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9月最後のドラマ!【2021年度第4週目レビュー】

9月最後のドラマ!【2021年度第4週目レビュー】

クレムソン大、敗れたり!

ノースカロライナ大27、クレムソン大21(2OT)

全米9位のクレムソン大ノースカロライナ州立大とアウェーで対戦。今年はオフェンスが貧弱でこれまでの常勝スタイルとは程遠い出来だったクレムソン大でしたがこのノースカロライナ州立大との対戦でもその不安が露呈され、結果的にオーバータイムの末に敗れるという波乱が起きました。

ディフェンスが踏ん張ってくれたおかげで試合は僅差で展開されましたがパンチ力のないオフェンスのせいで攻めあぐむ中、ノースカロライナ大が主導権を握るような流れで試合は進みます。それはボール所要時間にも如実に現れており、ノースカロライナ大が約40分のところクレムソン大はたったの約20分と倍も離されてしまっていました。

クレムソン大は第4QにRBウィル・シップリー(Will Shipley)のTDランで何とか同点に追いつきます。対するノースカロライナ州立大は試合終了直前に逆転サヨナラのFGのチャンスを得ますがこの絶好の機会でFGをミス。試合はオーバータイムへと突入。お互いがTDを取り合い迎えた2回目のOT、ノースカロライナ州立大QBデヴィン・リーリー(Devin Leary)からWRデヴィン・カーター(Devin Carter)への、ここしかないというピンポイントの超絶TDプレーで彼らがリード。

返しの攻撃でクレムソン大は点を取り返すことが出来ず撃沈。全米9位チームから大金星を奪ったノースカロライナ州立大のファンたちがフィールドになだれ込んだのでした。

これでノースカロライナ州立大はここまで全米ランキング10位以内のチームに対する連敗記録を10でストップ。混沌とするACC(アトランティックコーストカンファレンス)レースにて貴重な白星をゲットしました。

一方クレムソン大はこの試合にてたったの240ヤードのトータルオフェンスと貧弱な攻撃力が露呈され、スターQB D.J.ウイアンガラレイ(D.J. Uiagalelei)はこの試合でも111ヤードに2TD、1INTとピリっとせずチームは2敗目を喫してしまいました。9月までの時点で2敗以上したのは2014年以来のこと。またランク外チームに対する連勝記録が36でストップしました。

彼らはここまで6年連続CFP(カレッジフットボールプレーオフ)に出場してきましたが、過去2敗したチームがプレーオフに進んだことはなく、早くもクレムソン大のCFP出場に限りなく赤に近い黄色信号が灯ってしまいました。


Arkansas is REAL!

アーカンソー大20、テキサスA&M大10

全米7位のテキサスA&M大をホームに迎えた全米16位のアーカンソー大。過去4年連続負け越しシーズンしか送れなかった彼らでしたが、サム・ピットマン(Sam Pitman)監督を迎えた2季目の今年は大躍進。この試合でもタフなテキサスA&M大ディフェンス相手に物怖じせず、また相手オフェンスに仕事をさせずトップ10チームから貴重な金星を奪いました。

アーカンソー大QB K.J.ジェファーソン(K.J. Jefferson)はパス成功率はそこまで高くなかったものの(約5割)、212ヤードに2TDそしてノーミスとチームのリーダーとしての責務を果たし、またディフェンス陣も相手のトータルオフェンスを272ヤードに抑えるなど貢献。アーカンソー大はこれで2003年以来の開幕4連勝。来週はいよいよ全米2位のジョージア大と対戦です。

一方テキサスA&M大は怪我で欠場中のQBヘインズ・キング(Haynes King)の代役であるザック・カルザダ(Zach Calzada)を中心としたパスオフェンスが不発。全米随一のRBといわれるアイゼア・スピラー(Isaiah Spiller)も95ヤードに1TDを奪いはしますがたったの12キャリーということで宝の持ち腐れ感は否めません。キング不在で心配されたオフェンス力の低下が遂に黒星につながってしまいました。


綱渡りは続く・・・

オクラホマ大16、ウエストバージニア大13

全米4位ながらオフェンス並びにディフェンス陣にスパークを感じられないオクラホマ大と先週そのディフェンス力でバージニア工科大を倒して波に乗るウエストバージニア大との対決。筆者も含めこの試合ではウエストバージニア大が何かやらかすのではないかという予想の声が高まっていましたが・・・。

開幕前にはハイズマントロフィーレースで最有力候補の一人にあげられていたQBスペンサー・ラトラー(Spencer Rattler)が不調。第2Qにはホームゲームであるにもかかわらずブーイングが沸き起こったりしまいにはラトラーのバックアップであるケイレブ・ウィリアムス(Caleb Williams)を出場させろ!というチャントが沸き起こるまでに至りました。

しかし13対13の同点で迎えた第4Q残り4分弱。決勝点を狙うオクラホマ大はそのラトラーの気迫のプレーで敵陣へ攻め込みます。そして試合時間残り2秒で敵陣12ヤードラインまで攻め込んだオクラホマ大は29ヤードのFGを試合終了と同時に決めて16対13でこの僅差の試合をものにしました。


リベンジゲーム!

ノートルダム大41、ウィスコンシン大13

NFLシカゴベアーズの本拠地、ソルジャーフィールドで行われた全米12位のノートルダム大と同18位のウィスコンシン大のマッチアップ。元ウィスコンシン大で現ノートルダム大QBのジャック・コーン(Jack Coan)のリベンジゲームとしても注目された試合でした。

試合は第3Qに入っても均衡し10対10で迎えた中盤、そのコーンが足首に怪我を負い途中退場。結局このあと彼がフィールドに戻ってくることはありませんでしたが、第4Q早々にクリス・タイリー(Chris Tyree)が96ヤードのキックオフリターンTDでリードを奪うとコーンのバックアップであるドリュー・パイン(Drew Pyne)がTDパスを決め、さらには試合終了間際に相手QBグラハム・マーツ(Graham Mertz)から立て続けに2つの「ピック6」を奪い、第4QだけでFGを含めて31連続得点を記録したノートルダム大が一気に点差をつけてウィスコンシン大を退けました。

昨年ウィスコンシン大所属中に先発ながら怪我のせいで戦線離脱した隙きにマーツに先発の座を奪われたコーン。彼にしてみれば自分ではなくマーツを選んだウィスコンシン大に一泡吹かせてやろうと意気込んでいたことでしょう。残念ながら怪我のせいでそれを自ら体現することは出来ませんでしたが、コーンの気持ちを汲んだノートルダム大のチームメイトが彼の代わりにリベンジを果たしてくれました。

そしてノートルダム大のブライアン・ケリー(Brian Kelly)監督ですが、この試合での白星でノートルダム大での勝利数が106勝目となり、これで同校のレジェンド、ヌート・ロックニー(Knute Rockne)氏の105勝を抜いてノートルダム大フットボール史上最多勝利監督に躍り出ました。ルー・ホルツ(Lou Holtz)氏、アラ・パーシジアン(Ara Parseghian)氏など名高い名将が多い中、ケリー監督がこの記録を樹立したことはある意味偉業です。


ゲーター・ベイト!

フロリダ大38、テネシー大14

全米11位のフロリダ大は同じSEC東地区所属のテネシー大と対決。かつてテネシー大が強かった頃は前半戦のカレッジフットボール界で超大目玉カードでしたが、ここ最近はフロリダ大がテネシー大を圧倒。今年はテネシー大が新たにジョシュ・ハイペル(Josh Heupel)監督を擁立してグッドファイトを見せてくるかと思われましたが・・・。

フロリダ大は先週あともう少しというところで全米1位のアラバマ大を取り逃がしました。そのことがチーム内の士気を下げてしまうのではないかと危惧されました。そのせいかどうかは定かではありませんが、第2Qにはテネシー大に14対10とリードを奪われてしまいます。

が、フロリダ大はここからエンジンが掛かり28連続得点を挙げて一気にテネシー大選手らの闘争心を打ち砕き結果的には38対14で快勝。ホームでの対テネシー戦9連勝目を上げました。

スパルタン・ミラクル

ミシガン州立大23、ネブラスカ大20

今週全米20位にランクされたミシガン州立大。今季各地で驚きの躍進を見せるチームたちの1つですが、先週はネブラスカ大と対戦。この試合が思いのほか僅差の試合に。

13対13で迎えた第4Q残り時間7分半。ネブラスカ大はQBエイドリアン・マルチネス(Adrian Martinez)のデザインランが決まって終盤にリードを奪う展開。ホームで負けるわけにはいかないミシガン州立大は試合時間残り4分という場面でパントリターン。これをジェイデン・リード(Jayden Reed)が62ヤードをリターンしてTDを奪い再び同点として結局試合はオーバータイムへ突入。

ネブラスカ大先攻で始まったOTでしたがマルチネスの放ったパスが無情にも相手ディフェンダーにインターセプトされ万事休す。ミシガン州立大はきっちりとFGを決めて何とか3点差のギリギリのところで勝ち星を拾いました。

ここまで全米のラッシュリーダーであるミシガン州立大のRBケネス・ウォーカー・III(Kenneth Walker III)はこの日ネブラスカ大に61ヤードに抑え込まれ苦戦。そんな中スペシャルチームでそれを補って何とか勝利をものにするところがカレッジっぽくてよかったです。

今年こそ・・・

ミシガン大20、ラトガース大13

ここまで3連勝を飾る19位のミシガン大ラトガース大と対決。ここまで過去数年を振り返ってみても一番スマッシュ・マウスフットボールを展開してきているミシガン大は今年こそ古豪復活を成し遂げたいところですが・・・。

この試合でもミシガン大はランを中心とした昔懐かしい泥臭いBig Tenフットボールを彷彿とさせる展開で第3Q中盤まで20対3とリード。このまま彼らがラトガース大を振り切ると思われましたが、ラトガース大が反撃に出ます。第3Qだけでみるとミシガン大のオフェンスヤードがたったの14ヤードだったのに対しラトガース大は131ヤードと相手を圧倒。点差を1TDの20対13とします。

試合時間残り2分を切った場面で最後のチャンスを得たラトガース大でしたがQBノア・ヴェドラル(Noah Vedral)がこの大事な場面で痛恨のファンブル。ミシガン大がこれをリカバーしてギリギリのところで何とか逃げ切りました。

More Upsets…

ベイラー大31、アイオワ州立大29

全米14位のアイオワ州立大ベイラー大と対決。ベテランQBブロック・パーディ(Brock Purdy)はミスを連発、普段は頼れるはずのディフェンスが崩壊、スペシャルチームもガタガタといいところがなくランク外のベイラー大にまさかの敗戦。開幕前はトップ10入りを果たしていたアイオワ州立大ですがこれで2敗目。期待が大きかっただけにこの敗戦は痛いです。

ジョージア工科大45、ノースカロライナ大22

全米21位のノースカロライナ大ジョージア工科大の対戦でも番狂わせ。ノースカロライナ大には開幕前にハイズマントロフィー候補に挙げられていたQBサム・ハウウェル(Sam Howell)がいますが、残念ながらディフェンス陣の存在感が全く皆無。ジョージア工科大に45失点を許しこの日はどちらがランクチームなのかわからないほど。ジョージア工科大の機動系QBジェフ・シムズ(Jeff Sims)はこの日13投中10投のパス成功率で112ヤード1TD。更に走って128ヤードに3TDと4TDに絡む大活躍でノースカロライナ大に2敗目を食らわせました。

オクラホマ州立大31、カンザス州立大20

全米25位のカンザス州立大はランク外もここまで3勝無敗のオクラホマ州立大と対決。しかし逆に返り討ちにあってしまいカンザス州立大は今季初黒星。せっかくランクされたばかりだというのに早くも再びランク外へ転落。一方のオクラホマ州立大はこれで開幕後4連勝。ここまで話題に登ってすら来なかった彼らですがこのままジリジリと白星を飾りランクを挙げてきそうな予感。それはたいていいつものことなのですが、問題は11月に入り彼らが大一番での肝心な試合を物にできるか・・・です。

ボーリンググリーン州立大14、ミネソタ大10

Big Tenカンファレンスのミネソタ大はホームに格下ボーリンググリーン州立大を迎えますが、全くオフェンスでいいところがないミネソタ大から3つのターンオーバーを引き出したボーリンググリーン州立大がまさかまさかの大番狂わせ。ミネソタ大のQBターナー・モーガン(Tanner Morgan)はたったの59ヤードに2INTの体たらく。おそらく今週一番の大アップセットと言えるのではないでしょうか。

サザンメソディスト大42、テキサスクリスチャン大34

グループオブ5」のサザンメソディスト大(SMU)が「パワー5」のテキサスクリスチャン大(TCU)からアウェーで金星。試合後にはSMUの選手がTCUのフィールドの中央にあるロゴに自らの旗を突き刺すパフォーマンスでちょっとしたいざこざに。

Elsewhere…

アラバマ大63、サザンミシシッピ大14

全米1位のアラバマ大は格下サザンミシシッピ大に余裕のクアッドスコア。ハイズマントロフィーレースでトップを行くと言われるQBブライス・ヤング(Bryce Young)は22投中20投のパスを成功させ313ヤードに5TD(1INT)と数字を伸ばしました。

ジョージア大62、ヴァンダービルト大0

全米2位のジョージア大もアラバマ大に負けじと60得点超えの圧倒的勝利。違いは対戦相手が同じSEC所属のバンダービルト大でありしかも完封勝利に抑え込んだディフェンスのちからがあること。もともと守備陣は今季最強とされており、それに62得点のオフェンス力があればジョージア大がアラバマ大よりも強いのではないかという声を聞くのも不思議ではありません。

オレゴン大41、アリゾナ大19

全米3位のオレゴン大は同じPac-12カンファレンス所属のアリゾナ大から余裕の勝利。ここまでいまだ白星のないアリゾナ大に勝つのは当然といえば当然ですが、カンファレンス内で唯一の無敗チームであるオレゴン大はこれでホームでの連勝記録を15に伸ばしました。

ペンシルバニア州立大38、ヴィラノヴァ大17

全米6位のペンシルバニア州立大はFCS(フットボールチャンピオンシップサブディビジョン)のヴィラノヴァ大と対戦しこれを一蹴。QBショーン・クリフォード(Sean Clifford)は401ヤードに4TD(1INT)と活躍しこれで開幕4連勝目。来週はいよいよ全米5位のアイオワ大とのアウェー決戦です。

アーバン大34、ジョージア州立大24

全米23位のアーバン大は格下ジョージア州立大をホームに迎えますが前半を終えて24対12とまさかのリードを奪われて後半へ突入。そして24対19で迎えた最終局面、ホームでランク外の格下チームに金星を献上することは何とか避けたかったアーバン大は残り時間45秒でルイジアナ州立大からの転校生QB T.J.フィンリー(T.J. Finley)の10ヤードTDパスが決まって土壇場で逆転。何とかアップセットを逃れました。

UCLA35、スタンフォード大24

先週フレズノ州立大にまさかの黒星を喫したUCLAと2週間前にサザンカリフォルニア大を倒して士気の上がるスタンフォード大との試合。UCLAのQBドリアン・トンプソン・ロビンソン(Dorian Thompson-Robinson)がパスで2TD、ランで2TDの活躍を見せれば、スタンフォード大QBターナー・マッキー(Tanner McKee)もパスで3TDを奪うパフォーマンスで試合は拮抗します。しかし最後は怪我で一時は退場したトンプソン・ロビンソンが復活の決勝TDパスを決めてスタンフォード大を突き放しアウェーで貴重なリーグ戦白星を獲得しました。

ボストンカレッジ41、ミズーリ大34

ACCのボストンカレッジはSECのミズーリ大をオーバータイムの末に下して今季4勝目をゲット。ランで275ヤードもミズーリ大から奪ったボストンカレッジは元オハイオ州立大ディフェンシブコーディネーターであるジェフ・へフリー(Jeff Hafley)監督の2年目。早くもへフリー監督の再建計画が芽を出しているようです。クレムソン大やノースカロライナ大が失墜する中、ボストンカレッジは台風の目となるか?

テキサス大77、テキサス工科大35

テキサス大が同じテキサス州内の好敵手テキサス工科大から驚異の77得点。ハドソン・カード(Hudson Card)から先発QBの座を奪ったケーシー・トンプソン(Casey Thompson)が303ヤードに5TDと活躍。このオフェンス力を毎回出せればテキサス大がBig 12カンファレンスを席巻することは大いに可能でしょう。ちなみに元オレゴン大で現テキサス工科大QBタイラー・シャック(Tyler Shough)はこの試合で鎖骨を折る重症。約6週間戦線離脱を余儀なくされました。

ルイビル大31、フロリダ州立大23

フロリダ州立大はこの日ルイビル大に敗れて開幕後悪夢の4連敗目。これは1974年以来の失態です。

陸軍士官学校23、マイアミ大(OH)10

トリプルオプションを操る筆者の押しチームでもある陸軍士官学校はこの日384ヤードのランオフェンスでマイアミ大(OH)を粉砕。そしてこの日の陸軍士官学校のパスヤードは0ヤード!(5回のトライで)それでも勝てるから彼らのフットボールは観ていて痛快です。

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