来週に迫ったNFLドラフトの候補選手をポジション別に紹介していくこのシリーズ。今回はOL編です。
押し迫るディフェンダーからQBを守りきることができるパスプロテクションの能力、そしてランプレーでは1列目から2列目までRBのために道を切り開くためのブロックの能力ばかりでなく、足さばき、腕の長さ、瞬発性も求められるOLというポジションは、チームのオフェンスで大黒柱を務める縁の下の力持ち達です。スキルポジションが常々光を浴びがちですが、OL陣の出来こそがオフェンスの良し悪しを決めると言っても過言ではありません。
それでは今ドラフトにおいて専門家たちに高い評価をされているOL陣を何人かに絞って紹介したいと思います。ドラフトまで時間が差し迫っているためかなり大雑把な記事になっていますが・・・(汗)。
目次
ジョナ・ウィリアムス(Jonah Williams、アラバマ大OT)
アラバマ大のウィリアムスは今ドラフトで最も即戦力のラインマンだと言われています。非常に安定感があり頼りになるブロッカーの彼はコンバインでもフットボールの知識の高さを披露もし、1巡目での指名が期待されている選手です。
ジャワーン・テイラー(Jawaan Taylor、フロリダ大OT)
フロリダ大で昨年その成長の姿を見せたのがジャワーン・テイラー。安定したパスプロにランブロッカーとしてのタフネスを十二分に披露。またフットワークも上々でウィリアムスと並び1巡目の素質を持つOL。
コディー・フォード(Cody Ford、オクラホマ大OT)
ドラフトコンバインやプロデーで自身の株を上げ続けているのがオクラホマ大のコディー・フォード。どんな状況にも柔軟に対処できる身体能力は多くのスカウトの目に留まりました。その能力からプロリーグではタックルだけでなくガードもプレー可能だと分析されています。
アンドレ・ディラード(Andre Dillard、ワシントン州立大OT)
アンドレ・ディラードの魅力は巨体に見合わない足さばきと2列目に飛び込んで行けるスピードです。またディフェンダーに逆を取られても瞬時に対応できる瞬発性も持ち合わせています。前出の選手たちよりも多少パワーに劣ると言われていますが、それでも今季ドラフトで高い評価を受けているOLです。
その他の候補選手
ギャレット・ブラッドバリー(Garrett Bradbury、ノースカロライナ州立大OG)
ケイレブ・マクゲリー(Kaleb McGary、ワシントン大OG)
クリス・リンドストローム(Chris Lindstrom、ボストンカレッジ)
ダルトン・ライズナー(Dalton Risner、カンザス州立大)
エリック・マッコイ(Erik McCoy、テキサスA&M大C)
グレッグ・リトル(Greg Little、ミシシッピ大OT)
デヴィッド・エドワーズ(David Edwards、ウィスコンシン大OT)
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