無事新監督にメジャー・アップルホワイト(Major Applewhite)氏を据えたヒューストン大ですが、既に彼に掛けられた期待度は非常に高いものであるようです。
ヒューストン大の上層部の一人であるティルマン・フェティッタ氏はヒューストン大を代表して(もしくは彼の一存で)来季以降に掛ける期待をこう話しました。
「私はメジャー(アップルホワイト)が今後長期にわたりヒューストン大に携わってくれると信じています。が、我々としては彼には少なくとも年間9勝から11勝は勝ってもらわないと困ります。我々はかつて年間8勝したことがあるコーチを解雇したこともあるのです。ヒューストン大は勝者として存在しなければ成らないのです。」
今ところヒューストン大とアップルホワイト氏は5年契約を結んだということですが、同時に巨額なバイアウト費も契約には盛り込まれているそうです。これはもしアップルホワイト氏が契約期間中に他チームに移る際に払わなければならないもので、巨額にする事でアップルホワイトを少なくとも5年は手元に置いておきたいというメッセージでもあります。もちろんアップルホワイト氏が成功出来なければ5年以内に解雇されてしまう可能性もありますが。
前任のトム・ハーマン(Tom Herman/テキサス大新監督)の在期2年間での戦績は22勝4敗と素晴らしいものでした。まずはアップルホワイト氏の目標はハーマン氏の戦績を下回らない事です。