フットボールをするものならば誰もが辿り着きたい最高峰の世界がNFLです。全カレッジ選手の中でもたったの2%未満ほどの選手しか辿り着くことができない、まさに選ばれし選手たちしか踏み入ることのできない世界。そのNFLに挑戦するための登竜門とも言えるのがNFLドラフトです。
2026年NFLドラフト
📍 ペンシルバニア州ピッツバーグ市
🗓️ 4月23日(第1日目):第1巡目
🗓️ 4月24日(第2日目):第2巡目&第3巡目
🗓️ 4月25日(第3日目):第4巡目〜第7巡目
今年も付け焼き刃ではありますが、当サイトでも今NFLドラフトの注目選手たちをポジションごとにゆる〜く(笑)ご紹介します。第6回目の今回はオフェンスの屋台骨であるオフェンシブラインの中でもQBとRBを守るブロッキングのスペシャリスト、オフェンシブガード(OG)にスポットライトを当てます。キャリアハイライト動画(外部)と同時にお楽しみください。
目次
オライヴァヴェガ・イオアネ(ペンシルバニア州立大)
高校までフットボール経験がなかったものの、圧倒的な素質で3つ星評価を受けペンシルバニア州立大にやってきたオライヴァヴェガ・イオアネ(Olaivavega Ioane)。「ヴェガ」の愛称で知られる彼は、2022年のレッドシャツを経て2023年から出場機会を増やし、2024年にLGの定位置を確保。特に2025年シーズンは全米トップクラスのOGとして覚醒し、サックを1つも許さない鉄壁のプロテクションを披露しました。オールアメリカン(1stチーム)やオールカンファレンスにも選出され、名実ともにカレッジ界最高のインテリアOLとしての地位を確立しました。
相手を釘付けにするハンドテクニックと一撃で体勢を崩す強烈なパンチを兼ね備え、またパスラッシュを受けても負けない強固な足腰で、2年連続サックなしという脅威のスタッツを誇ります。さらに、相手のスタントやツイストを瞬時に見抜く高いフットボールIQも魅力。に優れています。ただ、直線的な動きは力強いですが、横方向の機動力やフットワークは並の水準であり、スピードのあるディフェンダーに懐に入られる場面が見られます。しかしそれを加味しても今ドラフトでは即戦力として1巡目ピックが濃厚です。
ハイライト動画
エマニュエル・プレグノン(オレゴン大)
ワイオミング大でキャリアをスタートさせたエマニュエル・プレグノン(Emmanuel Pregnon)は2022年に先発の座を獲得。フレッシュマンオールアメリカンに選出される活躍を見せると、さらなるレベルアップを求めてサザンカリフォルニア大へ転校。2シーズンにわたりLGの主力として、カレッジフットボール界でも屈指のパスプロ能力を発揮しました。そして2025年シーズンにはオレゴン大へ移籍し、全米トップクラスのOGとしてAP通信のオールアメリカン(1stチーム)に選出されるなど、その評価を不動のものにしました。
6フィート4インチ(約193cm)、314パウンド(約142kg)の理想的な体格に加え、驚異的な下半身の爆発力を誇ります。リーチを活かした力強いパンチと強固なハンドテクニックで、パスプロでは過去3年間でほとんどサックを許さないほどの安定感を見せています。また、機動力も高く、ゾーンスキームにおけるプルや2列目への素早い上がりも得意としています。一方、テクニック面での荒削りさが指摘されることがあったり、横方向の素早い動きへの対応が遅れることも。さらに、6年間大学に在籍したため、新人としては年齢が高い点も考慮材料となりそうですが、素材としてのポテンシャルは1巡目級とも評価されており、将来的にリーグを代表するガードになれる器を持っていると言われています。
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チェイス・ビソンティス(テキサスA&M大)
ニュージャージー州の名門ドン・バスコ高校出身で、州内ナンバーワン評価の4つ星リクルートとしてテキサスA&M大の門戸を叩いたチェイス・ビソンティス(Chase Bisontis)。1年目の2023年シーズンからRTとして全13試合に先発し、SEC(サウスイースタンカンファレンス)のオールフレッシュマンチームに選出されるなど即戦力として台頭。2年目からはチーム事情と自身の適性を見据えてLGへ転向。怪我による欠場もありましたが、パワーと機動力を兼ね備えたインサイドの核として活躍。2025年シーズンにはパスカットを許さない高い安定感を見せ、SEC屈指のインテリアラインマンとしての地位を確立しました。
長所は、コンタクトの瞬間に相手を押し出す圧倒的なパンチ力と、プルなどの動きにも対応できる優れた機動力で、特にランブロックでの気質が高く評価されています。短所は、タックルとしては腕の長さが不足している点と、カウンタームーブへの対応力。NFLでの展望としては、大学での経験を活かした即戦力のガードとして期待されており、2026年ドラフトでは2巡目から3巡目での指名が有力視されているようです。
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ジェニングス・ダンカー(アイオワ大)
イリノイ州出身の有望株だったジェニングス・ダンカー(Gennings Dunker)は、2021年にアイオワ大へ入学後、レッドシャツを経て2022年にデビュー。2023年シーズンから正RTの座を掴むと、2025年シーズンにはオールカンファレンスに選出されるなど、アイオワ大が誇る全米トップラインの柱として君臨しました。また、地元イリノイ州の農場で培われた「干し草投げ」のチャンピオンという異色の経歴を持ち、その圧倒的なパワーとタフネスからファンやスカウトの間で注目を集めています。
アイオワ大出身選手らしい盤石の基礎技術の持ち主であり、また相手を押し出すパワーが非常に高く、ブルラッシュに対抗できる重い腰と強い下半身を持ち合わせています。アカデミックオールカンファレンスの常連であり、高いフットボールIQからなる戦術理解力も優れています。ただ、スピードのあるエッジラッシャーに対してはキックスライドが追いつかない場面が見られ、また腕の長さがやや短いためOGへの転向が濃厚とされていいますが、将来的なプロボウル選出のポテンシャルを秘めたOGになると期待されています。
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ジェイデン・ロバーツ(アラバマ大)
テキサス州の名門ノースショア高校出身の選手として、当初はアーバン大への進学を予定していましたが、最終的に彼らの最大のライバルであるアラバマ大に進路を変えたジェイデン・ロバーツ(Jaeden Roberts)。下級生時代は層の厚いチーム内で出場機会を待つ下積み時代が続きましたが、2023年シーズンのテキサスA&M大戦で初先発を飾ると、その圧倒的なフィジカルでRBの定位置を確保。2024年、2025年シーズンも主力として活躍し、特に強力なランブロックでアラバマ大のオフェンスを支える大黒柱へと成長しました。
6フィート5インチ(約195センチ)、330パウンド(約149キロ)の巨体から繰り出される規格外のパワーが持ち味。ベンチプレス525パウンド、スクワット805パウンドを記録するほどの怪力で、ブロッキングの破壊力は全米トップクラスです。その一方で、横方向のアジリティの低さとフットワークの重さが難点。スピードのあるパサーラッシャーへの対応や、複雑なスタントへの反応に課題を残しています。NFLではパワーを重視する「ギャップスキーム」や「パワーラン」を採用するチームで真価を発揮するプロトタイプ的なOGと評されており、将来的に先発の座を争えるパワー型のOG言われています。
フィルムブレークダウン動画
その他の候補者たち
ケイラン・ラトレッジ(Keylan Rutledge、ジョージア工科大)
ジェイレン・ファーマー(Jalen Farmer、ケンタッキー大)
ビリー・シュラウス(Billy Schrauth、ノートルダム大)
ボウ・スティーブンス(Beau Stephens、アイオワ大)
アーマジ・リード・アダムス(Ar’maji Reed-Adams、テキサスA&M大)
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