カレッジフットボール界を代表する歴史あるチーム、ミシガン大とノートルダム大。ノートルダム大はどのカンファレンスにも属さない独立校、ミシガン大はBig Tenカンファレンス所属と戦う土壌は違うものの、ライバル校同士として長い間毎年対戦し続けてきました。が、2014年にそのトラディションに終止符が打たれ、ファンにとっては寂しい限りとなっていましたが・・・。
ライバルゲーム復活の声が上がるなか、このビッグライバリーが復活する機運が高まっているようです。
「長いカレッジフットボールの歴史上、このライバル関係はとても良好なものでした。実際私が現役時代にプレーした時もそれは素晴らしいものでした。」と語ったのはミシガン大体育局長(AD)のワード・マニュエル(Warde Manuel)氏。
「もし近い将来この意義あるライバルゲームが復活する可能性があるのならば、私としては前向きに検討したい。ミシガン大とノートルダム大のライバリーは我々だけでなくカレッジフットボール界全体においても大変大きな意味を持っているからです。」
この2チームが最後に対戦したのは2年前。ノートルダム大ADジャック・スワービック(Jack Swarbick)氏がこのライバル関係を凍結すると表明したのが2012年。しかしそれから4年経たない間に早くもゲームの復活を望む声が大きくなっていったのです。両チームのヘッドコーチ、ジム・ハーボー(Jim Harbaugh)、ブライアン・ケリー(Brian Kelly)両監督もそれに同調しています。
マニュエル氏の前任ADだったデイブ・ブランドン(Dave Brandon)は退任以前にすでに2018年から2026年までのホームスケジュールを固めてしまいましたが、マニュエル氏はスケジュールを改変してノートルダム大戦に当てることは可能だとしています。
これまで両チームは1887年以来42回対戦していますが、対戦成績は24勝17敗1分けでミシガン大がリードしています。特に2002年から2014年までは毎年試合が開催されていました。どちらのチームもトラディションに富んだチーム。また両チームともスランプを乗り越えて急上昇中のチームなだけあり、このライバリーゲームが復活すればカレッジフットボール界においても良い活性剤となってくれるでしょう。