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アリゾナ州立大QB陣の厳しい台所事情

アリゾナ州立大QB陣の厳しい台所事情

現在5勝1敗と好調を維持しいつランクインされてもおかしくないアリゾナ州立大。そのためには今週末のコロラド大戦に勝たなければなりませんが、そんな重要な試合を第4番目のQBに任さざるを得ない状況に陥る可能性が出てきました。

元々アリゾナ州立大のQB事情は開幕前から深刻で、開幕時から先発の座を任されていたマニー・ウィルキンス(Manny Wilkins)は10月1日のサザンカリフォルニア大戦で足首を負傷し戦線離脱中。2番手のQBブレディ・ホワイト(Brady White)がウィルキンスに代わり先週末のUCLA戦に出場しましたが、第4Qに足に怪我を負い退場。のちにこの怪我は手術を要し回復まで10ヶ月近くかかると判明しホワイトは完全にこのシーズンを棒に振るこちになりました。3番手のQBブライス・パーキンズ(Bryce Perkins)はシーズン前に患った首の怪我が未だ回復しておらず、健康なQBは4番手の1年生ディロン・スターリング・コール(Dillon Sterling-Cole)しか残っていないのです。

元々スターリング・コールは今季出場する予定はなく、レッドシャツとして今季のプレー資格を温存する手筈でしたが、ホワイトが怪我をしてQBがいなくなるとヘッドコーチのトッド・グラハム(Todd Graham)監督は仕方なくスターリング・コールを出場させました。これでスターリング・コールのレッドシャツ資格は破棄されることになります。しかも第4Qも大詰めだったため、スターリング・コールが投げたのはたったの2投(しかもそのうち1投はインターセプトされてしまいました)。それだけのためにレッドシャツを破棄しなければならなかったのはもったいなかったです。

グラハム監督は今の所ウィルキンスが怪我から復帰してコロラド大戦に出場することを前提に作戦を立てていますが、もしウィルキンスが間に合わなかった場合はスターリング・コールを使わざるを得なくなりそうです。

アリゾナ州立大は現在Pac-12南地区で首位タイ(ユタ大)とし、次戦の相手のコロラド大が1敗で首位を追っています。いわばアリゾナ州立大にとっては絶対に落とせないゲームとなるわけで、チームとしてはできればウィルキンスを出場させたいところでしょう。しかしそうでない場合のためにスターリング・コールが出場しても勝てるようにプランを練っているに違いありません。

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