ジョージア大QBニューマンがオプトアウト
今年はじめウェイクフォレスト大から鳴り物入りでジョージア大へ転校してきたQBジェイミー・ニューマン(Jamie Newman)が開幕を4週間後に控えたこの時点で今シーズンの不参加(オプトアウト)を表明しました。
機動系QBとして昨年ウェイクフォレスト大で2868パスヤードに26TD、574ランヤードに6TDと活躍したニューマンは今季ジョージア大で先発として出場することが確実視されていましたが、コロナ禍での健康を考慮して今季オプトアウトし来年のNFLドラフトに備えるのだとか。
今季プレシーズンランキングで4位のジョージア大ですが、ニューマンが去ったあとの先発QBが誰になるのかに注目が集まります。今オフ彼らはサザンカリフォルニア大の元先発QBであるJ.T.ダニエルズ(J.T. Daniels)を同じく転校生として迎えていますが、彼は昨シーズン負った膝の怪我が完治しておらず彼にはまだ頼れない模様。この時期にオフェンスのリーダーの離脱は大きな痛手です。
アイオワ州立大が開幕戦を無観客に
現在アイオワ州では徐々にコロナ感染者数が増加しているそうですが、それを受けてかBig 12カンファレンスのアイオワ州立大が9月12日に予定されているルイジアナ大との試合を無観客試合に変更しました。
ちなみに同州内にキャンパスを持つアイオワ州立大のライバルであるアイオワ大キャンパスでも感染者数が増加中。アイオワ大はBig Ten所属のため今季のスケジュールは白紙となっていますが、現在わずかな期待をかけてチームは練習を続行していました。が、このキャンパス内での感染を受けてチーム活動を一時休止しているそうです。
ノートルダム大とウェイクフォレスト大の開幕戦が別地に移動
今季限りACCに参戦するノートルダム大は9月26日にウェイクフォレスト大との試合をNFLカロライナパンサーズの本拠地であるバンク・オブ・アメリカスタジアムで行う予定でしたが、急遽ウェイクフォレスト大のホームであるトルーイストフィールドで行われることに変更されました。これもコロナ禍の影響であることは言うまでもありません。
そしてウェイクフォレスト大キャンパスがあるノースカロライナ州のコロナウイルス関連の規制によりこの試合もアイオワ州立大らと同じように無観客試合となります。
UCFの10選手がオプトアウト
先に紹介したジョージア大のニューマンのように、コロナ禍下で行われる今季のカレッジフットボールには様々な不安要素が潜んでいるために今シーズンの参戦を見送る選手が出てきています。
そんな中今秋アメリカンアスレティックカンファレンスのセントラルフロリダ大から実に10人もの選手が今季プレーせずオプトアウトするというニュースが飛び込んできました。その中には2人の先発選手も含まれており、これはまさに今年のシーズンを象徴するような出来事だと言えるでしょう。