先日テキサス大の新ヘッドコーチに任命された元ヒューストン大のトム・ハーマン(Tom Herman)監督。すでにヒューストン大を去りテキサス大にてチーム再建に向け動き出しているようですが、まずは彼の周りを固めるアシスタントコーチ陣の組閣に着手しているようです。
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リポートによるとハーマン監督は前任のチャーリー・ストロング(Charlie Strong)監督のアシスタントコーチたちには全てチームを去ってもらう意向のようです。ハーマン監督はこれらのコーチ達全員と面会を行い、彼の目指すチーム作りにフィットする人物が居るかどうか見極めたようですが、その結果どのコーチもハーマン監督のお目にかからなかった模様。アシスタントコーチの一人はハーマン監督から「別の仕事をさがすように」と通達されたと言います。厳しい世界です。
一方でヒューストン大の数名のコーチは既にチームのウェブサイトから名前を消去されているという事で、彼らはハーマン監督に追随しテキサス大に合流すると見られています。
ハーマン監督が去ったヒューストン大ではディフェンシブコーディネーターのトッド・オーランド(Todd Orlando)氏が臨時ヘッドとしてボウルゲーム(12月17日のラスベガスボウル)を指揮するということですが、オーランド氏がそのまま正式なヘッドコーチに昇格する可能性もあります。そうでなければテキサス大のDCとしてハーマン監督の後を追う可能性も残されています。またオフェンシブコーディネーターのメジャー・アップルホワイト(Major Applewhite)氏は1998年から2001年までテキサス大QBとしてプレー。また2008年から2013年まで母校でコーチしていた過去もあり、彼も母校に凱旋する可能性もあります。しかし彼は2013年にチームの学生アスレティックトレーナーと不適切な関係に陥り処罰を下されたこともあるので、これが足かせとなるかもしれません。
ヒューストン大は今のところ元ルイジアナ州立大監督のレス・マイルズ(Les Miles)氏とアラバマ大オフェンシブコーディネーターのレーン・キフィン(Lane Kiffin)氏に触手を伸ばしていると言うことです。