カリフォルニア大に引き続き今度はミシガン大の巨額契約のニュースです。
ミシガン大学とスポーツブランドのトップを行くナイキは新たなスポーツ用品の使用契約を結びました。今年の8月1日からのこの契約の中身は、なんと2031年までの15年契約で総額1億7380万ドル(約183億円‼︎)という雲を掴むような金額です。最初に出た報道では1億6900万ドルという話でしたからさらにそれに上乗せされたようです。
現在アディダスと提携を結んでいるミシガン大ですが、このナイキとの契約で年間8500万ドル(約90億円)がミシガン大の懐に入り込むことになります。
またミシガン大のフットボール部やバスケットボール部が活躍した場合にはボーナスが支払われることになっています。なぜならばチームが活躍すればそれに伴い彼らのメディアへの露出が増えるわけで、それは直接ナイキの宣伝効果として現れるからです。ちなみにその内容は次の通り。
- フットボール部がBig Ten優勝決定戦に出場すれば1万ドル(約106万円)
- フットボール部がBig Tenチャンピオンになれば2万ドル(約212万円)
- フットボール部がカレッジフットボールプレーオフに出場すれば2万5千ドル(約265万円)
- ナショナルタイトルゲームに進出すれば5万ドル(約530万円)
- ナショナルチャンピオンになれば10万ドル(約1060万円)
大学レベルの契約内容とは思えませんが・・・。ちなみにナイキの派生ブランドである「ジャンプマン」ブランドの使用もこの契約に含まれています。バスケットボールのレジェンド、マイケル・ジョーダン氏をモチーフにしたこのブランドは主にバスケットボール市場で人気ですが、今回の契約でミシガン大がフットボールチームとして初めて「ジャンプマン」ブランドを身にまとうことになります。
ヘッドコーチ、ジム・ハーボー監督が就任して以来何かと派手な話が絶えないミシガン大フットボール部です。