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SEC Madness Part 2!!【2024年度第13週目レビュー】

SEC Madness Part 2!!【2024年度第13週目レビュー】

第12週目にはSEC(サウスイースタンカンファレンス)内で数々のドラマがあったことを前回のレビュー記事でご紹介しましたが、翌週となった13週目にもさらなるドラマがSECで起こりました。それを中心に簡単に13週目を振り返ります。

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ベースボール・マガジン社 (編集)

オクラホマ大 24、#7 アラバマ大 3

このオクラホマ大戦を含む残りのレギュラーシーズンゲーム2試合に勝ちさえすれば、SEC優勝決定戦に駒を進めることが出来たアラバマ大ですが、ここまで5敗しているオクラホマ大にまさかの惨敗。これでアラバマ大のSECタイトルゲーム戦出場の可能性が完全に消えました。

この日のアラバマ大のオフェンスはここ十数年間でもっともお粗末なものでした。QBジェイレン・ミルロー(Jalen Milroe)は3つのパスINT。チーム全体でもランがたったの70ヤードしか出ず、見るに耐えないオフェンスで自滅。

オクラホマ大はQBジャクソン・アーノルド(Jackson Arnold)がたったの68ヤードに0TDとパサーとしては全くでしたが、足で131ヤードを稼ぎ、さらにRBゼヴィアー・ロビンソン(Xavier Robinson)も107ヤード(2TD)とランでアラバマ大ディフェンスを粉砕。見事にアップセットを食らわせたのでした。

アラバマ大はジョージア大ルイジアナ州立大を倒すなどポテンシャルが引き出されると全米トップクラスの強さを誇る試合をこなすも、ヴァンダービルト大やこのオクラホマ大に足元を救われるなど、波の激しいチーム。昨年までチームを率いていたニック・セイバン(Nick Saban)前監督指揮下なら起き得なかった失態です・・・。


フロリダ大 24、#9 ミシシッピ大 17

先週9位だったミシシッピ大はSECタイトルゲームに進出は出来ずとも、残りの試合を勝てばCFP(カレッジフットボールプレーオフ)進出はほぼ確実と言われていましたが、ここに来てフロリダ大にまさかの敗戦を喫し、そのチャンスをほぼ溝に捨ててしまいました。

ミシシッピ大は得意のオフェンスが不発。特にレッドゾーンに3度も侵入しながらTDを一つも奪えないというドライブもあり、アウェーとはいえ最悪のタイミングでの3敗目。昨年チーム初の11勝を挙げたことでハードルが更に上がっていましたが、CFP出場という悲願の目標を眼の前にして失うという大ダメージ。

一方フロリダ大は2週間目にビリー・ネイピアー(Billy Napier)監督続投を大学側が表明し、ここまで苦戦続きだった彼を留任させることに批判の声が上がっていましたが、前戦のルイジアナ州立大戦での勝利に続き、2週連続でランカーチームを倒すという快挙。またこれで6勝目となりフロリダ大はボウルゲーム出場権を確保。苦戦するもネイピアー監督を慕う選手たちの意地が見え隠れした試合となりました。

アーバン大 43、#15 テキサスA&M大 41

全米15位のテキサスA&M大は最終戦のテキサス大との一戦に勝てばSECタイトルゲームに進めるという絶好の位置につけていましたが、その試合の前にここまで6敗のアーバン大にまさかの敗戦。ここに来て痛い3敗目を喫してしまいました。

試合はアーバン大のペースで進むも後半テキサスA&M大が猛追して逆転。試合終了間際にアーバン大が残り5秒というところで同点となるFGを決めてオーバータイムに突入します。そして4度のオーバータイムでアーバン大QBペイトン・ソーン(Payton Thorne)からケアンドレ・ランバート・スミス(KeAndre Lambert-Smith)への2ポイントコンバージョンが決まるも、返しのテキサスA&M大の攻撃ではトリックプレーからのQBマーセル・リード(Marcel Reed)のパスをアマリ・ダニエルズ(Amari Daniels)がまさかのドロップ。試合終了が決まった瞬間に選手やファン等がフィールドになだれ込んだのでした。

アーバン大で2季目となるヒュー・フリーズ(Hugh Freeze)監督にとってはアーバン大監督として最大のシグニチャーウィン。テキサスA&M大は未だSECタイトルゲーム進出の可能性を秘めていますが、勝った勢いでライバル・テキサス大戦を迎えたかったと思われ、この敗戦は非常に大きな痛手となるでしょう。

その他の試合

#2 オハイオ州立大 38、#5 インディアナ大 15

Big Tenカンファレンスタイトルゲーム進出を目指しどちらも負けられない試合。特にここまで無敗のインディアナ大にとっては彼らの実力が如何程なのかを知るうえで注目された試合でしたが、オハイオ州立大に格の違いを見せつけられ敗戦。今季初黒星を喫しました。

オハイオ州立大は出だしこそベースディフェンスでインディアナ大オフェンスの出方を探る展開を見せましたが、ディフェンスがブリッツを多用してプレッシャーを掛け始めるとインディアナ大は後手に回り始め、インディアナ大のトータルオフェンスをたったの151ヤードに抑え込み快勝。1敗を守って最終戦のミシガン大戦を迎えます。

インディアナ大にとっては初黒星。ここまで大した相手としか対戦してこなかったと言われてきましたが、オハイオ州立大の前に力の差を見せつけられました。ただ、ここまで10勝を挙げてきた功績は否定されるべきものではなく、プレーオフ進出の資格は与えられるべきだと考えられます。

#4 ペンシルバニア州立大 26、ミネソタ大 25

全米4位のペンシルバニア州立大(ペンステート)も残りの試合に勝ち続ければCFP進出は当確というチーム。その彼らが対戦したのがミネソタ大でしたが、予想外に苦戦を強いられます。

第4Q残り時間6分弱にミネソタ大がFGを決めてスコアを26対25の1点差に詰め寄ります。ペンステートはなんとしてもこのまま逃げ切りたいところでしたが、自陣34ヤード地点で4thダウン&1ヤードという場面を迎えます。ミネソタ大としてはディフェンスが奮闘して相手にパントを余儀なくさせて逆転のドライブにこぎつけた・・・かに見えました。

しかしここでジェームス・フランクリン(James Franklin)監督はフェイクパントからのトリックプレーを選択。失敗すれば自陣内で相手にボールを譲渡するという超リスキーな事態に陥るところでしたが、このトリックプレーが見事に成功。大きな博打が功を奏します

結局この4thダウンを切り抜けたペンステートがこのまま逃げ切り1敗を死守。念願のプレーオフ進出まであともう1勝です。

#6 ノートルダム大 49、#19 陸軍士官学校 14

ここまで破竹の9連勝で全米19位まで上り詰めていた陸軍士官学校(アーミー)でしたが、全米6位のノートルダム大に49対14と大敗。力の差を見せつけられました。

アーミーはここまで得意のトリプルオプションを起点としたランヘビーなオフェンスで無敗を貫いてきましたが、一方で対戦相手がそこまで強くないというジレンマを背負っており、このノートルダム大戦が彼らの真の力を図る試金石的な試合とされていました。

しかし全ての面においてノートルダム大がアーミーを圧倒。特にスクリメージラインでのライン戦での力の差は顕著で、エースQBブライソン・デイリー(Bryson Daily)は139ヤードに2TDを奪いはしましたが、1キャリーのアベレージが3.6ヤード。一方ノートルダム大は1キャリー平均が9.8ヤードとランゲームでも勝り、アーミーはなす術がありませんでした。

#21 アリゾナ州立大 28、#14 ブリガムヤング大 23

Big 12カンファレンスタイトルレースで非常に重要な試合となったこの試合、接戦となったもののアリゾナ州立大ブリガムヤング大を見事退け9勝2敗とし、ここに来て優勝戦線で大きく抜け出しました。

前半はアリゾナ州立大がスタートダッシュをかまして21対3と圧倒したまま後半を迎えましたが、ブリガムヤング大が後半に入り目を覚まし、第4Q中盤で28対23とワンポゼ差に追いつきます。ただ追いすがるブリガムヤング大の攻撃にて残り約1分でアリゾナ州立大ディフェンスがブリガムヤング大QBジェイク・レツラフ(Jake Retzlaff)のパスをインターセプト。万事休すとなりますが・・・。

ブリガムヤング大はタイムアウトとディフェンスのストップで4thダウンを残り7秒で迎えます。ブリガムヤング大に逆転のチャンスを与えたくないアリゾナ州立大は最後のスナップでQBサム・レヴィット(Sam Leavitt)が時間稼ぎのために滞空時間の長いパスを空高く放ち、結局そのまま試合終了、そしてファンがフィールドになだれ込むという見慣れた光景がTV画面に移りましたが・・・。

ビデオ判定の結果、試合残り時間1秒前にボールがデッドとなったため、ブリガムヤング大に最後もう1プレーのチャンスが与えられることに。試合終了だと思ってすでにファンはフィールドにストームし、ゴールポストもへし折られた後のこの判定にアリゾナ州立大のケニー・ディリンガム(Kenny Dillingham)監督は激怒。

ただ結局ブリガムヤング大のヘイルマリーパスは失敗に終わり、改めてファンがフィールドへ。1試合に2度もファンがフィールドになだれ込むというレアなエンディングに(笑)。

このBig 12戦の直接対決を制したアリゾナ州立大は次戦で勝ちさえすればカンファレンス優勝決定戦に進出が決定。一方2週間前まで無敗だったブリガムヤング大はここにきて痛い2連敗に。

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