カンファレンス

各大学は基本的に地域ごとにまとまっているカンファレンスに属しています。リーグといえば判りやすいかもしれません(日本で言う関東リーグとか関西リーグとか)。シーズン中の試合は主にカンファレンスに属しているチーム同士がぶつかり合います。ノンカンファレンス(交流戦)ゲームも3〜4試合ほど組まれ、これらの試合はシーズンによって対戦相手が変わってきます。同じカンファレンスに属していないチーム同士でもライバル校同士は毎年試合が組まれることもあります。カンファレンスは基本的には地理的理由で分かれていますが、近年はよりハイレベルなカンファレンスを求めてその地域性も次第に薄らいでいます。

全米に散らばるカンファレンスでも特にメジャーなカンファレンスは「パワー5カンファレンス」と呼ばれるようになりました。そこに所属するのは以下の5つのカンファレンスです。

  • アトランティックコーストカンファレンス(ACC)
  • Big Tenカンファレンス
  • Big 12カンファレンス
  • Pac-12カンファレンス
  • サウスイースタンカンファレンス(SEC)

少し前までは、今では消滅してしまったBig Eastカンファレンスを加えて「メジャー6カンファレンス」とか「BCSカンファレンス」と呼ばれていました。2004年から2005年にかけて起こったACCの拡張(Big Eastから多くのチームがACCに流失)に伴いカンファレンスの勢力図が大きく変わったのです。

「パワー5」以外の5カンファレンスはまとめて「グループオブ5(Group of 5)」と呼ばれます。あえて訳すならばニュアンス的には「その他の5(カンファレンス)」となり、かなり彼らには失礼なフレーズだと思いますが(苦笑)。これに所属するのは、

  • アメリカンアスレティックカンファレンス(AAC)
  • カンファレンスUSA
  • ミッドアメリカンカンファレンス(MAC)
  • マウンテンウエストカンファレンス(MWC)
  • サンベルトカンファレンス

の5つのカンファレンスです。以前はWAC(ウエスタンアスレティックカンファレンス)なるカンファレンスがありましたが2012年にメンバーを失いフットボールのカンファレンスとしては消滅してしまいました。その多くはMWCに流れ着いています。その他にも様々なカンファレンスが生まれては消え、交わっては分裂したりを繰り返してきました。カレッジフットボールの歴史はカンファレンスの興亡の歴史でもあるのです。

さらにこれらのカンファレンスに属さないチームもあります。これらのチームをまとめてインディペンデント(独立校/無所属)と呼びます。有名なのはノートルダム大。彼らは自身の素晴らしい伝統によりその独立性を未だに保ち、全米の強豪チームと渡り合います。またノートルダム大は数あるチームの中で唯一米3大ネットワークテレビ局の一つであるNBCと独占契約を結んでいる大学でもあります。その他の独立校チームは2017年現在でブリガムヤング大陸軍士官学校マサチューセッツ大の計4チームです。

全てのチームは全米チャンピオンを目指しますが、所属するカンファレンス内でチャンピオンになることも重要なことです。特に小さなカンファレンスに属するチームにとって、カンファレンスチャンピオンになることは自動的に年末のボウルゲームに出場する権利を得ることが出来るので彼らにとってはカンファレンスタイトルはのどから手が出る欲しいほど欲しいものとなります。

パワー5カンファレンス

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アトランティックコーストカンファレンス
Atlantic Coast Conference
ビッグテンカンファレンス
Big Ten Conference
ビッグトゥウェルブカンファレンス
Big 12 Conference
パックトゥウェルブカンファレンス
Pac-12 Conference
サウスイースタンカンファレンス
Southeastern Conference

グループオブ5カンファレンス

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アメリカンアスレティックカンファレンス
American Athletic Conference
カンファレンスUSA
Conference USA
ミッドアメリカンカンファレンス
Mid-American Conference
マウンテンウエストカンファレンス
Mountain West Conference
サンベルトカンファレンス
Sun Belt Conference

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