数あるライバリーゲームの中でも最もアイコニックな部類の1つに挙げられるのが「世界最大級のアウトドアカクテルパーティー(The World’s Largest Outdoor Cocktail Party)」の異名を持つ、フロリダ大対ジョージア大の一戦です。
このライバルゲームはこれまでフロリダ州ジャクソンビルで行われてきましたが、この度ジャクソンビルでの開催の契約を2021年まで更新することで両校が同意しました。
これを受け、ジャクソンビル市長のレニー・カリー氏は「この契約更新によって83年間続いて来たジャクソンビル市と(ジョージア大対フロリダ大戦の)伝統の一戦との強固な関係がさらに深まりました」と語っています。
NFLジャクソンビルジャガーズの本拠地であるエバーバンクフィールドで行われるこの試合。現在このスタジアムは改修工事中ですが、工事後のシート数が8万3千席以上になる見込みで、これが今回の契約更新に結びついたようです。
このライバリーゲームは1938以来ジャクソンビルで行われており、昨年はこの1試合だけでジャクソンビルでの商業利益が35ミリオンドル(約39億円)にものぼりました。ジャクソンビル市が手放したくない訳です。