概要
通称:Big 12(ビッグトゥエルブ)
創設:1996年
テキサス州から上の中央部に広がるカンファレンス。Big 8カンファレンス及びサウスウエストカンファレンスが合体して現在のBig 12を形成していますが、近年の更なるカンファレンス拡張に伴い地域性を越えて遠くは東のウエストバージニア大を傘下に入れるだけでなく、2024年からは西野Pac-12カンファレンスから4チームが加入するなどそのテリトリーを広げています。
Big 12所属チームの分布図
所属チーム
加盟年
優勝回数*
ベイラー大
1996
3 (7)
アイオワ州立大
1996
0 (2)
カンザス大
1996
0 (9)
カンザス州立大
1996
3 (4)
オクラホマ州立大
1996
1 (9)
テキサス工科大
1996
0 (11)
テキサスクリスチャン大
2012
1 (19)
ウエストバージニア大
2012
0 (15)
ブリガムヤング大
2023
0 (23)
セントラルフロリダ大
2023
0 (6)
シンシナティ大
2023
0 (16)
ヒューストン大
2023
0 (11)
アリゾナ大
2024
0 (6)
アリゾナ州立大
2024
0 (17)
コロラド大**
2024
1 (25)
ユタ大
2024
0 (26)
加盟チーム遍歴
1996年:12チーム
主にテキサス州を中心とした大学の集まりであるサウスウエストカンファレンス出身のベイラー大、テキサス大、テキサスA&M大、テキサス工科大とBig 8カンファレンス出身のコロラド大、アイオワ州立大、カンザス大、カンザス州立大、ミズーリ大、ネブラスカ大、オクラホマ大、オクラホマ州立大がそれぞれのカンファレンス消滅に伴い合併して新たに立ち上げたのがBig 12カンファレンスでした。土台は実質Big 8ですが、Big 12は自身を全く新しいカンファレンスだとしてBig 8の後継カンファレンスという意識はないようです。
2011年:10チーム
コロラド大がPac-12カンファレンス、ネブラスカ大がBig Tenへカンファレンスとそれぞれ編入する為にBig 12を脱退。チーム数は10に減少となりましたが、Big 12という名前は継承。
2012年:10チーム
さらにミズーリ大とテキサスA&M大が相次いでSECに参加する為にBig 12を去ることに。その代わりに元サウスウエストカンファレンスのテキサスクリスチャン大と遠く東からウエストバージニア大を招聘。チーム数10を確保しました。しかしこの2年間で4つの強豪チームを失ったことはBig 12にとっては非常に痛手となったのでした。
2023年:14チーム
11年間平穏を保っていたBig 12カンファレンスですが、2022年に稼ぎ頭のテキサス大とオクラホマ大が2025年度にSECに移籍することを発表。それを受けカンファレンス崩壊を防ぐべくBig 12は先手を打ってアメリカンアスレティックカンファレンスのセントラルフロリダ大、ヒューストン大、シンシナティ大、および独立校だったブリガムヤング大を新たに加えました。
2024年:18チーム
2025年からSECに移籍するはずだったテキサス大とオクラホマ大が協議により2024年に早倒しへ。そして2023年にPac-12カンファレンスから流出する大学が続出したことで、Big 12カンファレンスはその中の数校の受け皿になることに。まずはかつて所属していたコロラド大が復帰。そしてさらにアリゾナ大、アリゾナ州立大、ユタ大も参戦。テキサス大とオクラホマ大が抜けたのは痛手でしたが、カンファレンス自体は
[/mpaper]Big 12出身のナショナルチャンピオン
オクラホマ大 | 1回(2000) |
テキサス大 | 1回(2005) |
*Big 12チームとしての全米優勝チーム。オクラホマ大は合計7度、テキサス大は合計4度、その他にもTCU、オクラホマ州立大がBig 12加入以前にナショナルチャンピオンに輝いた過去あり。
最近10年間のBig 12チャンピオン
2008年 | オクラホマ大 |
2007年 | オクラホマ大 |
2016年 | オクラホマ大 |
2015年 | オクラホマ大 |
2014年 | ベイラー大 テキサスクリスチャン大 |
2013年 | ベイラー大 |
2012年 | カンザス州立大 オクラホマ大 |
2011年 | オクラホマ州立大 |
2010年 | オクラホマ大 |
2009年 | テキサス大 |