開催日:12月17日
開催地:サムボイドスタジアム(ネバダ州ラスベガス)
ヒューストン大 | サンディエゴ州立大 | |
9勝3敗 | 戦績 | 10勝3敗 |
38.0 | 平均得点 | 35.3 |
22.6 | 平均失点 | 21.0 |
301.9 | 平均パスYD(攻) | 145.8 |
157.3 | 平均ランYD(攻) | 273.3 |
227.1 | 平均パスYD(守) | 208.2 |
97.9 | 平均ランYD(守) | 111.9 |
G・ワード・Jr 3328YD/22TD/9INT |
QB | C・チャップマン 1866YD/19TD/6INT |
D・カタロン 510YD/4TD |
RB | D・パンフリー 2018YD/16TD |
L・ボナー 1076YD/3TD |
WR | M・ホルダー 469YD/5TD |
試合展望
ヒューストン大といえばつい先日ヘッドコーチを入れ替えたばかり。過去2年間チームを率いたトム・ハーマン(Tom Herman)監督がテキサス大に鞍替えをし、そのあとにディフェンシブコーディネーターのトッド・オーランド(Todd Orlando)氏が臨時ヘッドコーチに指名されました。その数日後にはオフェンシブコーディネーターのメジャー・アップルホワイト(Major Applewhite)氏が正式なヘッドコーチに昇格されこのラスベガスボウルで監督として初お目見えを果たします。
ヒューストン大の目玉選手はQBグレッグ・ワード・Jr(Greg Ward Jr.)です。昨年は彼の機動力が注目を浴びましたが、今年はパサーとしても十分力を発揮できることを証明してくれました。今季67パーセントのパス成功率で3328パスヤードに22TDに9INTを記録。またランでも518ヤードに9TDと相手ディフェンスを脅かす存在です。
サンディエゴ州立大は今季10勝3敗と二桁勝利を獲得。レギュラーシーズン中に一度敗れたワイオミング大とマウンテンウエストカンファレンス優勝決定戦で再び対戦し、ここでリベンジを果たし見事カンファレンスタイトル二連覇を果たしました。
チームの原動力はなんといってもRBドネル・パンフリー(Donnel Pumphrey)。今季330キャリーで稼いだ距離は2018ヤード(16TD)。彼の力もありシーズン初旬にはトップ25入りも果たしたほどです。この試合で108ヤード以上のランを記録できれば、ウィスコンシン大RBロン・デイン(Ron Dayne)を抜きFBS史上最多通算ラッシャーとなります。またサンディエゴ州立大はスコアリングディフェンスで全米19位となる、1試合平均21点という数字を残しました。
見所はどちらのチームがより地上戦で威力を発揮できるか、ということでしょう。ワードが勝つか、パンフリーが勝つか。ランゲームのガチンコ勝負となりそうです。
ヒューストン大としてはシーズンを率いてきた監督(ハーマン氏)が突如としていなくなり、内部の人間であるアップルホワイト氏が後を引き継いだと言ってもシーズンが終わってから3週間ほどでチームがアップルホワイト色に染まるとも思えません。そうなるとパンフリーとRBラシャード・ペニー(Rashaad Penny)のワンツーパンチを誇るサンディエゴ州立大の勢いがヒューストン大のそれに勝ると予想されます。
AGS予想勝者
サンディエゴ州立大