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最新ランキングを分析【2022年度第3週目】

最新ランキングを分析【2022年度第3週目】

2022年度第3週目のランキングが発表されて大分経ってしまいましたが、今更ながらその顔ぶれを紹介する記事を挙げておきます。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

1位〜5位

今週1位は先週2位から上昇したジョージア大。ジョージア大自体は超格下サムフォード大に33対0で難なく勝ちましたが、1位だったアラバマ大がランク外のテキサス大に1点差で辛勝したことがこの順位の入れ替わりの要因となったのでしょう。

そのアラバマ大は2位。テキサス大との試合はあわよくば負けるかも、というような展開でしたが、ハイズマントロフィー受賞QBブライス・ヤング(Bryce Young)のヒロイックな活躍でなんとか価値を拾いました。しかしWR陣が手薄なのが露呈されてしまいましたね。

3位、4位、5位は先週と変わらずオハイオ州立大、ミシガン大、クレムソン大が据え置きとなりました。


6位〜10位

今週6位は先週からランキングを1つ挙げたオクラホマ大。彼らは格下ケント州立大を33対3と一蹴。今週末はネブラスカ大との古き良きライバリーが待っています。

7位につけたのは先週10位から3つ順位を上げてきたサザンカリフォルニア大。先週はスタンフォード大と対戦し41対28でカンファレンス戦初白星。これまで2試合平均得点数が約54点ということで全米トップレベルのスコアリング力を誇っています。

8位は先週11位からトップテン入りを果たしたオクラホマ州立大。初戦のセントラルミシガン大戦では44失点を許しましたが、先週はアリゾナ州立大に34対17で勝って開幕2連勝です。

今週9位はケンタッキー大。先週20位だった彼らは12位だったフロリダ大と敵地で対決しこれを制したため一気に10位以内に飛び込んできました。

そして10位はアーカンソー大。SEC(サウスイースタンカンファレンス)戦初戦となるサウスカロライナ大と対戦した彼らはこの試合で44得点を挙げて白星を挙げ、その結果見事にトップテンの仲間入りです。

11位〜15位

11位に来たのは先週14位だったミシガン州立大。今の所ウエスタンミシガン大、アクロン大と格下との対戦が続いていますが、今週末はワシントン大との試合が待っており、この試合で彼らの真価が問われそうです。

12位にはブリガムヤング大が先週21位から大きくジャンプアップ。前試合では当時9位のベイラー大と死闘を繰り広げOTの末にこれを撃破。トップテン入りは目前です。

13位はマイアミ大。今季からマリオ・クリストバル(Mario Cristobal)監督新体制で臨んでいますが今の所2戦2勝。そして今週末SECのテキサスA&M大と対戦。果たしてどのような試合内容を披露してくれるのでしょうか?

14位は先週13位のユタ大。開幕戦でフロリダ大に敗れランクを落とし、先週は格下サザンユタ大に73対7と大勝しましたが、上に挙げたチームたちに追い抜かれてランクを一つ下げました。

そして15位はテネシー大。先週17位だったピッツバーグ大にアウェーで競り勝ちさらに順位を挙げてきました。今年は前評判が高いテネシー大ですが、果たして彼らは今後どこまで勝ち進むことができるでしょうか。

16位〜20位

今週16位はノースカロライナ州立大。初戦でイーストカロライナ大に苦戦して少し順位を落としていますが、個人的にはこの辺りが実力相応なのではないかという感想です。

17位は先週9位から順位を落としたベイラー大。前出のブリガムヤング大との試合に競り負けてランクを8つ下げました。

今週18位のフロリダ大も先週上に紹介したケンタッキー大に敗れて6ランクダウン。開幕戦のユタ大戦での勝利でファンの期待度が爆上がりしていましたが、ケンタッキー大にまさかの敗戦で肩透かしを喰らった形に。

19位は先週23位のウェイクフォレスト大。彼らの先発QBで健康上の理由でプレシーズンキャンプから開幕戦まで離脱していたサム・ハートマン(Sam Hartman)がこの試合で復帰していきなり4TDを投げる好投。まずは無事に彼が帰ってきたことがよかったですよね。

そして20位はミシシッピ大。先週はセントラルアーカンソー大相手にしっかりと59得点して格の違いを見せつけました。

21位〜25位

今週21位はテキサス大。彼らは前述の通り先週全米1位だったアラバマ大と対戦してあともう少しで大金星を奪う試合を見せてくれました。QBクウィン・ユワーズ(Quinn Ewers)が怪我で長期離脱を余儀なくされましたが、敗戦の中でもアラバマ大を追い詰めたということが評価されて圏外からランクインです。

22位はペンシルバニア州立大。オハイオ大と対戦した先週末の試合で46対10と大勝。ようやくトップ25入りを果たしました。今週末はSECの名門アーバン大とのアウェー決戦。これを制することができればさらにランクを上げることができるでしょう。

23位はピッツバーグ大。先週は前出のテネシー大と対決しOTの末に惜敗。しかしそれ以上にQBキードン・スロヴィス(Kedon Slovis)並びにバックアップのニック・パティ(Nick Patti)が負傷しており、彼らの怪我の具合が気になるところです。

24位にはテキサスA&M大が6位から大きくランクダウン。先週はアパラチアン州立大をホームに迎えましたが、オフェンスの火力不足でまさかの敗戦。QBハインズ・キング(Haynes King)の不調が目立ちましたが、果たして彼に代わりルイジアナ州立大からの転校生QBマックス・ジョンソン(Max Johnson)の登場はあるのでしょうか?

そして25位はオレゴン大。開幕戦でジョージア大にボコボコにされたオレゴン大でしたが、先週FCS(フットボールチャンピオンシップサブディビジョン)のイースタンワシントン大に70対14で圧勝。開幕戦での敗戦のいいリハビリになったことでしょう。その彼らは今週末12位のブリガムヤング大と対戦。厳しい戦いが予想されます。

ランキングから転落したチーム

一方最新ランキングにおいて圏外へ脱落してしまったチームが3つあります。

まずは先週8位だったノートルダム大。彼らは開幕戦でオハイオ州立大と接戦を演じ負けてはしまいましたが、オハイオ州立大という強豪チームと渡り合ったことでランキングをそこまで下げられることはありませんでした。しかし先週「グループオブ5」のマーシャル大と対戦しホームでまさかの敗退。守備は悪くはありませんでしたが、オフェンス力が貧弱で今後予想通り厳しい戦いを強いられそうです。

先週19位だったウィスコンシン大はランク外のワシントン州立大にホームで敗戦。立ったの14得点しかできなかったウィスコンシン大の今後は苦難の道と言えるのかも。彼らの強みであるランアタックを前面に押し出したスタイルに戻すべきでは。

そして先週25位だったヒューストン大はテキサス工科大に敗れてランク外へ転落。これで「グループオブ5」勢がトップ25ランキングから全て姿を消してしまいました。

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