2018年度のプレシーズンキャンプが各地で始まろうとしている中、今年ネブラスカ大で新たに指揮を執る事になったスコット・フロスト(Scott Frost)監督が足元を救われてしまったようです。しかもフットボールとは関係ないところで。
というのも先週末、フロスト監督宅に強盗が侵入し、総額16万5千ドル(1ドル百円計算で1650万円)もの金品が盗まれてしまったというのです。この中には彼が現役時代に贈られたネブラスカ大のチャンピオンシップリング、彼がかつてアシスタントコーチを務めていたオレゴン大時代に手に入れたチャンピオンシップリング、先シーズンセントラルフロリダ大で獲得したばかりのチャンピオンシップリング、さらにはオレゴン大特注のエアージョーダン(スニーカー)などが含まれているそうでうす。
幸いにも自宅はリフォーム中で誰もいなかったそうですが、キャンプイン前に余計な心配事が増えてしまった結果になっています。
かつて現在のアラバマ大のような一時代を築いたネブラスカ大はかつてのスターQBであるフロスト監督に満を辞して次期監督の白羽の矢を立てました。春季トレーニングからネブラスカ大ファンの期待度はこれまでに見ぬほどのうなぎ登り。腕が立つネブラスカ大出身のフロスト監督が凱旋した事によってファンの間ではすでにナショナルタイトル獲りもそう遠くない将来現実のものとなると胸を躍らせている事でしょう。
今回の盗難事件がそれに水を差すとは思えませんが、いよいよ船出という直前のアクシデントはフロスト監督にとって無用の長物の何物でもありませんね。