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【速報】ヒューストン大 36、(#5) ルイビル大 10

【速報】ヒューストン大 36、(#5) ルイビル大 10

木曜日のナイトゲームとして行われたヒューストン大と全米5位のルイビル大との一戦。開幕前は大一番として期待されていましたが、一時全米6位まで上り詰めたヒューストン大は途中失速し現在はランクすらされておらず、一方現在まで破竹の勢いで勝ち続けているルイビル大にとってはこの試合はプレーオフ進出への一つの通過点でしかないと考えられていました。が、なんと今夜ヒューストン大がルイビル大から大金星を奪う快挙を成し遂げたのです。

ハイズマントロフィー最有力候補のQBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)を擁するハイパワーオフェンスが旨のルイビル大でしたがこの日はヒューストン大ディフェンスよって沈黙させられてしまいました。実際のところ、試合開始のキックオフをルイビル大がいきなりファンブルしヒューストン大にボールを奪われ、その直後にTDを許すと言うように出だしでつまずいたルイビル大でしたが、結局この時点でこの試合がヒューストン大に傾いていた事を暗示していたのでした。

ハイズマントロフィーレースにおいてダントツ首位を走っていると言われているジャクソンですが、この日は何とQBサックを11回も喰らい、パスは211ヤード、ランは33ヤードと消沈。この試合のみで彼のトロフィーレースに大きく影響を及ぼすとは思いませんが、投票において有権者達を一考させるには十分な試合展開となってしまいました。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

それよりも評価されるべきはヒューストン大DTエド・オリヴァー(Ed Oliver)の活躍でしょう。元5つ星の1年生であるオリヴァーはルイビル大OLに終始に渡りプレッシャーを掛け続け、結果6タックル、2QBサック、2パスブレークアップ、さらにファンブルを誘発するなど大活躍。後半に残念ながら膝の怪我でベンチに退きましたが、もし怪我が無ければさらにこれらの数字は増えていた事でしょう。またLBスティーブン・テイラー(Steven Taylor)も14タックル、2.5QBサックとルイビル大オフェンスをシャットダウンするのに貢献。彼自身も相手からファンブルを奪うなどしルイビル大に仕事をさせませんでした。

ヒューストン大のオフェンスもシーズン前半のころの輝きを取り戻し、QBグレッグ・ワード(Greg Ward Jr.)はオクラホマ大を倒した時以来の好調さを披露。機動力に長けるワードはポケット内外を自慢の足で動き回りオープンWRへ次々とパスを繋いでいきました。数字的には233パスヤードに2TDと平凡ではありますが、チームの勝利に貢献するには十分な働きを見せてくれたのです。

この敗戦にてルイビル大は今季2敗目となりおそらくプレーオフ進出レースからは脱落することになるでしょう。ただお正月以降に行われるメジャーボウルゲーム、いわゆる「New Year’s Six」のいずれかのボウルゲームには出場可能(オレンジボウルが濃厚とされています)だと思われます。これで現在6位のワシントン大に再びプレーオフ進出へのチャンスが訪れそうです。

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