シラキュース大QBテレル・ハント(Terrel Hunt)はまさに満身創痍のカレッジキャリアを歩んできました。2014年にはルイビル大戦で足を折る重傷を負い残りの7試合を欠場。そして5年目となった今年、初戦で今度はアキレス腱断裂というこれまた重傷でシーズンを棒に振ると言う不運に見舞われました。
シラキュース大はハントに替わりNCAAに彼に6年目の出場資格を認可するよう申し立てていましたが、この度NCAAはこの申し立てを却下。これでハントの大学キャリアに幕が下りました。
ハントはシラキュース大で19試合に出場。合計で2621ヤードのパスを投げ、チーム史上10位の記録となりました。TDは11つのパスと13のランからなる合計24トータルTD。2014年怪我をする前のメリーランド大戦ではチーム史上最長記録タイとなる、1試合156ランヤード(QBによる)をレコードするなど将来を期待されていた選手でした。それだけに怪我でそのポテンシャルを活かせなかったのは残念です。