Big 12カンファレンスの拡張の可能性については以前にも紹介してきましたが、今回この件について現時点での答えが出たようです。
現在10チームで構成されているBig 12ですが、NCAAがカンファレンスチャンピオンシップを行うには最低でも12チームが所属していないとならないというお達しのせいで、カンファレンス優勝決定戦を開催することが出来ませんでした。この事がプレーオフ進出に際し不利に働いていると指摘される事もしばしばで、同カンファレンスはあと2チームを他から引き抜いて総勢12チームとし、レギュラーシーズンの最後にタイトルゲームを行えるように奔走していると噂されてきました。
そして今回オクラホマ大の体育局長であるジョー・キャスティグリオン氏がCBSのインタビューで「この問題は今のところ白紙にもどった」と語りました。
Big 12はすでに2017年度にはタイトルゲームを開催する方向で話を進めていくと発表していましたが、その為には通常ならばあと2チームを見つけてこなければならない訳です。しかしキャスティグリオン氏の発言から推測すると少なくとも正攻法でタイトルゲームを開催させることは断念したことになります。
ただ、これはキャスティグリオン氏独断の意見のようで、正式には7月19日に行われるカンファレンス会議で話し合いがもたれるようです。
カンファレンスコミッショナーのボブ・ボウルスビー氏はこの事に関しては「白紙」とまでは言っていませんから、分かっている事はこの件関してはまだ確実に結論が出ている訳ではなさそうです。数日後のミーティングの行く末が気になるところです。