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2021年度チームプレビュー
Clemson Tigers
Clemson
Tigers
クレムソン大タイガース
9/4
georgia-logo-150
ジョージア大 
@シャーロット
9/11
south-carolina-state_50
vs サウスカロライナ州立大
9/18
vs ジョージア工科大
9/25
@ ノースカロライナ州立大
10/2
vs ボストンカレッジ
10/15
@ シラキュース大
10/23
@ ピッツバーグ大
10/30
vs フロリダ州立大
11/6
@ ルイビル大
11/13
uconn25
コネチカット大
11/20
vs ウェイクフォレスト大
11/27
@ サウスカロライナ大
ウェイクフォレスト大
W, 37-13
シタデル
W, 49-0
バージニア大
W, 41-23
miami-fl-logo-25
マイアミ大
W, 42-17
ジョージア工科大
W, 73-7
シラキュース大
W, 47-21
ボストンカレッジ
W, 34-28
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ノートルダム大
L, 40-47
ピッツバーグ大
W, 52-17
バージニア工科大
W, 45-10
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ノートルダム大(ACC)
W, 34-10
オハイオ州立大
オハイオ州立大 (CFP)
L, 28-49
シーズン
総合
ACC
2020
10-2
8-1
2019
14-1
8-0
2018
15-0
8-0
2017
12-2
7-1
2016
14−1
7-1
2015
14-1
8-0
2014
10-3
6-2
2013
11-2
7-1
2012
11-2
7-1
2011
10-4
7-1
*赤字はナショナルチャンピオン、青字はカンファレンスチャンピオン

所在地
サウスカロライナ州クレムソン市
所属カンファレンス
ACC(アトランティック地区)
ホームスタジア
メモリアルスタジアム
通算戦績
768勝462敗45分け
通算ボウルゲーム戦績
24勝20敗
ヘッドコーチ
ダボ・スウィニー
140勝33敗(15年目)
140勝33敗(生涯通算)
前回全米優勝年度
2018年度
前回ACC優勝年度
2020年度
前回ボウルゲーム出場年度
2020年度(CFP)

見どころ

10年に一人の逸材とも言われたQBトレヴァー・ローレンス(Trevor Lawrence)がついにチームを去り、当然新チームへの注目はこのポジションに集まります。果たしてローレンスほどの逸材が抜けた穴を埋めることができるのか、と。

しかし思い返せばクレムソン大にはかつてデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)という超大学級のQBが在籍し、彼の元で2016年にはナショナルタイトルを獲得するまでに至りました。そしてその彼の抜けた後にチームを任されたのがローレンスであり(2017年度はケリー・ブライアンのチームでしたが)、すでにスターQBが抜けた後でも力を失うことなく結果を残してきたという経験を経ています。

そしてそれは今年に関しても同じこと。ローレンスの後継者であるD.J.ウイアンガラレイ(D.J. Uiagalelei)は若干2年生ではありますが、彼の素質は本物です。それは彼が昨年先発出場したノートルダム大戦で証明済み。体格、投力、分析力、ポケット内での落ち着きはすでにベテランの風格すら見え隠れしました。その試合だけを見てもローレンスが去った後のクレムソン大オフェンスは安泰だと確信できたほどです。

WR陣はというと昨NFLドラフトでアマリ・ロジャース(Amari Rodgers)とコーネル・パウウェル(Cornell Powell)がプロ入りを果たし、彼らの穴をどう埋めるのかが気になる所。2018年度にナショナルタイトルを獲得した際に大活躍したジャスティン・ロス(Justyn Ross)は首の怪我の影響で昨シーズンを丸々棒に振り、今季もどれだけの状態で戻ってこれるのか分かっていません。

しかしながらE.J.ウィリアムス(E.J. Williams)、フランク・ラドソン(Frank Ladson)、ジョセフ・ヌガタ(Joseph Ngata)という長身のWRが次世代のレシーバーとして期待されますし、また昨年の先発TEブレイデン・ガロウェイ(Braden Galloway)も健在。このあたりは戦力低下の心配はさして無さそうです。

ただRBでは昨年まで4年間チームの大黒柱として走りまくったトラヴィス・エティエン(Travis Etienne)もローレンスとともにジャクソンビルジャガーズ入りを果たし、彼の後を継ぐRBが誰になるかが気になるところです。OLは安定していますのでランゲームの良し悪しはエティエンの後釜次第というところでしょうか。その大役はリンジェイ・ディクソン(Lyn-J Dixon)が担うと予想されています。

昨年のディフェンス陣は多くの怪我に悩まされました。それにも関わらずACC内ではトップとなる失点数を記録し、持ち前のディフェンス力の高さを見せつけました。それもこれもディフェンシブコーディネーターのブレント・ヴェナブルズ(Brent Venables)氏の手腕によるところが高いのですが、11人中9人のディフェンダーが昨年のチームから残留する事となっておりこれは大きな強みです。

その中でも精神的な柱であるLBジェームス・スカルスキ(James Skalski)が再びチームに戻ってくるのは朗報。オハイオ州立大とのCFPセミファイナル戦では不運なターゲッティングの反則を食らって途中退場を余儀なくされましたが、大学生活最後となる2021年度シーズンでその雪辱に燃えていることでしょう。

===

アラバマ大ほどまでとはいかないまでもリクルーティングで層の厚さが増してきているクレムソン大。オフェンスではランゲームの構築、ディフェンスでは昨年のようにけが人が続出しなければACCの7連覇はもとより7年連続のCFP(カレッジフットボールプレーオフ)進出も夢ではありません。


スケジュール

今年の開幕戦はSEC(サウスイースタンカンファレンス)の強豪・ジョージア大と激突。彼らはキャンパス同士が70マイル(約112キロ)しか離れていなことから長いことライバル関係にありましたが、2014年以来対戦が途切れており今回の対戦はライバル関係復活ということで非常に注目が集まります。

対戦成績は41勝18敗4分けとジョージア大が大きく差をつけていますが、最後に対戦した2014年からクレムソン大は大きく飛躍しており、この対戦はどちらに転んでもおかしくありません。

しかしその他を見てみるとACC内のマッチアップにおいてクレムソン大に楯突くことができるチームは見当たりません。今年もACCタイトル7連覇を達成する可能性は極めて高く、そうなれば彼らのCFP進出もほぼ手中に入れたも同然です。

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