オハイオ州立大がオレゴン大を倒して2014年度のナショナルチャンピオンに輝いてから1年。2015年開幕時はオハイオ州立大が2連覇を達成すると言う声が多く聞こえたものでした。しかし結果的にバッカイズはプレーオフ進出すら果たせず、今年のタイトルゲーム、アラバマ大対クレムソン大の一戦を観衆の一部として見る
過去30年から40年間でカレッジフットボール界においてトップに挙げられるコーチとしてニック・セイバン(Nick Saban)監督と同じくアラバマ大でかつて指揮を取ったレジェンド、ポール・「ベアー」・ブライアント(Paul “Bear” Bryant)監督がいます
CFPナショナルチャンピオンシップゲーム アラバマ大 45 40 クレムソン大 今シーズンのナショナルチャンピオンシップゲーム、アラバマ大とクレムソン大の一戦はハイズマントロフィー受賞者デリック・ヘンリーと同賞3位のデショーン・ワトソンとの激突でもありました。結果は45対40でアラバマ大がクレムソン
第1Q 試合はアラバマ大のキックオフで開始。アラバマ大、クレムソン大の互いの最初の攻撃は無得点となります。お互いが緊張をほぐすような、相手の出方を見るような滑り出しです。 試合が動いたのはアラバマ大の2回目の攻撃。フィールド中央50ヤードラインで3rdアンド1という状況からアラバマ大エースRBデリッ
#2 アラバマ大 クリムソンタイド 戦績:13-1 (8-1) SEC 1月11日午後8時半キックオフ(ET) #1 クレムソン大 タイガース 戦績:14-0 (9-0) ACC 平均ヤード 今季の記録 平均ヤード 219.4 (68th) パスオフェンス 283.4 (26th) 2
全勝で全米1位なのにアンダードッグなクレムソン大 クレムソン大はこれまで負けなしの14勝0敗で、このナショナルチャンピオンシップで勝利することが出来ればFBSチームで史上初の15勝0敗という記録を打ち立てることが出来ます。プレーオフランキングが発表されて以来彼らが常にナンバーワンにラン
最強・アラバマ大は陥落するのか? セミファイナルとなったコットンボウルでは、万全のアラバマ大がどれだけのパワーを持っているかをまざまざと目の当たりにしました。見渡す限り、このチームに弱点など到底見つける事などで来ません。 何度も言うようですがアラバマ大ディフェンスは近代カレッジフットボールにおいてほ
ファイティングスタイル チャンピオンシップゲームは時として、似通ったチーム同士の対決だとそれぞれのチームのスタイルがマッチアップ的に良くないと言うケースが見受けられます。例えばセミファイナルだったコットンボウルのアラバマ大対ミシガン州立大の一戦。この試合ではどちらもディフェンスが強みのチーム同士の戦
全米トップレベルのバトル CFPセミファイナルゲームは正直いって残念な結果に終わりました。クレムソン大はオクラホマ大を、アラバマ大はミシガン州立大をまったく寄せ付けず、内容としては面白みのないゲームとなってしまいました。そのせいもあり、これらセミファイナルゲームの視聴率は昨年のものより格段と低くなっ
ディフェンシブライン クレムソン大ディフェンシブラインの強さは相手のランアタックをスクリメージラインで止めることが出来る事です。また3rdダウンや4thダウンのショートヤード下では相手のコンバージョン率は44パーセントという数字もあります。これは全米でもトップ3の数字です。 DLを束ねるのはDEシャ
クレムソン大オフェンスは基本的にスプレッドオフェンスを用い、それにQBとRBを併用したランアタックを混ぜてきます。アラバマ大が今季対峙して来た相手ではアーバン大によく似ていますが、クレムソン大のパスオフェンスの方が格段に正確です。全米11位となるトータルオフェンスが示すように、クレムソ
アラバマ大のオフェンスはごく稀に「ハリーアップオフェンス」(ノーハドルのようなものです)を仕掛けてきますが、基本はランアタック重視のプロスタイルオフェンスです。もちろんそのランアタックを担うのはハイズマントロフィー受賞RBデリック・ヘンリー。しかしやはり見逃せないのはヘンリーに道を開けるアラバマ大オ
今季のナショナルチャンピオンを決めるクレムソン大とアラバマ大との一大決戦をいよいよ3日後に控えました。ここからは時間が許す限りこの試合のプレビューをアップしたいと思います。 今回はアラバマ大のディフェンス陣を見てましょう。 このユニットはおそらく今季カレッジフットボール界で最強のユニットだと思います
転校生のニュースが続きますが・・・。 まずはパデュー大QBオースティン・アップルビーです。 4年生のアップルビーは昨年12月に学位を取得し卒業しましたが、もう1年プレー資格が残されています。その資格をパデュー大に残留して行使するのではなく、転校して新天地でプレーのチャンスを伺う模様です。転校先はSE
オクラホマ大QBトレヴァー・ナイト(Trevor Knight)がテキサスA&M大へ転校する事が発表されました。 Embed from Getty Images オクラホマ大での学位を取得後の転校となるので2016年シーズンにテキサスA&M大でのプレーが可能となります。 ナイトは20
昨年のカレッジフットボールプレーオフ(CFP)準決勝戦のTVレーティング(日本で言う視聴率のようなものです)は非常によいものでしたが、今年のそれは目を覆いたくなるような結果となってしまいました。
今季のボウルシーズンもナショナルチャンピオンシップを残すだけとなりました。 今年は実に40試合ものボウルゲームがスケジュールに組まれ、良いゲームもそうでないゲームもありましたが、今年の全日程もあと1週間で終わろうとしています。ここでここまでのゲームを通して感じた事を5つばかり挙げてみようと思います。