元NFLのスターWRで殿堂入りも確実とされているランディー・モス(Randy Moss、元マーシャル大)氏の実子であり、ノースカロライナ州立大のTEでもあったタデウス・モス(Thaddeus Moss)が転校することになりましたが、その行き先はSECの強豪チームであるルイジアナ州立大であることが明らかになりました。
2016年度シーズンには1年生としてトータル6回の捕球で1TDを含む49ヤードを記録していたモスでしたが、ノースカロライナ州立大から転校する旨を伝えてからたった10日後にはすでに新天地を見つけ出していたようです。
「コーチO(エド・オルジェロン監督)の下でプレーすることに決めました。彼は私を受け入れる準備があるということで、コーチ陣一同私が加入することを非常に喜んでいてくれるようでした。」とモスは話しました。
先月行われたルイジアナ州立大のスプリングゲームを観戦したモスは試合後にコーチ陣と面会し、そのあとにバトンルージュ行きを決めたようです。
「スタジアムでの雰囲気は最高でした。実際の試合の感じを体験できたのは素晴らしかったです。コーチOやコーチカナダ(マット・カナダ、新オフェンシブコーディネーター)と実際に話せたのもよかったです。私はコーチOのポジティブなエナジーが大好きです。彼は選手を第一に考え、チームが家族であるように気を使っています。(TEの)スティーブ・エンスミンガーコーチと話せたのも貴重な時間でした。彼は素晴らしいコーチングキャリアをもち、長いことこのカレッジフットボールの世界に尽くしてきたコーチです。私はここの何もかもが気に入ったのです。」と興奮気味に話していました。
大スターの息子というのはどこに行っても「2世選手」のレッテルを貼られてしまいます。タデウスは新天地のルイジアナ州立大で心機一転、その殻を破ることができるでしょうか?