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第4週目プレビュー【2020年度シーズン】

第4週目プレビュー【2020年度シーズン】

第4週目の試合があと数時間で始まりますが、今週はバタバタしてプレビュー記事をじっくり書く時間がありませんでした。以下に簡単ではありますが、今週末の見どころをご紹介したいと思います。こんな時に限って注目度満点のウィークエンドです!

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ベースボール・マガジン社 (編集)

SECが遂に降臨!

今週末は何と言ってもカレッジフットボール界の真打ち・サウスイースタンカンファレンス(SEC)の面々が登場します。

開幕前から今季参戦を表明していたカンファレンス(6つ)の中では一番遅いスタート。カンファレンス戦のみの10試合シーズンがいよいよ始まります。

SECチームは常々シーズン中に1〜2チームの弱小チーム(カップケーキチーム)を予定に組み込み安牌な白星をゲットするようもくろみますが、今年はコロナのせいで所属チームの対戦相手はすべてSECチーム。強豪チームがひしめくSECの内情を考えると今年はどのチームも無敗でシーズンを終えるのはかなりの難題となりそうです。

だからこそ本当の強者だけが生き残ったときそのチームが最強の称号を得られるわけであり、また見ている我々とすれば毎週SECの試合はまたとないエンターテイメントになるわけです。

以下が筆者が注目するSECの開幕戦です。

アラバマ大@ミズーリ大

プレシーズンの下馬評ではアラバマ大がSECで頭一つ抜きん出ていると言われてきました。チームには期待の新人QBブライス・ヤング(Bryce Young)が入部してきましたが、今シーズンから先発QBを担うのは昨年トゥア・タガヴァイロア(Tua Tagovailoa、現マイアミドルフィンズ)のバックアップをマック・ジョーンズ(Mac Jones)。タガヴァイロアの後釜を担うのは簡単なことではありませんが、アラバマ大がCFP(カレッジフットボールプレーオフ)に舞い戻れるかどうかは彼の腕にかかっていると言えます。

フロリダ大@ミシシッピ大

今季フロリダ大で3期目を迎えるダン・マレン(Dan Mullen)監督ですが、今季のフロリダ大は十分にカンファレンスタイトルに絡める力を持っています。ミシシッピ大は今季からレーン・キフィン(Lane Kiffin)氏が指揮を執ります。2009年(テネシー大)以来のSEC参戦となるキフィン氏がどのようなチームを送り出してくるのか興味津々です。

ミシシッピ州立大@ルイジアナ州立大

昨年度のナショナルチャンピオン、ルイジアナ州立大は連覇への道の第一歩としてミシシッピ州立大をホームに迎えます。昨年のチームから主力選手がごっそり抜け、しかもOCとDCもチームを去ってしまいましたから、エド・オルジェロン(Ed Orgeron)監督のHCとしての真価が問われることになります。

一方ミシシッピ州立大は超パス重視オフェンス「エアーレイド」の申し子であるマイク・リーチ(Mike Leach)が今季からSECに参戦。かなり特殊な彼のオフェンスを駆使するにはそのタレントがまだ揃い切っていないと思われますが、リーチ監督がランベースのSECに何をもやらしてくれるのかワクワクします。

ケンタッキー大@アーバン大

23位のケンタッキー大と8位のアーバン大とのランカー同士のSECマッチアップも大変面白そうです。どちらも若いチームですが開幕戦でこの大一番を制して波に乗りたいところです。

テネシー大@サウスカロライナ大

現在16位とここ最近ではもっとも高位置にランクされたテネシー大。3季目のジェレミー・プルイット(Jeremy Pruitt)監督の下、古豪テネシー大復活となるか?またサウスカロライナ大のウィル・ムスチャンプ(Will Muschamp)監督は過去4年間で26勝25敗と泣かず飛ばず。今季結果を残さなければ彼のクビは危ういかもしれません。


その他の注目ゲーム

ルイビル大@ピッツバーグ大

ACCのランカー同士の対決。先週18位にランクされながらマイアミ大に敗れて24位まで転落。今週はリベンジに燃えます。ピッツバーグ大は開幕後2連勝で現在21位。この試合に勝てば上位20位以内に食い込むことが出来るでしょう。

フロリダ州立大@マイアミ大

フロリダ州内の覇権争いとも言えるこのライバリーゲームはこれまで数々の名勝負を生んできました。近年は両チームとも不調なためこの試合自体がカレッジフットボール界の勢力図に影響を及ぼすことはありませんでしたが、今年はマイアミ大が開幕後2連勝で快調。順位も12位と好位置で宿敵セミノールズをホームに迎えます。

一方のフロリダ州立大は開幕戦でジョージア工科大にまさかの敗戦を喫し、しかもこの試合にはマイク・ノーヴェル(Mike Norvell)監督がコロナに感染したせいでチームに帯同しません。名門復活のために是が非でも2連敗は避けたいところ。

カンザス州立大@オクラホマ大

全米3位のオクラホマ大は昨年苦汁を飲まされたカンザス州立大と対戦。まさか今年もやられることはないでしょうが、カレッジフットボールというのは何が起こるかわからないスポーツですからね・・・。

カンザス大@ベイラー大

昨年までルイジアナ州立大でDCを務め全米制覇に大きく貢献したデイヴ・アランダ(Dave Aranda)氏が新監督を務めるベイラー大の初戦。DCとしての腕はピカイチでしたが、果たしてHCとしての手腕がどのようなものかに注目したいです。

陸軍士官学校@シンシナティ大

筆者も大好きなトリプルオプションをいまだ駆使する陸軍士官学校は「グループオブ5」の雄・シンシナティ大と対決。シンシナティ大のルーク・フィッケル(Luke Fickell)監督は次世代を担う若きリーダーとして知られますが、この試合は上に挙げた「パワー5」校同士の試合に負けじと劣らない注目の試合です。

コロナで開催延期となった試合

ノートルダム大vsウェイクフォレスト大
サウスフロリダ大vsフロリダアトランティック大
ノーステキサス大vsヒューストン大
タルサ大vsアーカンソー州立大
ジョージア州立大vsノースカロライナ大シャーロット校
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