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2019年度NFLドラフトで注目の選手たち【RB編】

2019年度NFLドラフトで注目の選手たち【RB編】

来週に迫ったNFLドラフトの候補選手をポジション別に紹介していくこのシリーズ。今回はRB編です。

昨年はドラフト総合2番目に元ペンシルバニア州立大のセイクワン・バークリー(Saquon Barkley)がニューヨークジャイアンツに指名されました。そのバークレーの注目度に比べると今年のドラフトでのRB陣の注目度は若干低いかなーと感じています。それは昨シーズン世間を騒がせたRBが皆無だったからに違いありません。それでもプロ入りを目指すRB選手はたくさんいるわけで、しかもポジション的に消耗が激しいことからプロチームたちも常に若く才能のあるRBを欲しがります。

それでは今ドラフトにおいて専門家たちに高い評価をされているRB陣を何人かに絞って紹介したいと思います。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

ジョシュ・ジェイコブス(Josh Jacobs、アラバマ大)

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スター不在のRB候補生の中でも多くの専門家から高い評価を受けているのがアラバマ大出身のジョシュ・ジェイコブスです。運動神経の高いジェイコブスは落ち着きの中にも爆発力のある走りを持っています。パスプロも上々でパスの受け手としても良いターゲットになり得ます。40ヤードダッシュの持ちタイムが4.60秒と早いカテゴリーには入りませんが、彼の走りのスタイルからすればそれほどドラフトにおける株を下げる要因にはならなそうです。

唯一の心配事はアラバマ大でも確固たる数字を残せては居ないことです。今年4年生シーズンをすっ飛ばして早期ドラフト入りするジェイコブスですが、昨年チームでは後にも登場するダミアン・ハリス(Damien Harris)とプレー時間を分け合っていました。それによって先発RBとしての期待をかけられながらプレーをしたという経験がなく、アラバマ大の3年間でのトータルキャリー数が300に満たないことから考えてもハイレベルでの経験値の少なさに多少の不安を残します。ただこれは逆に言えば大学時代に体を消耗していないとも考えられ、見方によってはむしろポジティブと考えられるかもしれませんが。

AGSのなんちゃって評価

ラン能力★★★★☆
スピード★★★★☆
キャッチ力★★★★☆
サイズ★★★★☆
パスプロ★★★★☆


マイルズ・サンダース(Miles Sanders、ペンシルバニア州立大)

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昨年のトップ候補だったバークレーと同じペンシルバニア州立大出身のマイルズ・サンダースも今季のドラフトで比較的評価の高いRBとされています。そのバークレーが去ったチームで昨年サンダースは1274ランヤードに9TDと上々のシーズンを送ることが出来ました。5フィート11インチ(約180センチ)の身長に211パウンド(約95キロ)と小柄ではありますが、そのフレームに見合わず強靭な体を持ち、俊敏な走りを見せてくれます。また1年生と2年生時はバークレーのバックアップに徹し、昨年が唯一の先発出場シーズンとなったことで、先にジェイコブスに関して述べたのと同じように体が酷使されていないというポジティブな点も挙げられるでしょう。

AGSのなんちゃって評価

ラン能力★★★★☆
スピード★★★★★
キャッチ力★★★★☆
サイズ★★★☆☆
パスプロ★★★☆☆

ダミアン・ハリス(Damien Harris、アラバマ大)

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同じドラフトで同じ大学から2人のRBが高評価を得るというのはなかなかありません。前述のジェイコブスと同じくアラバマ大でプレーしたダミアン・ハリスはジェイコブスと違って2年生から4年生まで実質先発RBを任されてきた選手。しかもアラバマ大と言えばショーン・アレキサンダー(Shaun Alexander)氏、マーク・イングラム(Mark Ingram、現ニューオーリンズセインツ)、デリック・ヘンリー(Derrick Henry、現テネシータイタンズ)ら名バックを輩出してきたアラバマ大でバックフィールドを3年間任されたというのはそれだけですごいことです。ジェイコブスと違いパワー系のハリスはスピードはそこまでないものの確実にヤードを稼げるというのは強みです。ブロッカーとしても優秀なハリスが上位巡で指名を受けたとしても不思議ではありません。

AGSのなんちゃって評価

ラン能力★★★★☆
スピード★★★☆☆
キャッチ力★★★★☆
サイズ★★★★☆
パスプロ★★★★☆

デヴィッド・モントゴメリー(David Montgomery、アイオワ州立大)

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アイオワ大州立大のデヴィッド・モントゴメリーは爆発力はないものの、沈着冷静なルート眼を持ちタックルにも負けない力強さを持つ堅実なRBです。またレシーバーとしても頼れるキャッチ力を持ち、ブロッカーとしての力も備わっています。派手さはありませんが、NFLでも十分にやっていける素質を持っていると思われます。

AGSのなんちゃって評価

ラン能力★★★★☆
スピード★★★☆☆
キャッチ力★★★★☆
サイズ★★★★☆
パスプロ★★★★☆

ダレル・ヘンダーソン(Darrell Henderson、メンフィス大)

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「グループオブ5」所属のメンフィス大出身RBであるダレル・ヘンダーソンは5フィート8インチ(約172センチ)に208パウンド(約94キロ)と小柄ではありますが、爆発力とスピードを兼ね備えた選手。体の小ささを補えるだけのスピードをもち、ファーストコンタクトで相手ディフェンダーをかわせる能力をもっています。RBとしての真眼が備わっていないとも言われているようですが、キャッチ能力も備わっていることからも彼を万能型選手として育てたいプロチームも現れるのではないでしょうか。

AGSのなんちゃって評価

ラン能力★★★★☆
スピード★★★★★
キャッチ力★★★★☆
サイズ★★★☆☆
パスプロ★★★☆☆

その他の候補者たち

ジャスティス・ヒル(Justice Hill、オクラホマ州立大)
ロドニー・アンダーソン(Rodney Anderson、オクラホマ大)
デヴィン・シングルタリー(Devin Singletary、FAU)
トレイヴィオン・ウィリアムス(Trayveon Williams、テキサスA&M大)
ベニー・スネル(Benny Snell、ケンタッキー大)
マイルズ・ガスキン(Myles Gaskin、ワシントン大)
ブライス・ラヴ(Bryce Love、スタンフォード大)
マイク・ウェバー(Mike Weber、オハイオ州立大)
デクスター・ウィリアムス(Dexter Williams、ノートルダム大)
イライジャ・ホリフィールド(Elijah Holyfield、ジョージア大)
カラン・ヒグドン(Karan Higdon、ミシガン大)

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