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最新CFPランキングを分析【2020年度第3回目】

最新CFPランキングを分析【2020年度第3回目】

カレッジフットボールの頂点を極めるカレッジフットボールプレーオフ(CFP)。そのトーナメント戦に出場できる4チームを決めるためのランキングがその名もCFPランキングですが、現地時間12月8日火曜日夜にその第3回目のランキングがリリースされました。

レギュラーシーズンは各カンファレンス優勝決定戦を含めてあと2週。特に2週間後に行われる各優勝決定戦ではCFPを狙うチーム同士の戦いも見られることとなり、生き残りをかけた戦いに拍車がかかります。そんなシーズン終盤の大事な次期に発表された最新CFPランキングを見ていきます。

参考記事最新CFPランキングを分析【2020年度第1回目】

参考記事最新CFPランキングを分析【2020年度第2回目】

今季第3回目のCFPランキング

上位4チーム

1位:アラバマ大(9勝0敗)
2位:ノートルダム大(10勝0敗)
3位:クレムソン大(9勝1敗)
4位:オハイオ州立大(5勝0敗)

CFPランキングが発表されて以来一貫してトップ4の顔ぶれは同じ。過去どのシーズンを見ても大抵ここまでくれば4強の一角が崩れるものですが、今年は皆順当に勝利を重ね続けています。

今の所文句なく1位となっているのがアラバマ大。先週はディフェンディングチャンピオンのルイジアナ州立大を55対17と圧倒。オフェンス力はパス・ランとも天下一品で今の所彼らのオフェンスを止められそうなチームは見当たりません。来週はアーカンソー大、そしてその次はSEC優勝決定戦でフロリダ大と対戦。フロリダ大に負けたとしてもよほどな負け方をしない限りプレーオフ出場は手堅いとされています。

2位のノートルダム大はこの4チームの中で10勝に一番乗り。シーズンを追うごとに力を付け続ける彼らはACC優勝決定戦でクレムソン大と対決しますが、彼らも上記のアラバマ大と同じように負けてもプレーオフに駒を進めることができる可能性が高いと言われています。

3位にはクレムソン大。4チームのうち唯一の1敗チームですがその唯一の敗戦を食らったのが前出のノートルダム大。2週間後のリベンジに備えます。

そして4位にはオハイオ州立大。先週は部内で発生した新型コロナウイルス感染によりミシガン州立大との試合開催が危ぶまれましたが、数人の主力を欠くも52対12と大勝。格の違いをいせつけました。

ただ彼らは今週末開催予定だったミシガン大との試合がキャンセルとなり、Big Tenカンファレンスの定める決勝戦進出への最低条件(6試合開催)を満たすことができないため、このままだとタイトルゲームに進めない事態となります。カンファレンス側がこのルールを覆すかどうかに注目が集まっていますが、もしこの試合に出場できないとなるとCFP進出を目指す彼らにどういった影響を及ぼすのかが今の所最大の焦点となっています。

第2グループ

5位:テキサスA&M大(7勝1敗)
6位:フロリダ大(8勝1敗)
7位:アイオワ州立大(8勝2敗)
8位:シンシナティ大(8勝0敗)

5位以下の第2グループにはちょっとした変化が。

5位のテキサスA&M大と6位のフロリダ大は先週と同じ順位に留まりましたが、先週7位のシンシナティ大を追い抜いたのが先週9位のアイオワ州立大。この位置関係は興味深いと感じました。

メディアの分析などを見てみると往々にして8勝無敗のシンシナティ大がCFP選考委員会に過小評価されているとしています。シンシナティ大はトップ10チームで唯一の「グループオブ5」勢。2014年から始まったCFPにおいて「グループオブ5」チームがプレーオフに進出した例はなく、その壁をぶち破るのにシンシナティ大が一役買ってくれそうな気配もありましたが、1敗しているテキサスA&M大やフロリダ大よりも順位を上げる意見は少ないようです。

シンシナティ大の唯一の欠点は「グループオブ5」出身故に対戦相手が他のトップチームらに比べて物足りない、つまり「ストレングス・オブ・スケジュール(SOS)」が低いとされているところです。確かにアラバマ大、テキサスA&M大、フロリダ大らが所属するSEC(サウスイースタンカンファレンス)やノートルダム大(今季限りですが)やクレムソン大が所属するACC(アトランティックコーストカンファレンス)、さらにはオハイオ州立大が所属するBig Tenカンファレンスと比べるとシンシナティ大のいるAAC(アメリカンアスレティックカンファレンス)のレベルはどうしても下回ってしまいます。

しかしながら例えばオハイオ州立大を例に挙げると、彼らがこれまで勝ってきた対戦相手(ネブラスカ大、ペンシルバニア州立大、ラトガース大、インディアナ大、ミシガン州立大)のこれまでの勝利数を全部合わせると14勝19敗となり勝ち越しているのはインディアナ大のみ。一方でシンシナティ大は33勝31敗となり、8チーム中負け越しチームはたったの3チーム。オハイオ州立大がトップ4に入る力を持っているとしてもその対戦相手を見ればそれを正当化することに疑問を持つ人も少なくありません。

そして今回そのシンシナティ大を8勝2敗のアイオワ州立大が追い抜いていったわけですが、いくらアイオワ州立大がBig 12カンファレンスで首位を走りオクラホマ大やテキサス大を倒したとしても彼らは既に2敗を喫しており、そのチームを無敗のシンシナティ大よりも上にランクするということはある意味シンシナティ大を侮辱しているとも取れます。どんな相手であれ無敗を貫くことはそう簡単なことではありません。その彼らの健闘を加味しないというのもいかがなものでしょうか。

確かにCFPはその週の最強チームをランクするものですから、2敗だろうが実力を擁していればランクは上がって然りなのでしょう。ただどうしても今回のランキングを見ると明らかに選考委員会はシンシナティ大にチャンスを与える気がないことが伺えます。しかも彼らは今週末のタルサ大戦がキャンセルとなり、同じカードで優勝決定戦が12月19日に行われるとは言え選考委員会にアピールするチャンスが1つ減ってしまったわけですから、今回アイオワ州立大に抜かれてしまったのは大打撃だと言えます。

さらに言えばシンシナティ大の下にランクされた9位のジョージア大も2敗(6勝)したチーム。彼らはフロリダ大に敗れSEC東地区レースで脱落して以来話題にも登らなくなったチームですが、彼らが未だにトップ10入りしているのもおかしな話です。その彼らの下には現在5連勝中のマイアミ大(10位)、今季のシンデレラチームの一角であるインディアナ大(12位)がおり、この2チームのほうが現在ジョージア大よりも波に乗っているチームだと思うのですが、その彼らを差し置いてジョージア大が9位に入っているのを見ると選考委員会がブランド力に弱いのではないかと勘ぐってしまいます。

その他

先週ブリガムヤング大(当時13位)と急遽対決することになりこれを激戦の末に退けたコースタルカロライナ大が18位から13位へ上昇。そのブリガムヤング大は18位へ転落。Pac-12カンファレンスでは優勝候補だったオレゴン大がまさかの2杯目を喫してランク外へ転落。その代わりに同カンファレンス出身チームとして最高位となる15位にいるのがサザンカリフォルニア大。そして同じくPac-12のコロラド大も4勝0敗で今週いきなりランク外から21位へ。この2チームの対戦がキャンセルされたことが悔やまれます。


今後のランキング発表日

第4回目:12月15日(火曜日)
第5回目:12月20日(日曜日)←CFP出場チーム決定

今後は毎週火曜日にランキングが発表され、各カンファレンスタイトルゲームが終わる12月19日の翌日正午にファイナルランキングが発表され上位4チームが晴れて全米タイトルを掛けて戦われるプレーオフに進出することになります。

参考ページ2020年度シーズンランキング【第15週目】

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