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これまでのニュースまとめ【第8週目】

これまでのニュースまとめ【第8週目】

C-USAの6チームがAACに合流へ


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アメリカンアスレティックカンファレンス(AAC)は今週カンファレンスUSA所属の6チーム、アラバマ大バーミンガム校(UAB)、フロリダアトランティック大、ノースカロライナ大シャーロット校、ノーステキサス大、ライス大、テキサス大サンアントニオ校を新たにメンバーに加えることを正式に発表しました。

元々このカンファレンスのメンバーの入れ替わりの始まりは今シーズン開幕前に現Big 12カンファレンス所属のオクラホマ大テキサス大サウスイースタンカンファレンス(SEC)に移籍することが電撃的に明らかになったこと。このことでメンバーが減る事になってしまったBig 12はAAC所属のヒューストン大セントラルフロリダ大シンシナティ大(さらに無所属のブリガムヤング大も)をその補充メンバーとして迎え入れることを表明。その連鎖反応でAACがカンファレンスUSAの6チームに触手を伸ばしたのです。

これで所属チーム数が8チームになってしまったカンファレンスUSA。しかもサンベルトカンファレンスもメンバー数の拡張を狙っているという報道もあり、この流れだと残りの8チームからさらにカンファレンスUSAを脱退するチームが出てくる可能性も。

カンファレンスの拡張(エクスパンション)はこれまでも行われてきました。ただこのままだとカンファレンスUSAは消滅してしまう危機に瀕しています。これはかつてBCS(ボウルチャンピオンシップシリーズ)時代に現在でいう「パワー5」の前身である「BCSカンファレンス」の1つでもあったBig Eastカンファレンスアトランティックコーストカンファレンス(ACC)の拡張の波に飲まれて消滅してしまった2000年代の動きに酷似しています。

AAC、カンファレンスUSA、サンベルトカンファレンスは「グループオブ5」と呼称される中堅カンファレンス群ですが、その中でもカンファレンスUSAのTV放映権は全部で10あるFBS(フットボールボウルサブディビジョン、旧NCAA1部A)の中でも最悪の条件だとされています。サンベルトカンファレンスは一番新しいカンファレンスですが、一方で米スポーツ専門局の大手ESPNと放映権を結んでおり、長期的に見るとサンベルトカンファレンスに所属した方が大学にお金が流れ込んでくる可能性が高く、カンファレンスUSAからその甘い蜜欲しさにサンベルトに移籍するチームが続出してもおかしくはありません。

オクラホマ大およびテキサス大の移籍に始まったこのドミノ的カンファレンスエクスパンションはまさに利権欲しさにパワーバランスを無視した大御所の利己的野望から始まっていると言っても過言でなく、最終的にその影響を受けるのは力のないカンファレンスUSAというなんとも悲しい構図が浮かび上がってきます。


ワシントン州立大のロロビッチ監督、ワクチン拒否で解雇に


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ワシントン州では州内の公共施設で働く従事者に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けています。その締め切り日が今週月曜日の10月18日だったのですが、ワシントン州立大のニック・ロロビッチ(Nick Rolovich)監督は当初からワクチン接種を「個人の選択の自由」を理由に拒否し続け、最近になっては宗教上の理由から特例を受けるための申請をしていましたが、それも却下され結果的に月曜日になってもワクチンを接種しなかった理由で大学から解雇されてしまいました。

ロロビッチ監督は年収300万ドル(1ドル100円計算で約3億円)の高額所得者であり、ワシントン州内の州職員としては最高額を受け取っている人物。その利益を手放してでも、そして自らを慕って付いて来ている選手たちを残してでも自分の信念のものにワクチン接種を拒んで今回のような結果に至ったわけです。

しかも彼の他に4人ものアシスタントコーチも同様の理由で解雇処分になっており、チームはコーチの約半分を一挙に失う事になってしまいました。現在4勝3敗のワシントン州立大は3連勝中。せっかく上向いたモメンタムを完全に殺してしまう今回の騒動はまさにコロナ禍を象徴する出来事です。

ちなみにロロビッチ監督は今回の解雇処分が不当だとして大学側を訴える予定だそうです。


マニング氏の背番号が欠番に


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2年前に現役を引退した元ニューヨークジャイアンツQBイーライ・マニング(Eli Manning)氏。彼は元々ミシシッピ大にてスターQBとして2000年から2003年まで活躍しましたが、この度彼が纏っていた背番号「10」が永久欠番となることが明らかになり、今週末のルイジアナ州立大戦でそのセレモニーが行われる予定。

しかもエンドゾーンには「MANNING」と彼のラストネームがペイントされる歓迎度合い。

マニング氏はミシシッピ大の大学記録となる10119パスヤード並びに81パスTDの保持者。2004年のNFLドラフトでは総合ドライチ選手としてサンディエゴ(現ロサンゼルス)チャージャーズにドラフトされ直後にニューヨークジャイアンツにトレードされました。そして2007年度シーズンと2011年度シーズンに見事スーパーボウルで勝利してロンバディトロフィーを2度も獲得。彼がNFLの歴史上トップ10のQBかと言われればどうかと思いますが、同時に優勝リングを複数個持っているQBはそう多くはないことを考えればマニング氏がNFL史に名を残すQBであることは確かです。

ちなみにミシシッピ大は彼の父親で殿堂入りも果たしているアーチー・マニング(Archi Manning)氏の背番号「18」も永久欠番扱いになっています。またもう言うまでもありませんが、元テネシー大でインディアナポリスコルツ並びにデンバーブロンコスで活躍したペイトン・マニング(Payton Manning)氏はイーライ氏の兄。そして2023年度のリクルーティングクラスで全米ナンバーワンの評価を受けているアーチー・マニング(Archi Manning、前述のアーチー氏と同姓同名)君はイーライ氏とペイトン氏の甥。マニング一家恐るべしです。


元ルイビル大QBジャクソンの背番号も欠番へ


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また先週末ルイビル大はかつてのスターQBで現ボルティモアレイヴンズ所属のラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)が愛用していた背番号「8」を永久欠番とすることを彼に内緒でサプライズ発表。正式には11月13日のシラキュース大とのホームゲームでセレモニーが行われるようです。

何も知らされていなかったジャクソンはメディアとの会見だと言われおもむろにスタッフに動画を見させられますが、そこにはスコット・サターフィールド(Scott Satterfield)現監督とヴィンス・タイラ体育局長が映し出され今回のニュースを発表。また当時のチームメイトらもサプライズで祝福のメッセージを寄せ、本当に驚いた様子のジャクソンは「ハイズマントロフィーをもらった時と同じくらいの気持ちだよ」と感慨深げ。

ジャクソンは2016年にルイビル大出身選手としては唯一となるハイズマントロフィーを獲得。また同年に同じくらい価値があるとされるマックスウェル賞とウォルター・キャンプ賞も受賞。2019年にはNFLのMVPにも選出され押しも推されぬスターに。そんな彼でも母校でのこの粋な計らいには彼も涙腺が緩んでいるようでした。

ちなみにルイビル大にとってジャクソンの背番号「8」は二つ目の永久欠番。最初の永久欠番はあのレジェンド、ジョニー・ユナイタス(Johnny Unitas)の背番号「16」です。(NFL選手としては「19」で知られていますが、この「19」も所属していたインディアナポリス(現役時代はボルティモア)コルツで永久欠番扱いとなっています)


サウスカロライナ大の元学生コーチが先発出場へ


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今週末全米17位のテキサスA&M大と対戦する事になっている現在4勝3敗のサウスカロライナ大ですが、先週のヴァンダービルト大戦で先発QBルーク・ドティ(Luke Doty)が足を負傷してしまい、その代役としてシェーン・ビーマー(Shane Beamer)監督が指名したのがゼブ・ノーランド(Zeb Noland)。

このノーンランド、実はサウスカロライナ大には元々学生コーチとしてやって来た24歳なのです。

過去アイオワ州立大ノースダコタ州立大でプレーしたノーランドはコーチとしての道を歩むために大学院に通いながらサウスカロライナ大で学生コーチをこの夏から始めました。

しかしプレシーズントレーニング中にドティが足を負傷するとプレー資格をまだ残したままだったノーランドに白羽の矢が立ち、コーチと言う肩書きのまま現役選手として復活。シーズン開幕戦となったイースタンイリノイ大戦での46対0の勝利に貢献。そして上記のヴァンダービルト大戦で再び負傷し退場を余儀なくされたドティの代わりにノーランドが途中出場し、逆転勝利をやってのけたのです。

今週末テキサスA&M大と言う大御所を相手に再び先発出場を任されたノーランド。元々オフェンス的にサウスカロライナ大には火力が足りずドティが出場するにしろノーランドが出場するにしろテキサスA&M大相手では荷が重いのは変わりませんが、ストーリー的に今週末のサウスカロライナ大を後押ししてあげたくなりますね。

テネシー大に25万ドルの罰金


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先週行われたミシシッピ大テネシー大との一戦では試合終盤に審判団の判定に腹を立てた一部の学生ファンがありとあらゆるゴミをミシシッピ大サイドラインへ投げ入れると言う暴挙があり試合は一時中断。近年のカレッジフットボールの試合でも稀に見る酷い光景にいちファンとして呆れるばかりでしたが・・・。

関連記事いい試合が台無しに・・・

この暴挙を許してしまったテネシー大にSEC(サウスイースタンカンファレンス)は25万ドル(1ドル100円計算で約2500万円)の罰金を科すことを発表しました。

またSECはテネシー大にありとあらゆる方法を使ってこの暴挙を行ったファンの身元を確認するように要請。試合当日には17人が逮捕され47人が退場処分にされましたが、画像を見る限りこれよりさらに多い人間がこの行為を行なっていたことが判るように、逮捕者や入場禁止処分となる人数は今後増えて行くと思われます。

オクラホマ州立大とガンディ監督が契約年数更新へ


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現在6勝無敗と快進撃を続け全米8位につけているオクラホマ州立大マイク・ガンディ(Mike Gundy)監督と新たに5年の契約更新を結ぶことが明らかになりました。

新型コロナウイルスのパンデミックのために2020年度はどの大学もアメフト関連の収益が著しく減りましたが、それを受けてガンディ監督はサラリーを100万ドル(約1億円)カットすることを自ら進んで提言し、契約年数も当時5年残っていたところを4年に減らし、さらにはバイアウト費(契約期間中に何らかの理由で解雇並びに移籍したときに発生する違約金)も500万ドル(約5億円)から400万ドル(約4億円)に減らすなど、ガンディ監督はオクラホマ州立大への負担を軽減するような試みを自ら進言していました。

カレッジフットボール界の監督の年収が年々上がる一方である今日、ガンディ監督のように多少自分の取り分が減っても大学側にとって有益になるような行動を起こす人物がいることは大変新鮮です。

そんな折、チームは今年快進撃を続けているのですから大学側からすればその恩に応えるためにそれ相応の条件をガンディ監督に提示して、なるべく長く彼にチームに留まっていて欲しいと思うのは自然なところ。

ガンディ監督にとっては現役時代プレーした母校でもあるオクラホマ州立大で骨を埋める気持ちでいることでしょうが、チームが勝ち続ければそれ相当の見返りを受け、そうでなければルイジアナ州立大のエド・オルジェロン(Ed Orgeron)監督のように全米優勝から2年後に首を切られてしまうような世界。結果が全てと言うのは事実ではありますが、オクラホマ州立大とガンディ監督の関係はそんな中で少しほっこりするなと思うのは筆者だけでしょうか?

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