スポーツ選手のトレーディングカードで有名なトップス(Topps)がNIL(Name /Image/Likeness)に参戦。すでに200人以上のカレッジアスリートとトレーディングカードの権利を結んだそうです。
その中にはアラバマ大QBで昨年度のハイズマントロフィー受賞者であるブライス・ヤング(Bryce Young)、ジョージア大QBで昨年チームを全米優勝へ導いたシンデレラボーイであるステソン・ベネット(Stetson Bennett)、オクラホマ大からサザンカリフォルニア大へ転校したQBケイレブ・ウィリアムス(Caleb Williams)などの「スター」とされる選手たちが含まれています。
トップスは今秋から約100大学に所属する選手たちのカードを順次リリースしていくとのこと。どの程度のインセンティブがアスリートに入ってくるのかは分かっていませんが、おそらくQBなどの名の知れた選手たちがより良いディールを手に入れることになるのではないかと言われているようです。
トップスを運営するファナティック社は「カレッジスポーツにおいてトレーディングカードのNILビジネスは未だ手付かずのエリアでした。すでに我々は数多くのカレッジチームのグッズを販売しており、この世界には精通しております。このNILを通じて少しでもカレッジアスリートの助けになればいいと思っています。」という声明を発表しました。
ここまで様々なNILディールが全国で結ばれてきましたが、中には車のディーラーの広告塔になる代わりに超高級車を贈呈されるというケースもありました。しかし大学選手が広告塔になることがランボルギーニやベントレー一台分の価値があるかどうかを理解するのは非常に難しいところ。
一方で今回のような選手自身のトレーディングカードという肖像物を用いて対価を得るというのは、NILがローンチされた際の元来のモデルに非常にハマっており、これは非常に受け入れやすいケースと言えそうです。
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