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カレッジフットボールプレーオフへの道【2020年度シーズン】

カレッジフットボールプレーオフへの道【2020年度シーズン】

紆余曲折あった2020年度のカレッジフットボールシーズンもいよいよカンファレンスタイトルゲームの週末を迎えます。開幕が遅れたカンファレンス、新型コロナウイルス感染により試合が延期になったり中止になったりと無事にシーズンを送ることができるのか懐疑的でしたが、何とかここまでたどり着くことができました。

今週末には10あるFBS(フットボールボウルサブディビジョン)のカンファレンスが各地で優勝チームを決める決勝戦を行います。またこの中には更にその上にある全米の最高峰を目指すためのカレッジフットボールプレーオフ(CFP)に出場できる4つの椅子を争うチームも含まれています。カレッジフットボールをプレーするなら狙うは全米王座。今年その王座を決めるためのプレーオフに出場できる可能性を秘めているチームは一握りまでに絞られました。

その栄えある4校に選ばれるために今週末どの様なシナリオが用意されているのか?それをここでは検証していきたいと思います。

最新(第4回目)のCFPランキング

CFPに出場する事ができる4チームを決めるのがCFPランキング。13人の選考委員会によりリリースされるこのランキングで最終的に上位4チームに位置付けされた大学がCFPに駒を進めることができるのです。

そのファイナルランキングは12月20日(日曜日)の正午に発表されることになっていますが、まずは今週火曜日に発表された最新(第4回目)のCFPランキングを見てみましょう

順位

チーム

戦績

先週

1

アラバマ大

10-0

1

2

ノートルダム大

10-0

2

3

クレムソン大

9-1

3

4

オハイオ州立大

5-0

4

5

テキサスA&M大

7-1

5

6

アイオワ州立大

8-2

7

7

フロリダ大

8-2

6

8

ジョージア大

7-2

9

9

シンシナティ大

8-0

8

10

オクラホマ大

7-2

11

11

インディアナ大

6-1

12

12

コースタルカロライナ大

11-0

13

13

サザンカリフォルニア大

5-0

15

14

ノースウエスタン大

5-1

14

15

ノースカロライナ大

8-3

17

16

アイオワ大

6-2

16

17

ブリガムヤング大

10-1

18

18

マイアミ大

8-2

10

19

ルイジアナ大ラフィエット校

9-1

19

20

テキサス大

6-3

20

21

オクラホマ州立大

7-3

22

22

ノースカロライナ州立大

8-3

23

23

タルサ大

6-1

24

24

サンノゼ州立大

6-0

NR

25

コロラド大

4-1

21

トップ25の顔ぶれはこんな感じですが、この中でも最終ランキングで上位4位に食い込めるチャンスがあるチームは限られています。細かな確率までいうと正確ではないかもしれませんが、これまでの流れプラス肌感でいうと以下のチームにその可能性が残されていると思います。

1位:アラバマ大(SEC、10勝0敗)
2位:ノートルダム大(ACC、10勝0敗)
3位:クレムソン大(ACC、9勝1敗)
4位:オハイオ州立大(Big Ten、5勝0敗)
5位:テキサスA&M大(SEC、7勝1敗)
6位:アイオワ州立大(Big 12、8勝2敗)
7位:フロリダ大(SEC、8勝2敗)
9位:シンシナティ大(AAC、8勝0敗)
10位:オクラホマ大(Big 12、7勝2敗)
13位:サザンカリフォルニア大(Pac-12、5勝0敗)
14位:ノースウエスタン大(Big Ten、5勝1敗)

当然順位が上の方が確率が高く下に行けば行くほど確率は低くなります。

普通に考えれば最終戦で上位4チームがそれぞれ白星を挙げればそのチームらがCFPに進出を決めるのですが、今回面白いのは現在トップ4を占めるチームのうち2位のノートルダム大と3位のクレムソン大が直接対決するということです。

1位のアラバマ大はこれまでの戦いっぷりを見れば現在最強のチームと言っても過言ではありませんから、今週末のSEC優勝決定戦でフロリダ大に負けたとしてもトップ4に居残ると言われています。つまり彼らは今週末の試合の結果に左右されることなくプレーオフ進出が当確であるというわけです。ですから4つある椅子のうち1つはすでに埋まったも同然だということです。

4位のオハイオ州立大は14位のノースウエスタン大とBig Tenカンファレンスタイトルをかけて対戦しますが、この試合もオハイオ州立大が圧倒的に有利という見方が強いです。ということはオハイオ州立大もプレーオフ進出に片足突っ込んでいるような状態。アラバマ大ほどの確証はないとはいえ、2つ目の椅子も埋まっている可能性が高いと言えます。

となればノートルダム大クレムソン大とのリマッチの結果が5位以下のチームにとっては非常に重要となってくるわけです。


ノートルダム大vsクレムソン大のシナリオ

シナリオ1:ノートルダム大がクレムソン大に僅差で勝つ

この場合当然無敗を守ることになるノートルダム大のプレーオフ進出が決まりますが、重要なのはこれで2敗となるクレムソン大の処置です。もしお題のように僅差というギリギリの差でクレムソン大が負けた場合、クレムソン大が上位4位以内に留まる可能性があると言われています。そうなると上位4チームは現在の顔ぶれと変わらないことになり、5位以下のチームにはチャンスは与えられなくなるのです。

シナリオ2:ノートルダム大がクレムソン大に圧勝

この場合はクレムソン大が上位4校から脱落する可能性が大です。特にレギュラーシーズン中に対戦してノートルダム大に負けた際にはクレムソン大にはQBトレヴァー・ローレンス(Trevor Lawrence)を含む数名の先発選手が欠場していました。その彼らが出場したのにも関わらず大敗したとなれば流石に選考委員会もクレムソン大の順位を落とさなければならなくなるでしょう。とすれば5位以下のチームにチャンスが回ってきます。

シナリオ3:ノートルダム大がクレムソン大に惜敗

このシナリオは最初のシナリオに似てきます。ノートルダム大を倒しACCチャンピオンになった1敗のクレムソン大がプレーオフ進出を決めることは当然のことですし、ノートルダム大にしてもたとえ負けて今季初白星を喫したとしても僅差での敗退ならば選考委員会は彼らを上位4チームの1つに残すことは十分考えられます。したがってこの場合も現在のトップ4校がそのままプレーオフ進出を決めることになります。

シナリオ4:ノートルダム大がクレムソン大に大敗

これはちょっとトリッキーなシナリオです。当然上記と同じ理由でこのシナリオならばクレムソン大がCFP出場を決めますから、問題は負けたノートルダム大を上位に残すかどうかという点です。あまりにも印象が悪い敗戦ならば上位から転がり落ちる可能性は十分あります。いかにここまで無敗街道をひた走っていたとしても、最後の最後で負けるというのは選考委員会の印象を下げてしまうでしょう。彼らも公平な目で物事を判断しようとすることでしょうが、それは所詮人間が行うことでありこの場面での1敗は命取りとなりかねません。

つまりもし最後の最後でどんでん返しを期待したいファンの方ならばノートルダム大とクレムソン大の試合でどちらが勝つにせよファイナルスコアが大差となっていることを望むことでしょう。


フロリダ大がアラバマ大に勝った場合

トップ4校のうち1校が脱落するというシチュエーションは上に挙げたノートルダム大対クレムソン大の試合結果によってどちらかが格下げされた場合か、オハイオ州立大がノースウエスタン大にまさかの敗戦を食らった場合かのどちらかということになります。すると空いた椅子に誰が座るのかということになりますが・・・。

単純に見れば5位のテキサスA&M大が繰り上がり当選しそうなものですがそう簡単でもありません。というのも彼らは5位という好位置にいながらSECタイトルマッチに出場することができないからです。故にどうあがいてもカンファレンス優勝チームという肩書を掲げることができず、このせいで後続チームに追い抜かれる可能性はあります。

そして大きな鍵を握るのはフロリダ大です。彼らは先週ここまで負け越しているルイジアナ州立大にまさかの敗戦を食らってしまいました。そのせいで多くの人々はフロリダ大のランクが暴落し実質的に彼らがプレーオフレースから脱落するだろうと予想していたのですが、ご覧の通り彼らは順位をたったの1つしか落とさずいまだ7位に座っているのです。ですから今週のアラバマ大とのSEC優勝決定戦で仮にフロリダ大が勝とうものなら、SECチャンピオンとしてフロリダ大がトップ4入りする可能性は出てきます。

シナリオ5:フロリダ大がアラバマ大に勝ち、ノートルダム大とクレムソン大が僅差の試合結果

この場合にはSECチャンプのフロリダ大でも上位4チームに割入ることはかなり難しいと考えます。もし先週のルイジアナ州立大戦で勝って1敗を守っていればこの可能性はぐっと上がったことでしょう。だとすればその試合の敗戦の要因となったこの愚行をフロリダ大は悔やんでも悔やみきれません。

シナリオ6:フロリダ大がアラバマ大に勝ち、ノートルダム大とクレムソン大のどちらかが大敗

この場合には4つの椅子の内の1つが空くことが考えられます。その椅子に座るのが誰なのかという話ですが、その椅子を争うのがアラバマ大を倒してSECチャンプになったフロリダ大なのか、そのフロリダ大をレギュラーシーズンで倒しCFPランキングで5位のテキサスA&M大なのか、はたまたBig 12カンファレンスでオクラホマ大を倒して優勝するCFP6位のアイオワ州立大なのか・・・。

その答えはアイオワ州立大がどの程度の内容でBig 12タイトル戦でオクラホマ大を倒すかによるのではないでしょうか。オクラホマ大はシーズンを追うごとに調子を上げてきたチームであり、そんな名門をアイオワ州立大が誰からも文句を言わせないような内容で倒すことができれば彼らにも勝機はあると見ます。

シナリオ7:フロリダ大が勝ち、ノートルダム大とクレムソン大の試合結果が僅差で、オハイオ州立大が敗退

このシナリオの確率はかなり低いものだと思いますが、オハイオ州立大はここまで5試合しか消化しておらずノースウエスタン大戦で敗れて1敗でもしてしまえば彼らのCFPへの夢は完全に潰えてしまうでしょう。そうなればオハイオ州立大のものだと思われていた椅子が1つ空くことになります。

この場合でも上に挙げたようなフロリダ大やアイオワ州立大らの駆け引きもでてくるでしょうが、そのオハイオ州立大を下してBig Tenチャンプになったノースウエスタン大にもチャンスを与えるべきなのか・・・という議論があってもいいと思います。もしくはオクラホマ大がもしアイオワ州立大を倒して彼らがBig 12王者となった場合に彼らにもチャンスを与えるべきなのか、という話になることも考えられます。さらに現在13位のサザンカリフォルニア大はタイトルゲームでオレゴン大に勝ち6勝0敗のPac-12チャンピオンとなれば彼らも候補者に挙げられてもいいではないか、という流れになります。

ただこれまでのCFPを振り返ると最終ランキングで7位以下のチームが4位以内に食い込んできたという前例はありません。ですから例えば今挙げたオクラホマ大やノースウエスタン大、サザンカリフォルニア大がCFPに出場する可能性ははじめから低いと言わざるを得ません。彼らが奇跡を起こすには4つの椅子のうち2つの椅子が空くぐらいのミラクルが起きる必要があります。


フロリダ大が負けた上で椅子が1つ空いた場合

フロリダ大が負けてしまえば彼らはCFPレースから消え去るわけで事態は多少わかりやすくなります。この場合の注目点はその椅子に座るのが5位のテキサスA&M大か、Big 12チャンピオンになったアイオワ州立大か、それともその他のチームなのか・・・ということになります。

シナリオ8:アイオワ州立大がオクラホマ大に勝利

テキサスA&M大は今週テネシー大との最終戦を控えていますが、ここでは彼らがテネシー大に勝つことを前提として話を進めます。この場合CFP5位で8勝1敗ながら無冠のテキサスA&M大か、もしくはCFP6位でもBig12王者となったアイオワ州立大を推すのかに注目が集まります。もしこの2チームが甲乙をつけがたいとなった場合タイブレーカーとしてカンファレンスチャンピオンであるかどうかが重要になります。そうなるとこの場合はBig 12を制したアイオワ州立大に軍配が上がることになります。

シナリオ9:アイオワ州立大がオクラホマ大に敗北

この場合当然アイオワ州立大はCFPレースから脱落。10位のオクラホマ大がBig 12タイトルを獲得しランクを上げたとしても5位のテキサスA&M大を追い抜くことは考えづらいのでテキサスA&M大が最後の椅子に滑り込む可能性が出てきます。


椅子が2つ空いた場合

これが最もカオスなシチュエーションといえます。2つ空くということはつまりノートルダム大とクレムソン大の試合が一方的な試合になってどちらかが脱落するのに加えて、Big Tenタイトルゲームでオハイオ州立大が負ける、というもの。

シナリオ10:フロリダ大がアラバマ大に勝利

もし椅子が2つも開くようであれば2敗で7位のフロリダ大にもチャンスの幅は増えることになります。これにテキサスA&M大とアイオワ州立大が絡んでくるわけです

シナリオ11:フロリダ大がアラバマ大に敗戦

こうなるとシナリオ8と9で予想したテキサスA&M大とアイオワ州立大に加えて9位のシンシナティ大、サザンカリフォルニア大、ノースウエスタン大にもチャンスはいくらか増えることになるでしょう。もしオクラホマ大がアイオワ州立大を倒していれば彼らにもチャンスはるかもしれません。

結論

自分でも色々書いていてなんだかよくわからなくなってきましたが、以上のシナリオを踏まえて各チームの置かれた状況をおさらいしてみます。

アラバマ大
フロリダ大に勝っても負けてもCFP出場はほぼ決定。

ノートルダム大
クレムソン大に勝つか負けてもいい試合内容だったらCFP出場はほぼ決定。

クレムソン大
ノートルダム大戦に勝つか負けたとしても惜しい内容ならばCFP出場はほぼ決定。

オハイオ州立大
ノースウエスタン大に勝てばCFP出場はほぼ決定。負ければ脱落。

テキサスA&M大
テネシー大戦に勝ち、尚且アラバマ大がフロリダ大に勝ち、他の上位3チームから誰かが脱落し、その上アイオワ州立大がオクラホマ大に負ければCFP出場の可能性あり。

アイオワ州立大
オクラホマ大に勝ち、フロリダ大がアラバマ大に負け、他の上位3チームから誰かが脱落すればCFP出場の可能性あり。テキサスA&M大がテネシー大に負ければその可能性は更にアップ。

フロリダ大
アラバマ大に勝ち、他の上位チームから誰かが脱落すればCFP出場の可能性あり。

シンシナティ大
タルサ大に勝ち、フロリダ大がアラバマ大に負け、テキサスA&M大もテネシー大に負け、アイオワ州立大もオクラホマ大に負ければあるいはCFP出場の可能性も。

オクラホマ大
フロリダ大がアラバマ大に負け、クレムソン大とノートルダム大のどちらかが脱落し、オハイオ州立大も負けさらにテキサスA&M大とサザンカリフォルニア大も負ければ可能性があるかも。シンシナティ大が負ければなお良いが、彼らがタルサ大に負けなかったとしてもオクラホマ大というブランド力でシンシナティ大を追い抜くことは十分考えられる。

サザンカリフォルニア大
フロリダ大がアラバマ大に負け、クレムソン大とノートルダム大のどちらかが脱落し、オハイオ州立大も負けさらにテキサスA&M大、アイオワ州立大も負ければ可能性があるかも。Big 12チャンプとなるオクラホマ大との競り合いも考えられるが、2敗のオクラホマ大に対して無敗のサザンカリフォルニア大となれば、彼らに有利か。

シンシナティ大が負ければなお良いが、彼らがタルサ大に負けなかったとしてもサザンカリフォルニア大というブランド力でシンシナティ大を追い抜くことは十分考えられる(残念だけど)。

ノースウエスタン大
上のサザンカリフォルニア大の条件プラスサザンカリフォルニア大自身もオレゴン大に敗れれば可能性はあるかも。

===

ここまで書いておいて結局現在のトップ4チームが選ばれる可能性が高い気もしますが(泣)、こんなことを夜な夜な考えるのもまた一興なわけです。個人的にはシンシナティ大がCFPに出場するようなシナリオが現実のものになることを望みますが果たして・・・。

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