FCSのフォーダム大(ニューヨーク州ブロンクス)のヘッドコーチ、ジョー・モアヘッド(Joe Moorehead)氏がペンシルバニア州立大のオフェンシブコーディネーターに就任しました。
モアヘッド氏は現役時代フォーダム大でスターQBとして活躍。そしてヘッドコーチとして母校に凱旋してからフォーダム大をFCSで強豪チームに育て上げました。今年フォーダム大はトータルオフェンスでFCS19位、スコアリングオフェンスで8位と好調。3年連続でFCSプレーオフ進出を果たし、その手腕を買われ上位リーグのFBSに所属する名門ペンシルバニア州立大から白羽の矢が立ったのでした。
NFL級と言われるQBクリスチャン・ハッケンバーグ(Christian Hackenberg)を擁しながらもトータルオフェンスとランオフェンスは全米106位、3rdダウンコンバージョン率は全米126位と散々な結果に。その責任を問われオフェンシブコーディネーターだったジョン・ドノバン氏が解雇されその後釜を探していたところでした。
ハッケンバーグがチームに残留するかは微妙なところですが、1年生RBセイクワン・バークリー(Saquon Barkley)と来年入部してくる有能リクルート、QBジェイク・ゼンビエック(Jake Zembiec)など若くポテンシャルのあるチーム。モアヘッド氏がペンステートを再び全米の表舞台に立たせる役を果たすことが出来るでしょうか。