先日ルイジアナ州立大との関係をボイコットしようという動きがニューオーリンズ市周辺の高校チームであるらしいというニュースを紹介しましたがその続報です。
高校コーチのボイコットを回避
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先週ルイジアナ州立大は新RBコーチのトミー・ロビンソン氏と新WRコーチのミッキー・ジョセフ氏の加入を発表しましたが、その中でジョセフ氏はニューオーリンズ市の高校チームはルイジアナ州立大とともにあると話しました。
「私はニューオーリンズ市周辺で1999年からリクルーティングを行ってきており、コーチたちとは強い繋がりを持っています。そして彼らは直接私にボイコットはないと話してくれました。そもそもボイコットをするかどうかを話し合うミーティングなどもともと存在しなかったのです。一体どこからこのような話が湧いて出てきたのか分かりませんが。」とジョセフ氏は話しました。
もしニューオーリンズ市との関係が断裂状態になれば、ルイジアナ州立大のリクルーティングで大打撃が起きるところでした。水面下で何が起きていたのかは知るよしもありませんが、渦中の人物であるジャバー・ジュルーク(Jabbar Juluke)氏の後釜として、ニューオーリンズ市出身のジョセフ氏を起用したのは、ひょっとしたらヘッドコーチであるエド・オルジェロン(Ed Orgeron)監督がニューオーリンズ市との関係を修復するためのアイデアだったのかも知れません。
ちなみにそのジュルーク氏はテキサス工科大のRBコーチに就任することがわかりました。ジュルーク氏はルイジアナ州立大にやってくる以前数週間だけテキサス工科大のコーチングスタッフであった時期があり、その繋がりが今回ルイジアナ州立大を出て行くことに一役買ったのでしょう。ジュルーク氏からしてみれば、このような状況に至ってまでルイジアナ州立大チームに残留したかったとは到底思えませんから。