チームが強くなるためにリクルーティングが欠かせないことはこのサイトで口酸っぱく言ってきました。特にトップリクルートともなれば多くの強豪チームが甘い言葉をかけてなんとか自分のチームに引き寄せいようと必死です。
才能のあるリクルートには当然ながら多くのチームが群がるわけですが、なんとしてもそのような選手を勧誘したいと思った時、できれば早い段階から唾を付けておきたいと思うのは常套手段だともいえます。だからまだ高校2年生とかの時点で大学からスカラシップ(スポーツ奨学金)のオファーを受けるような選手も出てくるわけです。
しかし今回ご紹介する選手はなんとまだ高校にも入っていない、若干14歳の「少年」です。
ケンタッキー州ルイビル出身のOLキヤンタ・グッドウィン(Kiyaunta Goodwin)君は現在中学3年生ですが、すでに6フィート7インチ(200cm)に370パウンド(167kg)というとんでもないガタイの持ち主。こんな選手がいる中学生チームと対戦しなければならない相手チームにとってはもはや反則技とも言えます・・・。
大学に入学するまであと3年もあり、この3年間で何が起こるかわかりませんが、すでにアラバマ大、フロリダ州立大、ケンタッキー大、ルイビル大、ウエスタンケンタッキー大がスカラシップをオファー。さらにジョージア大、オハイオ州立大、ミシガン大もすでに彼に目をつけて動き出しているとのこと。
あとは今後3年間のうちにテクニックを磨けばとんでもない逸材となる可能性もありますが、今の時点で成長しきっていたとしたら期待はずれということにもなりかねません。それでも上に挙げたような強豪校たちはダイヤモンドの原石を逃すまいと今から青田買いの準備を始めているわけです。
果たして3年後にグッドウィン君の名前がリクルート戦争で残っているか・・・。