現役のヘッドコーチトップ10 – 2016 ver. ②

9位:ゲリー・パターソン(Gary Patterson)- テキサスクリスチャン大

 

少し前にも触れましたがテキサスクリスチャン大(TCU)のゲリー・パターソン監督は現役のヘッドコーチの中で3番目に長く同じチームで指揮を執る人物です。その事実だけでこのランキングに入るのに十分な理由ではありますが、パターソン監督の凄いところは単に安定した長期政権を築けた事だけではありません。それはカンファレンスを乗り換えながら対戦相手のレベルがどんどん上がっていく中でも尚安定した力を持続させることが出来たことです。

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3年間のディフェンシブコーティーネーターの座を経て2000年にヘッドコーチに就任したパターソン監督。当時まだカンファレンスUSAに所属していたTCUでの最初の4年間は32勝16敗。うち2年間は二桁勝利を記録しました。その後TCUはマウンテンウエストカンファレンス(MWC)に移籍するのですが、そこでTCUは当時上位カンファレンスとされていたBCSカンファレンス(ACC、Big 12、Big East、Big Ten、Pac-10、SEC)をなぎ倒す「BCSバスター」として名を馳せました。MWCでの7年間、TCUは11勝以上を6度、そしてボウルゲームも6勝を挙げ、非BCSチームとして4度もトップ10以内にランクしてシーズンを終えることが出来ました。

そして2012年、いよいよ上位カンファレンスであるBig 12に「昇格」する訳ですが、この時多くの人がTCUが強者どもを前に苦戦すると予測しました。確かに最初の2年は11勝14敗と以前までのレコードとはほど遠いものに甘んじてしまいました。しかし最近2年間ではオフェンスを立て直し両年で11勝以上の勝利を挙げ、どちらのシーズンでも最終ランキングでトップ10位に食い込む好成績を収めました。下部リーグから這い上がり、対戦相手のレベルが上がり続けてもチーム力を昇華させナショナルタイトル争いに絡めるほどのチームを作り上げて来たのは他の誰でもないパターソン監督です。

パターソン監督のTCUでの戦績は147勝43敗。この調子でいけばTCUにはパターソン監督が自ら去ると決断するまでこれからも長い事君臨し続ける事でしょう。

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