年始に行われたローズボウルで決勝点となるFGを決めたサザンカリフォルニア大のキッカー、マット・ボーミースター(Matt Boermeester)。一夜にして時の人となった彼ですが、先日お伝えしたように彼は「大学の規則違反」により謹慎処分中でしたが、今月頭に彼は残念ながらチームから追い出されてしまったという事です。今のところ。
サザンカリフォルニア大の春のメディアガイドによるとボーミースター並びにDLケヴィン・スコット(Kevin Scott)の両名はその名をロースターリストに見つけることは出来ませんでした。ただ、ガイドでは「(秋シーズンには)チームはボーミースターなしでシーズンを迎えなければならないかもしれない」と彼のステータスに含みをもたせています。
ひょっとしたら状況が変わればチームに復帰することを許されるのかもしれませんが、仮にそうならなければサザンカリフォルニア大は経験不足のマイケル・ブラウン(Michael Brown)を先発キッカーに据えなければならなくなるかもしれません。たかがキッカーですが、されどキッカー。ナショナルタイトルを狙うならどんな弱みがあってもそれは足かせになりかねません。昨季シーズン終了時には全米3位まで上り詰めたサザンカリフォルニア大ですから、次期シーズンに向けてこのポジションもしっかりと穴埋めしておきたいところです。
ちなみにスコットに関しては特に退部の理由は明かされていません。