先週デューク大に敗れ早くも3敗目を喫してしまったノートルダム大。プレシーズンランキングでは10位にランクされるもあれよあれよというまにランク外に転落。チームの失速の主な原因としてディフェンスの不甲斐なさが上げられていましたが、この度そのディフェンスの長であるディフェンシブコーディネーター、ブライアン・ヴァンゴーダー(Brian VanGorder)氏が責任を取らされる形で解雇されました。
「これは大変難しい決断でした。一人の人間として、そして一人のコーチとして私はブライアン(ヴァンゴーダー)を尊敬していますが、我々のディフェンスは明らかに機能しておらず、チームのためそしてプレーする選手達のため、この苦渋の決断を下さなければならなかったのです。」とはヘッドコーチ、ブライアン・ケリー(Brian Kelly)監督の言。
これまでノートルダム大は4試合で134失点を記録。前述の通り戦績も1勝3敗とし、開幕前の期待度の高さからするとこれはファンや支持者達にすれば到底我慢出来るものではありません。ヴァンゴーダー氏は今年でノートルダム大3季目となりますが、デューク大戦後にはトータルディフェンスで全米101位にまで落ち込んでしまいました。
若いディフェンス陣がこの「突貫工事」にどう反応するか。ノートルダム大が巻き返しするかしないかは彼らにかかっています。まずは今週末のシラキュース大戦でそのお手並みを拝見するとしましょう。