元NFLバッファロービルズのQBであるJ.P.ロスマン(J.P. Losman)がクレムソン大のインターンコーチとしてコーチング道を歩むことが明らかになりました。
現在37歳のロスマンは2004年に総合22位でトゥレーン大からビルズへ入団。この年はイーライ・マニング(元ミシシッピ大、現ニューヨークジャイアンツ)、フィリップ・リバー(元ノースカロライナ州立大、現サンディエゴチャージャーズ)、ベン・ロスリスバーガー(元マイアミ大(オハイオ州)、現ピッツバーグパンサーズ)などのQBを輩出しましたが、残念ながらロスマンは彼らほどの成績を残すことはできませんでした。
ビルズには5年間在籍しましたが戦績は10勝23敗(先発として)、トータル6271パスヤードに33TD、34INTと散々。そして2011年にマイアミドルフィンズでプレーしたのを最後に現役を退いていました。
プロ生活はパッとしませんでしたが、第二の人生としてこれまでの経験を生かしコーチングの世界へと足を踏み入れるわけです。
クレムソン大は過去3年間先発の座を守ったQBデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)がチームを去り、彼の後釜を狙ってケリー・ブライアント(Kelly Bryant)、ゼリック・クーパー(Zerrick Cooper)、ハンター・ジョンソン(Hunter Johnson)の三つ巴の競争が予想されています。ロスマンはインターンではありますが、新QB育成の手助けという大きな課題を背負うことになりそうです。