勢力図で見ればトップ10レベルの力を持っており、アイオワ州立大とのタイトルゲームは大変見ものになるでしょう。

テキサスクリスチャン大29、オクラホマ州立大22

テキサスクリスチャン大QBマックス・ドゥガン(Max Duggan)が14位のオクラホマ州立大相手に369ヤード(3TD)を投げまくり、またその脚でも2つのTDを奪う大活躍でランクチームから白星を奪う健闘。一時は開幕以来1勝3敗発進だったテキサスクリスチャン大はこれで5勝4敗となり勝ち越しシーズンを確保しました。

一方のオクラホマ州立大は最高で6位にまでのし上がるもこの日の敗戦で3敗目。いつも詰めが甘いオクラホマ州立大の悪い癖が出てしまいました。

ライス大20、マーシャル大0

CFP15位でここまで7戦全勝と波に乗っていたマーシャル大はここまで1勝2敗のライス大と対戦。しかしまさかこんなところに落とし穴が仕掛けてあったとは・・・。QBグラント・ウェルズ(Grant Wells)はこの日ライス大ディフェンスに5つものINTパスを献上。そのうち1つは「ピックシックス」としてリターンTDされまさに悪夢の展開。これで夢のパーフェクトシーズンは水の泡となりここまで膨れ上がっていたファンの希望はあっけなく弾けてしまいました。

ライス大としては1997年以来となる対ランクチーム戦での白星。新型コロナウイルスのせいでこれがたった4試合目だった彼らにとって最大のご褒美となりました。

サザンカリフォルニア大38、ワシントン州立大13

CFP20位のサザンカリフォルニア大ワシントン州立大の試合はは新型コロナの影響で日曜日に延期。そのワシントン州立大を38対13で下したサザンカリフォルニア大が今季の戦績を4勝無敗として南地区のトップに。

この試合ではQBキードン・スロヴィス(Kedon Slovis)がWRアモン・ラ・セント・ブラウン(Amon-Ra St. Brown)に第1Qだけで4つのTDパスを通すという息のあったコンビで28対0と一気にリードを広げるとそのまま試合終了まで激走。今季行ってきた試合の中で最高の内容で勝利を収めました。

スタンフォード大31、ワシントン大26

キャンパスが所在するカリフォルニア州サンタクララ郡が新型コロナウイルスの影響でコンタクトスポーツを禁止したため、早めに試合会場となるワシントン州シアトル市入りしていたスタンフォード大。そんな不利な状況をもろともせず、彼らはワシントン大との試合で開始から24対3と大きくリードを奪って前半を折り返すと、後半のワシントン大の猛攻を振り切って見事全米22位チームから金星。今季2勝目を挙げました。

ワシントン大はこれが今季初黒星。この敗戦の結果Pac-12カンファレンス北地区には無敗チームが完全に居なくなってしまいました。

カリフォルニア大21、オレゴン大17

前半ミスが重なりリードを許した全米23位のオレゴン大はここまで勝ち星がなかったカリフォルニア大にまさかの敗戦。優勝候補だったオレゴン大はこれで既に2敗。短いシーズンならなおさら負けられないはずだったのにこの結果にはファンのため息が東海岸まで聞こえてきそうです。

テンポの良いオフェンスはなりを潜め、昨年と比べると明らかに衰えてしまったディフェンス陣、そして2つのターンオーバーを含む自滅行為と目も当てられない展開。上記の通りワシントン大も敗れ北地区の評価は一気にガタ落ちです。

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