今季第2週目にはいよいよ「パワー5」カンファレンス群所属のアトランティックコーストカンファレンス(ACC)とBig 12カンファレンスのチームが登場。特に全米1位のクレムソン大や5位のオクラホマ大、10位のノートルダム大といったハイランカーたちの実戦が拝めるということで、ようやく今シーズンのカレッジフットボールが始まったのだと少しは感じさせてくれる週末となりました。
ということでここでは簡単に第2週目に行われた主な試合を振り返って見たいと思います。
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全米1位のクレムソン大は予想通りウェイクフォレスト大に快勝。ハイズマントロフィー最有力候補のトレヴァー・ローレンス(Trevor Lawrence)もそつなく300ヤード超えのパフォーマンス。6年連続リーグタイトル獲得へ向けて好発進です。
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全米5位のオクラホマ大の先発QBを担うスペンサー・ラトラー(Spencer Rattler)の注目のデビュー戦は合格点。といっても相手が相手だけに彼らの力量を判断するには十分ではありません。
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全米5位のオクラホマ大の先発QBを担うスペンサー・ラトラー(Spencer Rattler)の注目のデビュー戦は合格点。といっても相手が相手だけに彼らの力量を判断するには十分ではありません。
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名門テキサス大はスターQBサム・エリンガー(Sam Ehlinger)の放った5つのTDをもとに大量得点を奪ってテキサス大エルパソ校を一蹴。今年から新OCを務めるマイク・ユーシッチ(Mike Yurcich)氏が織りなす高速オフェンスがテキサス大躍進の起爆剤となるか。
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ノースカロライナ大期待のQBサム・ハウウェル(Sam Howell)はパスを2度もインターセプトするなどシャキッとしませんでしたが、それを補うかのようにRBジャヴォンテ・ウィリアムス(Javonte Williams)が第4Qに3つのTDを奪って一気に点差を突き放してシラキュース大を撃破。
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全米23位のアイオワ州立大がホームで格下とされるルイジアナ大にまさかの敗戦。ルイジアナ大にしてみれば創部以来初となるアウェーでランカー相手に奪った白星ですが、大外からBig 12タイトルを狙うアイオワ州立大としては出鼻をくじかれたというにはダメージが大きすぎる黒星。
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コロナウイルス及び怪我の影響で先発メンバーを9人も欠いたアーカンソー州立大ですが、アグレッシブなプレーコーリングと速いテンポで格上のカンザス州立大を撹乱し大金星。カンザス州立大は得意のランゲームが機能せずパスゲームに依存せざるを得ない状況に陥ったことが敗因に。
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ヒューストン大から鳴り物入りで転校してきたQBデリック・キング(D’Eriq King)が機動力を生かしてチームを牽引。後半にUABを一気に突き放して勝利を収めました。最近確固たるQB探しに苦労していたマイアミ大は遂にそれをキングに見出したかも。
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総動員数の25%となる約1万8000人のフロリダ州立大ファンが詰めかけた彼らのシーズン開幕戦はまさかの敗戦に。今年からマイク・ノーヴェル(Mike Norvell)監督が新たにチームの指揮を執りますが、この試合だけ見ると前途多難な感が否めません。一方昨年トリプルオプションオフェンスを捨てたジョージア工科大は2年目のジェフ・コリンズ(Geoff Collins)監督の下でスプレッドオフェンスが徐々に板についてきているようです。
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格下コースタルカロライナ大がBig 12のカンザス大に胸を借りるはずだったこの試合、蓋を開けてみればコースタルカロライナ大がカンザス大を圧倒。特にライン・オブ・スクリメージを制していたのは圧巻でしたが、今年2年目で期待のかかっていたカンザス大のレス・マイルズ(Les Miles)監督としてはホームで痛すぎる敗戦に。