フロリダ州立大(2位)vs ルイビル大(10位)
アトランティックコーストカンファレンス(ACC)の大西洋地区の今後を占う上で非常に重要な試合として、フロリダ州立大がルイビル大に乗り込んで一戦を交えます。
先週は格下チャールストンサザン大に52対8と快勝したフロリダ州立大ですがここから4週連続(その内3試合がアウェーゲーム)でタフなマッチアップが続きます。そのこけら落としとして全米10位のルイビル大とのビッグゲームが立ちはだかります。開幕戦でのミシシッピ大戦では22点差をひっくり返し勝利したフロリダ州立大はこの負けられない試合に準備は万全です。
対戦相手のルイビル大は今のところもっともノリにのっているQBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)を中心にランキングを10位にまで上げてきた絶好調のチーム。走って投げれるジャクソンを止めるのは至難の業です。
対戦成績は14勝2敗とフロリダ州立大が大きくリードしています。ここ最近ではルイビル大がACC加入してからフロリダ州立大は負け無しです。しかしもしその連敗記録を止めるとすれば今年のルイビル大には大いにその可能性が秘められています。
オハイオ州立大(3位)vs オクラホマ大(14位)
カレッジフットボールプレーオフ(CFP)級のマッチアップとして開幕前から注目されていたこの2チームの対戦がいよいよ現実のものとなります。
全米3位のオハイオ州立大は先週タルサ大を48対3と一蹴。QB J.T.バレット(J.T. Barrett)はトータル204オフェンシブヤードに2TDを奪う活躍を見せ、チームトータル417ヤードをタルサ大から奪った立役者となりました。
一方オクラホマ大は開幕戦でヒューストン大と対決。予想を遥かに上回ったヒューストン大の前に及ばず黒星発進を喫してしまいました。しかし先週はルイジアナ大モンロー校相手に640ヤードを奪い59対17と寄せ付けず、開幕戦とは打って変わって優勝争いに加わるチームとしてふさわしいプレーを見せてくれました。
CFPへ向け勝てば大きなポイントを奪えるオハイオ州立大に対し、負けて2敗目となればほぼCFP進出の可能性が消滅するオクラホマ大。見応え十分です。
アラバマ大(1位)vs ミシシッピ大(19位)
現在ミシシッピ大がアラバマ大に対して2連勝中。今年もミシシッピ大がアラバマ大に土をつけるか、それともアラバマ大が連敗を止めて無敗を守ることができるか。注目の一戦です。
今季のアラバマ大のスケジュールではキーとなるアウェーゲームが5つあります。最初はテキサス州で行われた開幕戦のサザンカリフォルニア大戦(52対6で勝利)。そしてこのミシシッピ大戦はそのうちの2つ目の試合。さらにこの後にはアーカンソー大、テネシー大、ルイジアナ州立大との敵地対決が待っています。アーカンソー大は先週テキサスクリスチャン大を倒しランクインを果たしていますので、アラバマ大がそれぞれのチームと対戦する時にはいずれのチームも全米ランク入りを果たしている可能性が十分あります。
開幕戦でフロリダ州立大から黒星を食らったミシシッピ大はプレーオフ進出進出に向けてもう負ける事は出来ません。改修工事が行われた彼らのホームスタジアム、ヴォウト・ヘミングウェイスタジアムでの大一番のゲームとなりそうです。
ミシガン州立大(12位)vs ノートルダム大(18位)
全米18位のノートルダム大が数ある彼らのライバルチームのうちの一つであるミシガン州立大(12位)とホームで対決。
ノートルダム大は開幕戦でテキサス大にオーバータイムの末敗れ早くも1敗を喫してしまいました。プレーオフ進出を狙うのであればもう負けることは許されないという状況が今後シーズン終了まで続きます。
ミシガン州立大は開幕戦でFCSのファーマン大に28-13と予想よりも僅差の試合となり一抹の不安を残しました。また先週試合がなかったことがどう影響するかもきになるところです。
1948年から2013年まで毎年対戦があったこのライバリーですが過去2年間休戦状態でした。これまでの通算対戦成績はノートルダム大が48勝28敗1分けとリードしています。