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最新CFPランキングを分析【2024年度第1回目】

最新CFPランキングを分析【2024年度第1回目】

カレッジフットボールの頂点を極めるカレッジフットボールプレーオフ(CFP)。そのトーナメント戦に出場できるチームを決めるためのランキングがその名もCFPランキングですが、今季初回となる第1回目のCFPランキングが現地11月5日(火曜日)夜に発表されました。

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CFPランキングとは?

CFP選考委員会

CFPランキングはCFP選考委員会によって独自に発表されるランキングです。選考委員会は13人で構成され、その顔ぶれは大学長、体育局長、元監督、元選手、元陸軍将軍、大学教授など様々です。かつてはコンドリーザ・ライス元国務長官も選考委員の一員でした。

この13人の有識者たちがこれまでのシーズンの各チームの戦いぶりを踏まえてランクを決めていくのですが、2013年まで用いられていたボウルチャンピオンシップシリーズ(BCS)のようなコンピューターランキングなどのフォーミュラ(数式)などは使われず基本的に彼らの主観でこのランキングは決定されます。

参考記事ボウルチャンピオンシップシリーズ

選考の基準

とはいえ完全主観というわけにはいかず、CFPランキングを決めるにあたってある程度のポイントがあるのも事実です。それが以下のもの。

  • ストレングスオブスケジュール
  • 所属するカンファレンスで優勝したかどうか
  • 直接対決の結果
  • シーズンの戦績
  • 同じ対戦相手が居た場合、その試合の結果
  • その他

一番重要なのが「ストレングス・オブ・スケジュール(Strength of Schedule=SOS)」と言われています。これは簡単に言えばそれぞれのチームがどれだけタフな(もしくは楽な)スケジュールをこなしてきたかを示すものです。わかりやすく言うと、もし2つの無敗チームが居たとして、一方のチームは多くの強豪チームと渡り合って無敗を守り、もう一方のチームは弱小チームとばかりと戦って得た全勝だとしたら前者の無敗レコードのほうが価値があるというもの。

もしくは後者のような無敗チームと、強豪校とばかり対戦して1敗を喫してしまったチームがいたとしたら、たとえ1敗していたとしてもSOSの関係で彼らのほうがランクが上になるということも大いに考えられます。

ちなみに現時点でのSOSは以下のようになっているようです。

新12チーム制度

今回のプレーオフから採用される最大の変化は、参加できるチームがこれまでの4チームから12チームに増えるということです。一気に枠が8つも増えるということは、2014年以来行われてきたCFPに一度も進出できなかったチームたちにチャンスが巡ってくるということになります。

この12チームをどのようにして選出するか・・・。これに当然ながらCFPランキングが関係してくるのですが、実際の出場資格の獲得方法はただランキングの上位12チームを引き抜くという単純なものではありません。

パワー4の各カンファレンス優勝チーム

FBS(フットボールボウルサブディビジョン)は更に上位4つのカンファレンス群「グループオブ4」と中堅カンファレンス群「グループオブ5」に区分けされています。その中で「グループオブ4」に数えられる、アトランティックコーストカンファレンス(ACC)、Big 12カンファレンスBig Tenカンファレンスサウスイースタンカンファレンス(SEC)のそれぞれのカンファレンス優勝チームには自動的にCFP出場権が与えられます。

グループオブ5出身のカンファレンス優勝チームで最もランクの高いチーム

一方、「グループオブ5」に属する、アメリカンアスレティックカンファレンス(AAC)、ミッドアメリカンカンファレンス(MAC)、カンファレンスUSAマウンテンウエストカンファレンス(MWC)、サンベルトカンファレンスのそれぞれの優勝チームの中で、CFPランキングで最も高い順位にランクされたチームにも自動的にCFP出場権が与えられることになっています。

これまで「グループオブ5」出身チームとしてCFPに出場できたのは2021年のシンシナティ大(当時はAAC所属)のみでしたので、この12チーム制度下では必ず最低でも1チームが「グループオブ5」からプレーオフに駒を進めることができるようになるわけです。これまでは「グループオブ5」チームが全米タイトル争いに絡むことが出来るのはほぼ不可能とされていましたが、これでそういったチームたちも夢を持つことが出来るようになったのは非常に大きいと思います。

アットラージ枠

「パワー4」のそれぞれの優勝チーム(合計4チーム)と「グループオブ5」の優勝チームの中から最高ランクのチーム1チーム、合計5つのカンファレンス優勝チームに自動的にプレーオフに出場する権利が与えられるわけですが、その他の7チームがどのチームになるのかを決めるのに使われるのがCFPランキングです。

これは単純に上に挙げた5チームを除いた状態で、CFPランキングに顔を連ねるチーム7チームを上から選択していくことになります。

ただ状況によっては上位12位以内に入っているチームでもプレーオフに進出できないシナリオも生まれます。それは先に挙げた5つのカンファレンス優勝チームがCFPランキングで上位12位以内にランクされていない場合です。

最も考えられるシナリオとしては、総合戦績では3敗以上しているためにランキングが下位にとどまりながらも、カンファレンス戦績が良くて所属するカンファレンスの優勝決定戦に出場したチームがいたとして、そのチームがその優勝決定戦で番狂わせを起こして優勝した場合、このチームが最終CFPランキングで12位以内に食い込まなければ、12位以下のチームとして12個用意されているプレーオフ進出の椅子のうち1つに座ることになります。

そうなれば残りの椅子は11つしかないわけで、必然的に全米12位のチームはこの椅子に座れないという状況が生まれるわけです。

「グループオブ5」チーム出身のプレーオフ進出チームが上位12位以内に食い込めないという状況は生まれやすいと思いますから、一概にファイナルランキングで12位以内にランクされたと言っても11位や12位のギリギリのチームに必ずしも自動的に出場権が与えられるというわけではないんですね。


今季第1回目のCFPランキング

それでは早速今シーズン最初となるCFPランキングを見ていきたいと思います。

上位12チーム

1位:オレゴン大(Big Ten:9勝0敗)
2位:オハイオ州立大(Big Ten:7勝1敗)
3位:ジョージア大(SEC:7勝1敗)
4位:マイアミ大(ACC:9勝0敗)
5位:テキサス大(SEC:7勝1敗)
6位:ペンシルバニア州立大(Big Ten:7勝1敗)
7位:テネシー大(SEC:7勝1敗)
8位:インディアナ大(Big Ten:9勝0敗)
9位:ブリガムヤング大(Big 12:8勝0敗)
10位:ノートルダム大(独立校:7勝1敗)
11位:アラバマ大(SEC:6勝2敗)
12位:ボイジー州立大(MWC:7勝1敗)

現時点での上位12校がこの顔ぶれになりましたが、ここから現段階でのプレーオフ出場校をシミュレートしてみたいと思います。

まずは「パワー4」の各カンファレンス優勝チーム4つの枠ですが、現時点でそれぞれのカンファレンスで首位を走っているのが、ACCはマイアミ大、Big 12がブリガムヤング大、Big Tenがオレゴン大、SECがジョージア大となっています。これらのチームには自動的に出場権が与えられるだけではなく、ファーストラウンドがお休みとなる上位4シード権が与えられます。シード権の順位はCFPランキングが使用されるので、シードは以下のようになります。

第1シード:オレゴン大(Big Ten覇者、CFP#1)
第2シード:ジョージア大(SEC覇者、CFP#2)
第3シード:マイアミ大(ACC覇者、CFP#4)
第4シード:ブリガムヤング大(Big 12覇者、CFP#9)

そして「グループオブ5」出身チームで最もハイランクのカンファレンス優勝チームという枠ですが、今回は偶然にもMWC出身のボイジー州立大が12位にランクされていますので彼らがそのまま第12シードチームとしてプレーオフ出場権を獲得。

つまり、今回は出場権を獲得することが出来る12チームがすべてランキングの上位12位以内にランクされたということになるわけです。それらのチームのシード権は以下の通りになります。

第5シード:オハイオ州立大(CFP#2)
第6シード:テキサス大(CFP#5)
第7シード:ペンシルバニア州立大(CFP#6)
第8シード:テネシー大(CFP#7)
第9シード:インディアナ大(CFP#8)
第10シード:ノートルダム大(CFP#10)
第11シード:アラバマ大(CFP#11)
第12シード:ボイジー州立大(MWC覇者、CFP#11)

第5シードから第12シードまでのチームはファーストラウンドを行うわけですが、ファーストラウンドはこれまでと違い大学のキャンパスにあるスタジアムで行われます。これまでのCFPではいわゆる「ニューイヤーズ6ボウル」(ローズボウル、シュガーボウル、オレンジボウル、コットンボウル、フィエスタボウル、ピーチボウル)がプレーオフの試合を担当してきましたから、大学キャンパス内でプレーオフの試合が行われるのは初の試みとなります。

現状でのシミュレーションにおいてファーストラウンドの組み合わせは以下の通りになります。

ボイジー州立大(第12シード)@ オハイオ州立大(第5シード)
アラバマ大(第11シード)@ テキサス大(第6シード)
ノートルダム大(第10シード)@ ペンシルバニア州立大(第7シード)
インディアナ大(第9シード)@ テネシー大(第8シード)

シミュレーションとはいえ、中々面白そうなマッチアップばかりですよね!これがシード数の高い方のチームで行われるということですから、ホームチームのアドバンテージはかなりのものだと思います。オハイオ州立大のオハイオスタジアム、テキサス大のダレル・ロイヤル・テキサスメモリアルスタジアム、ペンシルバニア州立大のビーバースタジアム、テネシー大のネイランドスタジアム、これら全て10万人以上収容可能の巨大スタジアムですから、負ければそれで終わりという今まで経験したことのないシチュエーション下の試合ともなれば、スタジアムの雰囲気はこれまで以上のものすごいものになることは間違いありません。

13位〜25位

とはいえ今季残り試合は最大で5試合(カンファレンス優勝決定戦含む)もありますから、現在の上位12チームの顔ぶれがそのまま変わらないということは考えられませんし、実際オハイオ州立大とインディアナ大は直接対決を未だ残していますし、カンファレンス優勝決定戦でアップセットなんかが起きれば、当然カンファレンス優勝チームに与えられるシード枠の顔ぶれも変わってくるでしょう。

これまでのCFPでは2敗以上したチームがプレーオフに出場したことはありません。それはひとえに出場枠が4つしかなかったからですが、今回から12チームに増えることになり、2敗しても状況如何ではプレーオフに進出することができるチームが出てくるかもしれません。実際今回のシミュレーションでは既に2敗しているアラバマ大がCFPランキング11位で出場権を獲得するというシナリオが成り立っています。

ですから、現在12位以内に入っていないチームでも今後の状況次第でプレーオフ出場を達成できるチームも出てくるでしょう。そんな上位の椅子を虎視眈々と狙っているのが以下のチームたちです。

13位:サザンメソディスト大(ACC:8勝1敗)
14位:テキサスA&M大(SEC:7勝2敗)
15位:ルイジアナ州立大(SEC:6勝2敗)
16位:ミシシッピ大(SEC :7勝2敗)
17位:アイオワ州立大(Big 12:7勝1敗)
18位:ピッツバーグ大(ACC:7勝1敗)
19位:カンザス州立大(Big 12:7勝2敗)
20位:コロラド大(Big 12:6勝2敗)
21位:ワシントン州立大(Pac-12:7勝1敗)
22位:ルイビル大(ACC:7勝1敗)
23位:クレムソン大(ACC:6勝2敗)
24位:ミズーリ大(SEC:6勝2敗)
25位:陸軍士官学校(American:8勝0敗)

現在上位12位以内にランクされているチームに黒星がつけば、これら13位以下のチームにもチャンスが巡ってくるわけです。興味深いのは、例えば現時点でレギュラーシーズンが終わった場合、ACCのタイトルゲームはマイアミ大とサザンメソディスト大の対決になるわけですが、もしサザンメソディスト大がマイアミ大に勝てば、サザンメソディスト大がACCの優勝チームとしてトップ4シード権を獲得し、一方で負けたマイアミ大はおそらく上位12位以内に踏みとどまると思われるため、上位12位のいずれかのチーム(現状ならアラバマ大)が漏れるというケースが生まれます。

また「グループオブ5」勢でいうと、例えばボイジー州立大がMWCの優勝決定戦で転けてしまったとしたら、その時点でプレーオフ出場権を失うことになります。すると次点の「グループオブ5」チームは陸軍士官学校ですので、彼らがAACのタイトルを取れば彼らがプレーオフに進出することになるわけです。

とは言え、現実的なことを言えば、陸軍士官学校は今後ノートルダム大と対戦することになっています。この試合はカンファレンス戦ではないので、たとえこの試合に負けても彼らのカンファレンス勝敗数には影響は及びません。しかし負けることでおそらくランキングを落としてしまうため、25位以内から脱落してしまうことが考えられます。陸軍士官学校としてはノートルダム大と対戦する11月23日までに少しでもランキングを上げておいて、例え負けても接戦なら25位以内で踏ん張れる・・・そんな状況を作りたいところです。

因みに、陸軍士官学校は毎年第15週目に海軍士官学校との対決が組まれています。この試合はカンファレンス戦全てが終わった翌週に単独で行われるのですが、今年は全国各地でそれぞれのチームが2週分のバイウィーク(試合がない週)が組み込まれているため、全ての行程が終わるのが1週間遅くなっています。そのせいでこの伝統の一戦も1週間分遅れて行われることなっています(12月14日)。

しかし、CFPのファイナルランキングが発表されるのが12月8日であり、さらにその前までに各カンファレンスのタイトルゲームが開催されているため、陸軍士官学校と海軍士官学校の試合は全てのスケジュールが終わった後に開催される奇妙な取り決めになっています。

これはおそらくCFP委員会が12チーム制度に移行して新たにルールを決めた際、まさか陸軍士官学校がプレーオフレースに絡んでくるとは思っていなかったため、この試合を全てが決定した後に組むようにしむけたんだと思います。

ただ、もし本当に陸軍士官学校がこのまま勝ち進んでAACのタイトルを取った場合、その時点で彼ら以外にランクされていてカンファレンスのタイトルを獲得した「グループオブ5」チームが存在していなければ、陸軍士官学校は全ての行程を終える前にプレーオフ進出を決める、なんてことが起きるわけです。

それもこれも陸軍士官学校(ないし海軍士官学校)を過小評価したためだと思われますが、逆にそんなシナリオを見てみたいですよね。

あと興味深いのは現在21位のワシントン州立大です。ワシントン州立大は現在Pac-12カンファレンス所属チームですが、ご存知かと思いますがこのPac-12カンファレンスは昨オフに所属チーム12チームのうち10チームが他カンファレンスへと離脱し、現在はこのワシントン州立大とオレゴン州立大の2チームしか所属しておりません。

元々Pac-12カンファレンスは「パワー5」の一員に数えられていたにもかかわらず、この「事件」で「パワー5」の称号を剥奪され、また2チームしか所属していないためカンファレンスという体裁も組めず、非常に気の毒な状況に陥っていました。

しかし、ワシントン州立大は現在まで7勝1敗でCFP21位。「グループオブ5」チームでもないため、自動出場権すらありませんが、仮にこのまま勝ち続けて上位チームが転けまくり、彼らが12位以内に飛び込むようなことがあれば、ひょっとしたら彼らにもプレーオフ進出の可能性が出てきます。

今の所Pac-12カンファレンスを裏切って出て行ったチームたちでプレーオフ進出の可能性があるのはオレゴン大くらいなもの。ここでもしワシントン州立大がPac-12カンファレンスチームとしてプレーオフに進むようなことが実現すれば、話としては非常に面白いですよね。

今後のランキング発表日

第2回目:11月12日(火曜日)
第3回目:11月19日(火曜日)
第4回目:11月26日(火曜日)
第5回目:12月3日(火曜日)
第6回目:12月8日(日曜日)←CFP出場チーム決定

今後は毎週火曜日にランキングが発表され、各カンファレンスタイトルゲームが終わる12月8日の翌日正午にファイナルランキングが発表され、晴れて全米タイトルを掛けて戦われるプレーオフに進出する12チームが決定することになります。

歴史は繰り返す・・・?

最終的に重要なのは第6回目のCFPランキングなわけで、今回発表された初回のランキングに一喜一憂する必要はないのですが、過去のランキングの推移を見てみるとちょっと面白いです。

2014年度初回
1.ミシシッピ州立大
2.フロリダ州立大
3.アーバン大
4.ミシシッピ大
2014年度ファイナル
1.アラバマ大
2.オレゴン大
3.フロリダ州立大
4.オハイオ州立大
2015年度初回
1.クレムソン大
2.ルイジアナ州立大
3.オハイオ州立大
4.アラバマ大
2015年度ファイナル
1.クレムソン大
2.アラバマ大
3.ミシガン州立大
4.オクラホマ大
2016年度初回
1.アラバマ大
2.クレムソン大
3.ミシガン大
4.テキサスA&M大
2016年度ファイナル
1.アラバマ大
2.クレムソン大
3.オハイオ州立大
4.ワシントン大
2017年度初回
1.ジョージア大
2.アラバマ大
3.ノートルダム大
4.クレムソン大
2017年度ファイナル
1.クレムソン大
2.オクラホマ大
3.ジョージア大
4.アラバマ大
2018年度初回
1.アラバマ大
2.クレムソン大
3.ルイジアナ州立大
4.ノートルダム大
2018年度ファイナル
1.アラバマ大
2.クレムソン大
3.ノートルダム大
4.オクラホマ大
2019年度初回
1.オハイオ州立大
2.ルイジアナ州立大
3.アラバマ大
4.ペン州立大
2019年度ファイナル
1.ルイジアナ州立大
2.オハイオ州立大
3.クレムソン大
4.オクラホマ大
2020年度初回
1.アラバマ大
2.ノートルダム大
3.クレムソン大
4.オハイオ州立大
2020年度ファイナル
1.アラバマ大
2.クレムソン大
3.オハイオ州立大
4.ノートルダム大
2021年度初回
1.ジョージア大
2.アラバマ大
3.ミシガン州立大
4.オレゴン大
2021年度ファイナル
1.ジョージア大
2.アラバマ大
3.ミシガン大
4.シンシナティ大
2022年度初回
1.テネシー大
2.オハイオ州立大
3.ジョージア大
4.クレムソン大
2022年度ファイナル
1.ジョージア大
2.ミシガン大
3.テキサスクリスチャン大
4.オハイオ州立大
2023年度初回
1.オハイオ州立大
2.ジョージア大
3.ミシガン大
4.フロリダ州立大
2023年度ファイナル
1.ミシガン大
2.ワシントン大
3.テキサス大
4.アラバマ大

これを見ると、過去10年間で初回に1位をゲットしたチームがファイナルでも1位を取っている確率は5割ということになります。また初回の顔ぶれとファイナルと顔ぶれが同じであることは2020年度ただ1度きりです。今年から12チーム制度となりますし、単純にランキング上位12位が出場するというフォーミュラでもないため、今までのトレンドが当てはまるとは思いませんが、今回の初回の顔ぶれがファイナルランキングでどうなっているのかも実物ですね。

今後もランキングが発表されるたびにいろいろなシナリオを想像してみては、あーだこーだ言うことになると思いますが、ひょっとしたらこのカオスがカレッジフットボールの最高の醍醐味なのかも知れません。

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