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クレムソン大のワトソンが来季もチームに残留する確率は・・・

クレムソン大のワトソンが来季もチームに残留する確率は・・・

 

昨年に続き今年もハイズマントロフィーのファイナリストに残ったクレムソン大QBデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)。今季3年生のワトソンにはあともう1年間のプレー資格が残されていますが、果たしてチームに残留するのか、はたまたNFL入りを表明するのか・・・。クレムソン大ファンなら非常に気がかりなことだと思います。

昨年ナショナルタイトルゲームまで進出したクレムソン大は攻守ともに優れたチームでしたがやはり特筆すべきはワトソンの存在でした。投げても走っても敵ディフェンスを翻弄でき、体格もプロ級ということで昨年アラバマ大に敗れるまで誰も彼を止めることはできませんでした。そのアラバマ大はナショナルタイトルゲームでクレムソン大に勝ったものの、最強と謳われたディフェンスを持ってしてもワトソンを止めることはほぼ出来ませんでした。

今年のワトソンはミスが目立ち昨年ほどの活躍を見せることはできませんでしたが、それでもチームのプレーオフ進出に大きく貢献。見事に2年連続ハイズマントロフィー授賞式に招待されました。

そんな彼は来季4年生シーズンを待たずしてNFL入りを表明するという見方が強いですが、当然彼自身はまだ彼の去就に関して口を開いてはいません。クレムソン大ファンは来年もワトソンに残留してもらいたいと願うところでしょうが、そんなかダボ・スウィニー(Dabo Swinney)監督はインタビューにおいてこう明言しました。

「来季の当面の課題は『誰が新先発QBになるか』ということに尽きます。今の所ケリーブライアント/Kelly Bryant)が春季トレーニングでトップQBとなることはほぼ確実ですが、トレーニングが始まってからその他のQBを含め査定し直すことになるでしょう。ということでもしまだデショーン・ワトソンが来季もクレムソン大に戻ってくれることを願っている人がいるならば、そろそろ諦めた方がいいと思います。」

これまでのクレムソン大での3シーズンでワトソンは9196パスヤードに83パスTD、1749ランヤードに21ランTDを稼いできました。そんなスーパースターにもう1年プレーして欲しいと願う人がいることは理解できますが残念ながらその願いは叶いそうにありません。

ワトソンとしては昨年あともう少しで手にすることができたナショナルタイトル獲得へのチャンスを今年も得ることができましたので、ここはワトソンが有終の美を飾れるかどうか見守りたいと思います。

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