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2021年NFLドラフト第1巡目終わって・・・

2021年NFLドラフト第1巡目終わって・・・

#11:ジャスティン・フィールズ(オハイオ州立大→シカゴベアーズ)

ドラフト当日にNYジャイアンツと大胆な指名権トレードを行ったシカゴはオハイオ州立大のQBジャスティン・フィールズ(Justin Fields)を選択。オフにはアンディ・ダルトン(Andy Dalton、元テキサスクリスチャン大)を獲得しましたが、彼らの将来はフィールズとともにあるようです。

シカゴは2017年に総合2番目指名として元ノースカロライナ大のQBミッチ・トルビスキー(Mitchell Trubisky)を選んでいますが、トルビスキーは今オフバッファロービルズへ放出されておりQB事情は迷走中。フィールズがその迷走を止めることができるか?

#12:マイカ・パーソンズ(ペンステート→ダラスカウボーイズ)

5つ星リクルートとして鳴り物入りでペンシルバニア州立大入りしたマイカ・パーソンズ(Micah Parsons)は昨年オプトアウトしたためたった2年しか大学でプレーしませんでしたが、巨漢の上に機動力の高いLBとして即戦力の期待がかかっています。

ちなみにダラスは2018年にも第1巡目でLB(レイトン・ヴァンダー・エッシュ、元ボイジー州立大)を選択。先にベテランLBショーン・リー(Sean Lee、元ペンシルバニア州立大)が引退しており2列目の若返りが進んでいます。

#13:ラシャーン・スレイター(ノースウエスタン大→LAチャージャーズ)

先にピックされたオレゴン大のセウェルに負けじと劣らない逸材とされるのがノースウエスタン大ラシャーン・スレイター(Rashawn Slater)。ノースウエスタン大出身選手としては1983年に総合4位でボルティモア(現インディアナポリス)コルツに指名されたOTクリス・ヒントン(Chris Hinton)氏以来の高順位であり、同大出身でファーストラウンダーとなったのは2005年のドラフトでサンディエゴ(当時)チャージャーズに指名されたDTルイス・カスティロ(Luis Castillo)氏以来のことです。

#14:アライジャ・ヴェラ・タッカー(USC→NYジェッツ)

ミネソタヴァイキングスからトレードで指名権を得たNYジェッツはサザンカリフォルニア大出身のOTアライジャ・ヴェラ・タッカー(Alijah Vera-Tucker)を選択。ジェッツは昨年も第1巡目にOLメカイ・ベクトン(Mekhi Becton、元ルイビル大)を指名しており、QBウィルソンを守る壁の調達も怠りません。

#15:マック・ジョーンズ(アラバマ大→NEペイトリオッツ)

てっきり総合3番目にサンフランシスコにピックされると思われていたマック・ジョーンズは15番目にしてようやくニューイングランドペイトリオッツに名前を呼んでもらうことになりました。

昨年ジョーンズはFBS史上最高となるQBレーティング96.1を記録。3番手ではなかったものの昨シーズン開始時には見向きもされていなかったことを考えるとここ1年での彼の認知度の急上昇は特筆すべき。

またペイトリオッツのビル・ベリチック(Bill Belichick)監督とアラバマ大のセイバン監督が旧知の仲であることを考えればむしろペイトリオッツにしてみればジョーンズが残っていたことが奇跡とも言うべきでしょうか。彼らが第1巡目でQBを指名するのは1993年のドリュー・ブレッドソー(Drew Bledsoe、元ワシントン州立大)以来ということですから、ジョーンズを1巡目で指名する重さが分かると思います。

#16:ザヴェン・コリンズ(タルサ大→アリゾナカーディナルズ)

グループオブ5」カンファレンス群出身ながらその才能は「パワー5」のエリートたちに負けじと劣らぬものを持っているタルサ大ザヴェン・コリンズ(Zaven Collins)。タルサ大出身選手としては1977年にシアトルシーホークスにドラフトされたOLスティーヴ・オーガスト(Steve August)以来のファーストラウンダーとなる偉業を成し遂げました。

#17:アレックス・レザーウッド(アラバマ大→ラスベガスレイダース)

昨年のアウトランドトロフィー受賞者であるアレックス・レザーウッド(Alex Leatherwood)。シニアボウルでは少々株を落としてしまった感も否めませんでしたが、レイダースがそのレザーウッドをチョイス。彼らにとっては2018年の総合15番目に選択したコルトン・ミラー(Kolton Miller、元UCLA)に次ぐ第1巡目でのOTピックです。

#18:ジェイレン・フィリップス(マイアミ大→マイアミドルフィンズ)

マイアミドルフィンズが1巡目に選んだのはローカルの逸材、マイアミ大ジェイレン・フィリップス(Jaelan Phillips)。UCLA時代に怪我の影響で一時現役引退するもマイアミ大に転校して復活。怪我さえなければかなりの逸材か。

ちなみにマイアミ大のDLが第1巡目に指名されたのは2004年のヴィンス・ウィルフォーク(Vince Wilfork、NEペイトリオッツ)以来とのこと。マイアミ大は過去多数の選手をNFLに送り込んでいるので17年間もDLが第1巡目に引き抜かれなかったのは驚きです。

#19:ジェイミン・デーヴィス(ケンタッキー大→WFT)

ケンタッキー大で先発出場経験が1シーズンがないにもかかわらず、今ドラフトにアーリーエントリーを果たしたジェイミン・デーヴィス(Jamin Davis)。その彼が第1巡目に声をかけられたのには驚きました。ワシントンフットボールチーム上層部がよほど彼を気に入ったのでしょう。

ケンタッキー大は決して強豪チームという訳ではありませんが、2015年にはDEバド・ドゥプリー(Bud Dupree、現テネシータイタンズ)、2019年にはDEジョシュ・アレン(Josh Allen、現ジャクソンビルジャガーズ)と1巡目にディフェンダーを送り出しており、今回のデーヴィスもこれに加わることになります。

#20:カダリアス・トニー(フロリダ大→NYジャイアンツ)

スロットレシーバーだけでなくリターナーとしても活躍が期待されるフロリダ大カダリアス・トニー(Kadarius Toney)をニューヨークジャイアンツが指名。ただ、QBダニエル・ジョーンズ(Daniel Jones、元デューク大)はスロットレシーバーへのパスミスが高いというデータもあるようで、この辺を踏まえてトニーがどう起用されるのか見ものです。

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