現在全勝で全米14位のボイジー州立大は金曜日にブリガムヤング大と対戦。比較的ソフトなスケジュールの中でボイジー州立大にとってパーフェクトシーズンを狙う上で恐らくこのブリガムヤング大が最大の壁だと思われましたが、その想像通り試合は最後までどちらに転ぶか分からない展開になりました。
結果的には5つものターンオーバーを犯したボイジー州立大が犯しブリガムヤング大の追撃を許しましたが、ブリガムヤング大の勝ち越しとなる試合終了間際のFGをボイジー州立大がブロックして辛くも勝利を掴み無敗を守りました。
ボイジー州立大QBブレット・リピエン(Brett Rypien)は442パスヤードに3TDを記録するなどしましたが、後半に2度もパスインターセプションから相手にTDを献上してしまい、それが試合を最後まで分からないものとしたのでした。
ブリガムヤング大は自陣のレッドゾーンで4thアンド19ヤードからフェイクパントに打って出るという大博打に出ますがこれが大失敗。ゴールラインでボールを奪われますがディフェンスが踏ん張りボイジー州立大にTDを許すことなく、更にFGが外れと事によりブリガムヤング大にFGで逆転勝利の可能性を残したのですが...。
ブリガムヤング大の主力選手であるRBジャマール・ウィリアムス(Jamaal Williams)は先週のミシシッピ州立大戦でチーム史上最多ラッシュヤードを記録しましたが、試合前の準備運動で足首を痛めてしまい欠場するというハンデを負いました。加えてQBテイサム・ヒル(Taysom Hill)もパス成功率が50%にパスヤードは187ヤードと苦戦。それでも試合終盤にはあと少しで逆転できる・・・かも、というドライブを演出して見せました。
非常に危うい勝利ではありましたが、これでボイジー州立大は7勝無敗。同じく「グループオブ5」出身のヒューストン大はボイジー州立大よりも順位が高い11位にランクされていますが、彼らはすでに1敗を喫しておりこのまま行けばボイジー州立大にもメジャーボウルゲーム出場の可能性が残されます。