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最新ランキングを分析〜第9週目〜

最新ランキングを分析〜第9週目〜

アーカンソー大、テネシー大に次ぎ全米1位のアラバマ大にとって「死の四連戦」の第三試合目となった先週のテキサスA&M大戦でしたが、クリムソンタイドはこのハードルを難なくクリア。かと思えば全米2位のオハイオ州立大はペンシルバニア州立大にまさかの敗戦を喫し上位チームの顔ぶれを否応なく変えることになった第8週目。最新ランキングとなる第9週目のトップ25チームを見ていきたいと思います。

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開幕から首位をひた走るアラバマ大はテキサスA&M大に勝利し9連勝。昨シーズンから数えると20連勝目ということで、当然ながら首位を確保。20連勝という数字は現在もつづく連勝記録としては全米最長のものです。

第4Qだけで17点もペンステートに奪われたオハイオ州立大は24対21で今季初の敗戦を味わいました。これにより彼らは順位を6位まで下げ、対するペンシルバニア州立大は24位にランクイン。彼らが25位以内に入るのは故ジョー・パターノ(Joe Paterno)氏が解雇され体制が大きく変わって以来初のこととなります。

オハイオ州立大の敗戦を踏み台として新たに2位に着けたのは彼らの永遠のライバルであるミシガン大です。ミシガン大が最後に全米2位にまで上り詰めたのは2006年のレギュラーシーズン最後の週でしたので実に11年振りということになります。。クレムソン大ワシントン大、ルイビル大もそれぞれ順位を上げてきました。

先週6位だったテキサスA&M大はトップランクのアラバマ大を打ち負かしてあわよくば下克上を起こそうとこの試合に望んだことでしょうが、残念ながら返り討ちに合い順位を9位まで落としました。

7位から14位までの顔ぶれに大きな変化はなく、オハイオ州立大とテキサスA&M大の敗戦によってそれぞれのチームが順位をチョットだけ上げるだけに留まりました。15位には先週アーカンソー大に56対3という一方的なスコアで勝利を挙げたアーバン大がランクイン。彼らのここ最近の快進撃は非常に顕著でこの調子で勝ち星を重ね続ければひょっとしたらトップ10入りも夢ではないかもしれません。

テキサス工科大との点取り合戦を演じこれに勝利したオクラホマ大は16位に。66得点したのは確かにすごいことですが、同時に59失点を犯したディフェンスは褒められたものではなく、結果彼らの順位は全米の勢力図に影響を及ぼすに価しません。

一時は全米6位まで順位を上げてきたヒューストン大は先週サザンメソディスト大に苦汁を飲まされ2敗目。「グループオブ5」の星として期待されたもののここ3試合で2敗とし一気にランク外へ落っこちてしまいました。ヒューストン大に替わって「グループオブ5」をリードするのは13位のボイジー州立大です。ただボイジー州立大のスケジュールに今後強豪チームが組まれておらず、たとえ全勝してもプレーオフ云々という話にはならないかと思います。が、お正月以降のメジャーボウルゲームに出場し、10年前にフィエスタボウルに出場したとき以来の快挙を成し遂げる可能性は残されています。

アーバン大が息を吹き返してきたのと同じようにルイジアナ州立大も19位にランクされ、いよいよ開幕時の期待度に追いつき始めてきました。レス・マイルズ(Les Miles)監督解雇と言う決断が功を奏してきている訳です。

アーバン大とルイジアナ州立大の急上昇によりSEC西地区の競争の激化が目立ちます。同地区7チームのうちランクされているのが4チーム(アラバマ大、テキサスA&M大、アーバン大、ルイジアナ州立大)。さらに最近までランクされていたアーカンソー大とミシシッピ大を入れれば7チーム中6チームが全米のトップレベルチームということになります。アラバマ大は今後ルイジアナ州立大とアーバン大との対戦を控えておりますので、彼らが頭一つ抜きん出ているとしても今挙げた2チームとの直接対決の結果如何では誰がこの地区を制するかまだ分かりません。ただひとつ言えることは、この地区から誰が出てこようとこの激戦区を制したものがおそらくSECを制し、プレーオフ進出への鍵を握ることになるでしょう。

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