ハリケーン「マシュー」の影響で土曜日のゲームがキャンセルされたルイジアナ州立大とフロリダ大のゲームですが、ひょっとしたらこのマッチアップはキャンセルされたままリスケジュール出来ない可能性が出てきました。
両チームとも試合のない「バイウィーク」が重ならないため、すでにスケジュールが詰まっている現状でこの対戦を開催できる日にちがないのです。ルイジアナ州立大の体育局長、ジョー・アレヴァ氏もこれが非常に難しい事であることを吐露しています。
「この試合を別の日に振り替えて開催するのは非常に厳しいです。仮に絶対にどこかでこの試合を開催しなければならないとなると、他の予定を大々的に変更せざるを得なくなります。」
オプションとして考えられるのは11月19日に開催する案。この日は現在のところフロリダ大はFCSのプレスビテリアン大と、ルイジアナ州立大はノンカンファレンスのサウスアラバマ大との試合が組まれています。それぞれの試合をキャンセル出来ればフロリダ大とルイジアナ州立大との試合は開催可能ですが、その場合は恐らく多額のキャンセル料をプレスビテリアン大とサウスアラバマ大にそれぞれ支払わなくてはならなくなるでしょう(もし当人たちが望むならばプレスビテリアン大とサウスアラバマ大が試合をするという手もあるかもしれません)。
別のシナリオとしてレギュラーシーズンが終わりSECカンファレンスのタイトルゲームが行われる週にこの試合をするというものも考えられます。もっともこのシナリオはフロリダ大とルイジアナ州立大のどちらのチームもこのタイトルゲームに出場しないという前提での話ですが。
そして最後に考えられるのは完全にキャンセルして今シーズンはこの試合の開催は白紙にする案です。これがノンカンファレンスの試合であればキャンセルするのはそれほど問題にはならないのでしょうが、リーグ制覇を目指す上でこの試合を開催できないとなると、場合によってはどちらか(もしくは双方にとって)痛手となる可能性も出てきます。
カレッジフットボールの試合の予定はかなり前から立てられており、それを変更することはテレビの放映権や施設の確保、人員補填、その時多方面に影響を及ぼすため、思っている以上に大変なことなのです。