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ヒューストン大DCオーランド氏、テキサス大へ

ヒューストン大DCオーランド氏、テキサス大へ

 

メジャー・アップルホワイト(Major Applewhite)新体制で臨んだラスベガスボウルではサンディエゴ州立大に見事にやられたヒューストン大。彼らの2016年度シーズンはこれで完全に終わった訳ですが、この直後にディフェンシブコーディネーターのトッド・オーランド(Todd Orlando)氏がヒューストン大を離れることが分かりました。次ぎなる行き先は・・・テキサス大です。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

ご存知の通りアップルホワイト監督が新監督に就任した背景には前任であるトム・ハーマン(Tom Herman)氏がヒューストン大からテキサス大ヘッドコーチに就く為にチームを去ったことにあります。結果的にはオーランド氏はハーマン氏の後を追ったことになりますが、一時は臨時監督にも任命されたオーランド氏がテキサス大にいくかどうかは別として、ヒューストン大からはおそらく去ることになるのでないかという憶測が流れていました。

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ハーマン氏が去りヒューストン大はオーランド氏を臨時監督に任命しチームを引き継がせましたが、それと同時に新監督探しも行っていました。最終的に絞られたのはアップルホワイト氏、アラバマ大OCレーン・キフィン(Lane Kiffin)氏、そしてオーランド氏の3名。結果的に選ばれたのはアップルホワイト氏ですが、一度は臨時監督に任命されながらアップルホワイト氏にその職を奪われた形となったオーランド氏にとっては面白い気はしないでしょうから、ヒューストン大に来季も残留するとは考えづらかった訳です。

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報道によるとテキサス大と3年契約を結んだオーランド氏の年収は100万ドル(約1億円)以上。アシスタントコーチでも100万ドルを越えるサラリーを受け取るような時代になったのです。

オーランド氏が率いた2016年度のヒューストン大ディフェンスはスコアリングディフェンスで全米27位、1プレーで許したヤード数で全米10位、ランディフェンスは3位と上位レベルを維持しました。特に今季ハイズマントロフィーを獲得したラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)率いるルイビル大と対戦した際には彼に11つものQBサックをお見舞いしまし、見事ルイビル大を倒しました。またシーズン初旬には強豪オクラホマ大にも競り勝ち、そのポテンシャルの高さを見せつけてくれました。このディフェンス力をテキサス大でも再現出来ればとハーマン氏はオーランド氏を招聘したのでしょう。

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これで大半のヒューストン大コーチ陣がハーマン監督の居るテキサス大へ移っていくことになりました。ヒューストン大はアップルホワイト監督のもの大掛かりな再建を強いられることになりそうです。

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