開催日:12月31日
開催地:キャンピングワールドスタジアム(フロリダ州オーランド)
ルイジアナ州立大 | ルイビル大 | |
7勝4敗 | 戦績 | 9勝3敗 |
28.2 | 平均得点 | 45.3 |
16.3 | 平均失点 | 23.3 |
187.6 | 平均パスYD(攻) | 302.0 |
238.1 | 平均ランYD(攻) | 256.8 |
201.2 | 平均パスYD(守) | 206.3 |
121.8 | 平均ランYD(守) | 110.0 |
D・エトリング 1906YD/9TD/4INT |
QB | L・ジャクソン 3390YD/30TD/9INT |
D・グイース 1249YD/14TD |
RB | L・ジャクソン 1538YD/21TD |
M・ドゥプレ 454YD/3TD |
WR | J・クイック 688YD/6TD |
試合展望
ルイジアナ州立大、そしてルイビル大ともシーズンを迎えるにあたって最大の目標はプレーオフ進出、そしてナショナルタイトル獲得でした。しかし残念ながらそれは叶わず、そんな両校が相見えるのがこのシトラスボウルです。
ルイビル大はQBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)のチームと言っても過言ではありません。すでにご承知の通りフットボール界の最高峰のアワードであるハイズマントロフィーを獲得したジャクソンの今シーズンはスペシャルだらけ。今季通算51TD(パスで30TD、足で21TD)を稼ぎルイビル大を一人で牽引してきました。が、といってもやはり一人で試合に勝てるはずは無く、彼の活躍は強固なオフェンシブラインの存在なくしてあり得なかった事です。そのオフェンシブラインはシーズン終盤に少々弱さを露呈し、ケンタッキー大とヒューストン大に敗戦する一因となってしまいました。
投げるだけでなく走れるジャクソンは足でも1538ヤードを稼ぐほどのプレーヤーで、QBであるにも関わらずチームのリーディングラッシャーとなりました。その彼の「バックアップ」として支えるRBはブランドン・ラドクリフ(Brandon Radcliff)。シーズン中6TDを含む877ランヤードを記録しました。
ジャクソンが全く関わらないディフェンス陣もまずまずのユニットでトータルディフェンスでは全米11位となる記録を保持しています。
一方のルイジアナ州立大はシーズン途中にレス・マイルズ(Les Miles)監督が解雇。後を継いだエド・オルジェロン(Ed Orgeron)氏はシーズン終盤に正式な監督に任命されました。前半負けが込んだことがマイルズ監督解雇の引き金となったのですが、オルジェロン監督が引き継いでからは自体は好転。しかしそれでもフロリダ大とアラバマ大に敗れシーズン前の予想とはかけ離れた結果となってしまいました。
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ルイジアナ州立大不調の一番の理由はQBプレーにあると言えます。開幕時先発QBだったブランドン・ハリス(Brandon Harris)は途中でその先発の座をダニー・エトリング(Danny Etling)にとって代えられてしまいますが、エトリングもさして大した活躍をした訳ではありませんでした。QB陣が不調と言う事は彼らからパスと受け取るWR陣もそのポテンシャルを活かすことが出来なかった訳ですが、不幸中の幸いなのはRB陣が健在だった事です。レナード・フォーネット(Leonard Fournette)とダリウス・グイース(Derius Guice)という優秀なRBが居たのは強みでしたが、残念ながらハイズマントロフィー候補とも謳われたフォーネットはシーズンの半分を足首の怪我で欠場。そしてNFLドラフト入りを表明した彼はそれに備えるため今回のシトラスボウルを欠場する事を表明しています。
オフェンスに反してディフェンスは全米でもトップレベルを固持。ランディフェンスは全米19位、パスディフェンスは29位、トータルディフェンスでは14位と相手オフェンスにとって彼らはまさに鉄壁です。フロントセブンにバックフィールドと駒が揃っており、ルイビル大のジャクソンにとっては大きな壁となって立ちはだかる事でしょう。
見どころはジャクソンとルイジアナ州立大ディフェンスとの対決です。ジャクソンがオフェンスの核である事は誰の目から見ても明らかですから、ルイジアナ州立大ディフェンスは全力で彼を止めにかかる事でしょうが、「言うは易く行なうは難し」と昔から言ったもので本当にそれを成すことが出来るかは始まってみないと分かりません。
ハイズマントロフィー受賞者たちはこれまでボウルゲームで苦戦してきたというトレンドがあります。ジャクソンは唯一無二の存在である事は確かですが、ハイズマントロフィーを獲得してしまいモチベーションがそこで途切れてしまうという可能性もあります。ルイジアナ州立大の新監督であるオルジェロン氏は選手達を鼓舞するのに長けているという印象を受けます。7勝4敗という彼らにとって残念となった今シーズンですが、夢のルイジアナ州立大の監督に就任したオルジェロン氏はチームの指揮を高め続けこのボウルゲームに備える事が出来るような気が(勝手ではありますが)します。
AGS予想勝者
ルイジアナ州立大